2015.04.19

マテ貝掘りに行って来たんですよ。

北九州に転勤を命じられてから、かれこれ今年で8年目になります。
転勤して最初に嬉しかったこと、それは”マテ貝が普通に魚屋さんで売っていたこと”なのです。
マテ貝、この奇妙に長細い二枚貝は、私が以前住んでいた関東地方では比較的珍しく、居酒屋でも二度しか見かけたことが無い(一回目は秋葉原の老舗「赤津加」二回目は貝料理をメインとした別のお店)のです。
しかしその数少ない経験において、マテ貝は独特の食感とかすかな苦味によって私の心を既にとりこにしていたのでした。

そんなマテ貝が北九州では魚屋さんで普通に売っている。それどころか”マテ貝掘り”と言って、素人が砂浜で採取できるというのですから驚きです。
アサリを中心とした一般的な潮干狩りとは区別して、わざわざ”マテ貝掘り”という独立した種目になっている点にも心を惹かれます。

毎年春のこの時期、早い時間の居酒屋のカウンターなどで、同伴出勤と思われるスナックのオネーチャンが、
「アタシさぁ、来週マテ貝掘り行くッチャー」
とか話している光景も珍しくないのです。

当然私も”マテ貝掘り”にチャレンジしたかったのですが、いざやろうとするとなかなか情報が無い。
やっと見つけた場所にも、
「近年、貝が減少しているため、向こう三年間潮干狩り、マテ貝掘りは禁止します。○○漁協」
みたいな看板が設置されているなどして難航していたのでした。

そんなある日、取引先のKさんが、

「FUKAWAさん、K地区のN社の工場の隣に、広い砂浜があるの知ってます?あそこでマテ貝がかなり獲れるんですよ!しかも漁協が権利を放棄しているのでタダなんですよ!」

と耳打ちしてくれたのです。
釣り好きでもあるKさんの情報であれば間違いなしということで、大潮の干潮にあわせてマテ貝掘りに挑戦してきました。

現場に到着すると、ものすごい数の車が停まっています。しかし工業団地内の広い道路で駐車禁止の規制もないため心配なし。

車の数は多いものの、砂浜が広大なので人混み感はありません。

これがいいんだよなぁ~、北九州って。

車で少し走ればちゃんとした自然があって、かなりの人気スポットであっても関東みたいに人人人・・・ということはまず無い。
ゆっくりと遊ぶことが出来るのです。

1_2砂浜に降り立ち辺りを見回すとと、予想通り人々は沖の方に集まっています。

沖に向かって歩くこと数分。

途中で何度か砂を掘り返しますが、なかなかマテ貝の穴を見つけることが出来ません。
更に沖へと向かい、地元のベテランらしきオバチャンが掘りはじめている辺りでコチラも彫ってみます。
干潮で露出した砂の表面を鍬でサクッと削ると、直径3mmくらいの小さな穴を発見。
そこに塩を少々ふりかけると、中から少量の海水が出てきました。

生命反応有り!

しばらく待つと、マテ貝がニョキッと登場。

2貝殻まで十分に突き出たところで、根元をグイッとつまみ、砂の中で粘るマテ貝をグググッと引っこ抜きます。

ヨシッ、獲れた!

こんな感じで徐々に沖へと移動しながら、マテ貝を捕獲していきます。
アサリを対象とした潮干狩りでは、とにかくザクザクと掘って獲物を掘り出すわけですが、マテ貝掘りの場合は穴を見つけてからの駆け引きがオモシロイ。
ピュッと出たかと思うと引っ込んでしまい、なかなか出てこないヤツがいるかと思うと、しばらく放置した穴からコンニチワしているヤツもいる。
十分に突出した状態でしっかりと貝殻部分をつままないと身がちぎれてしまいます。

350初めてのマテ貝掘りですが、徐々にコツをつかんで、時には両手で同時につまみあげるエキサイティングな場面もありました。
最終的に3時間弱の時間で50匹ほど獲ることが出来ました。

満足満足。

というワケで、本日わかったマテ貝掘りのコツ。

◆必ず鍬(クワ)を持っていく。

移植ゴテやその他の小さな道具では、一度に削ることのできる砂の面積が小さくて非効率です。
ただし畑を耕すちゃんとした鍬だと重いので、左官屋さんが舟(四角い箱)でセメントを混ぜるのに使う薄いステンレス製の物がお勧めです。

◆地元のベテランを観察する。

マテ貝は砂浜全体に均一に分布しておらず、いるところにはたくさんいるのに、いないところにはほとんどいません。そんなときファミリーではなく、一人または夫婦で来ている地元のオッチャン、オバチャンの動きを観察すると、マテ貝のいる場所のヒントをつかめます。
やたらとザクザク削っている人より、既に穴を見つけてマテ貝が出てくるのをじっと待っている人とか、オリジナルの道具を持っているような人がオススメです。

◆削ったらしばらく待つ。

表面を削ると、すぐにマテ貝の穴が見つかることもあります。しかしそのまましばらく待つと砂の表面に海水が染み出してきて、それまで目視では気が付かなかった小さな穴から気泡が出てきたり、削ったことにより砂で塞がれていた穴が水分で崩れて再び口を開けたりします。
片っ端から塩をふりかければ、マテ貝がニョキニョキと・・・。

さて、この後は獲ってきたマテ貝を調理して、ベランダカウンターでいただくとしましょう。

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2015.01.02

2015年 元旦のお酒。

小雪の舞う寒さで向かえた2015年の元旦。
最近の年末年始はテレビから大型時代劇が姿を消してしまい、従って家にいてもすることが無い。
そこで午前中はボルダリング。ジムへ行ってみると元旦からそれなりに人が入っていました。
一汗流してから家に帰ると早速お酒の準備。

新年最初のお酒は大切です

0_2この日はなにしろ寒いので、ツマミは湯豆腐にすることにしました。
湯豆腐セットと食材を準備。

1_2昨年読んだ池波正太郎の本に、「湯豆腐を作るときは、薄く切った大根を入れると豆腐がふっくらとする」と書いてあったのを思い出し、早速マネをしてみることにしました。


3_2湯豆腐が出来上がるまでの間、まずはプレミアムモルツで準備運動です。最近手に入れた専用グラス(缶の6本パックを買うと付いてくる←こういうのに弱い)の性能はボチボチといったところか・・・。

5そうこうしているうちに茹ってきた豆腐。これを専用の道具(この道具が、この湯豆腐セット購入を決心させました)ですくいます。



6_2オッ!確かにいつもよりプルルンとしている感じがする。




7お酒はまずは伯楽星の純米吟醸・雄町を冷酒で・・・。

んー、イイ。アツアツの豆腐に絡めたポン酢の酸味を、冷たい日本酒がスルッと流してくれます。

9続いては先ほどの伯楽星をぬる燗に。
正月らしく富士山の柄が描かれた盃でいただきます。
日本酒をいろいろな温度で楽しむことは、そのお酒の持つ隠された魅力をひも解いていくようで実に楽しいのです。
ぬる燗になった伯楽星は雄町の力強さを優しく引き出していて、何杯でも呑めそうなツルリとした呑み心地です。

好きなお酒をお気に入りの酒器でいただく。

あぁ~幸せ。

10しばらく至福の時間を過ごし、豆腐が終わりかけたところで登場するのはアワビ
正月ならではの豪華食材です。コイツを熱した鉄鍋の上に置き、軽く火が通った頃取り出してパクリ。
味付けは単純に醤油のみですが、熱が入って超レアになったアワビ。十分に美味しい。
13お酒は羽前白梅・山廃・純米吟醸をこれまたぬる燗で。

うわぁ~、なんだこのお酒。
いい味出しまくりで、糸を引くように香っている。


このお酒が燗でも冷酒でもウマイのは知っていたけれど、いつも以上にウマさを感じるのは、アワビのお陰か、寒させいか、あるいは平成22年BYであるからか・・・。

そんなどうでも良いことに考察をめぐらせつつ、アワビの肝の軽い苦味を燗酒でグイッと流し込む。

最高に幸せな正月なのでした。
アワビ、もう一つ買っておけばよかった・・・

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2014.08.15

お盆の長旅その2 仙台

今回の帰省ではたまたま日程が仕事と重なったため、小倉~新大阪間の交通費は会社の経費でまかなわれています。
その浮いた交通費を東京~仙台間へと投入したのです。

ホテルに到着し荷物を降ろすと、懐かしの仙台の街へと歩き出します。
久々に訪れた仙台。ウワサには聞いていましたが、震災の復興関連で人が集まっているためかなりの賑わいです。
九州へ転勤する前はほぼ毎月訪れていましたが、その前後から小さな横丁の再開発なども始まっていただけに、いまはどうなっているのか少し心配です。

2あったあった、文化横丁
照明の明るいアーケードから一歩入ると、薄暗い横丁には昔と同じで味わい深い感じのお店が連なっています。「月のうさぎ」「高山酒場」そして「源氏」。記憶の中に閉じ込められていたお店たちは、大部分が昔と変わらず看板を掲げています。なつかしいなぁ~。

一安心したら一番の繁華街である国分町方面へと向かいます。
夜の街も相当な人出ですが、ネオン街の看板を見ている間に昔の土地勘も戻ってきました。
Photoひとまず虎屋横丁と稲荷小路の交差点へと到着。
国分町のランドマークといえば、この交差点か凱旋門ビルでしょう。
交差点からすぐ近くに、今回お目当てのお店である「BAR THE ROTHKO」があります。
以前は文化横丁の地下にあって、いわゆる隠れ家的な要素のあるお店だったのですが、ビルの三階に移転したということはおそらく雰囲気も少し変わっているかもしれません。

エレベーターを降りるとガラスの扉。
その扉を開けると、早速マスターのMさんが出迎えてくれました。

マ:「オーッ、FUKAWAさん待ってましたよ。」

私:「久しぶりですね、六年ぶりかなぁ。」

Photo_2まずは”ジン・トニック”をお願いして店内を見渡します。
スタイリッシュなカウンターと照明。早い時間帯であるためか、他のお客さんはいません。

私:「ビルの三階のお店らしい雰囲気ですね。」

マ:「まぁネ、最初はいろいろ言うお客さんもいましたけれど。」

東北最大の歓楽街である国分町のど真ん中で、Mさんは理想のお店を具現化したのだろう。出世したMさんとお店に、胸の中で拍手です。

続いて”ホワイトレディー”をお願いすると、シェイカーを耳に近づけて音を聞き分けながらのシェイク。そのスタイルは昔と同じで変わっていない。
会話の中でも、「まぁ大人がお酒を飲みに来る所ですからね。その辺はお互いわかってもらわないと。」とか「自分、組織とか苦手なんッスよ」と、考え方も昔とちっとも変わっていない。

2_2ひとしきりおしゃべりした後、”雪国”をお願いすると、見たことがあるようなグラスが・・・

私:「銀座のモーリバーみたいなグラスですね。」

マ:「そうです、毛利さんところのオリジナル。自分は通販で買いましたけど(笑)」

私:(笑)

Photo_3久々に訪れた仙台の街。
最後はこれまたあのころと同じく、「姫らーめん」で〆たのでした。(そして今回もまた、なぜ”姫”なのかを聞くのを忘れてしまったのでした)



Photo_4追伸
翌日は仙台のボルダリングジムでひと汗流して、ようやく実家へと向かったのでした。

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2014.08.14

お盆の長旅その1 東京

今回の帰省は、まず仕事がらみの出張があり、そのまま実家に戻るという交通費節約コースです。

1日目:小倉→徳山→倉敷
2日目:倉敷→大阪(ココまで仕事)→東京
3日目:東京→仙台
4日目:仙台→実家(神奈川)

という行程で、JRは西日本・東海・東日本が混合し、途中でレンタカーも借りるという本格的な出張&帰省。
昔はこの程度の出張の段取りはホイホイと組んでいたのですが、久々ということもありキップやホテルの予約を何度も確認。
少々ドキドキしながらの出発となりました。

一夜目、初の宿泊で期待していた倉敷は運悪くガッカリ。
一軒目に飛び込みで入った居酒屋は、この夜たまたまだと思うのですが異様に声の大きい団体客が入っており落ち着かず、二軒目に目指したバーも、接客面がどうもいまひとつ。期待はもろくも崩れ去ったのでした。

Photoいろいろワケありな感じなネーミングの、古い商店街を発見したのが唯一の救いです。





気を取り直して翌日は倉敷から大阪、そして東京へ移動し、馴染みのバーを二軒定期訪問。
十分に満足してカプセルホテルへと転がり込んだのでした。

Photo_2翌朝目覚めると、生暖かい風の中向かったのは「眠庵
カウンター席へうながされると、まずは”ハートランド”と”牛肉と大根のバーボン煮”を注文。
小さめのコップでグイッと飲むと、ハートランドの切れがのどを潤してくれます。
準備運動が済んだら”自家製お豆腐”を注文。
自家製のお豆腐は出来立てホヤホヤの温かいのも良いですが、この日のように冷えて少し締まったのもヨロシイ。お酒はこのお店の主軸である”喜久酔 普通酒”で、気分は東京勤務時代へとタイムスリップです。

お豆腐をチビチビやりながら、お酒は二杯目の”小夜衣 純米吟醸”へと移行。
スッキリしてのど越しのよいお酒が、山奥の小さな滝のようにスルスルと胃袋へ流れ落ちます。
Photo_3お次は”イカ(小)”をお願いし、合わせるのは”杉錦 純米吟醸無濾過生原酒”この日のイカにはいつも以上にワタが入っていて、切れ目からジュクジュクと溢れ出てくるほどです。それを日本酒でキュッと流す。

たまんねぇ~。

濃厚なイカのワタは、口の中に軽い痺れをもたらしますが、舌の痺れを癒すように日本酒がしみ込んできます。
Photo_4最後に盛り蕎麦の”二種盛り”をお願いし、産地の違う御蕎麦の香りをクンクンと嗅ぎ、

「眠庵だなぁ~」

と極めて当たり前な感慨に浸ります。
時刻は二時半。
お店も少し暇になってきたところで、店主のYさんと話でもしようかと思いましたが、今回はここで終了。
本格的に酔っ払わないうちに仙台へと向かったのでした。

※お酒の細かいグレードは一部忘れてしまったので不正確です。

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2014.06.22

ジュースミキサーを修理したんですよ。

Photo我が家のジュースミキサー。
ミキサー内を真空にしてから撹拌し、保存容器内も真空にすることで、素材の鮮度を保つことが出来る優れものです。
お酒ばかり飲んでいてはいけないと思い購入したこの真空ジュースミキサー。
これで作るフレッシュジュースはさすがに美味しく、高満足度で使い続けていました。
しかし購入から3ヵ月後、エラーメッセージが出るようになり、肝心の「真空」の機能が使えなくなってしまいました。
撹拌する機能だけであれば使えるし、真空ポンプが動いている”ブーーーン”という音も聞こえてくる。
しかし容器をセットして「真空保存」のボタンを押しても、容器内部が負圧にならないのです。
ということで故障の原因は以下の3つが考えられます。

1.真空引きするラインに漏れがある。
2.真空引きするラインが詰まっている。
3.プログラムや電子回路に問題が起きている。

「1」はチューブが外れているとかパッキンが痛んでいるなどが想定され、自分で修理できそうです。
「2」はチューブ内の詰まりであれば修理できそうですが、詰まりの箇所がポンプ内部だと厳しそうです。
「3」であればお手上げ、自分では修理できないでしょう。

ということで早速分解開始。
Photo_2まずは容器と本体を接続するクビの部分を分解してみます。

すると早速異常を発見。

チューブ内が汚れているではありませんか。
この真空ジュースミキサーは、真空引きの際に材料が吸い込まれないように、容器のフタ側にキャップを取り付けて使うのですが、何度かキャップを付け忘れて動かしたことがあります。
この付着物はそのときに吸い込まれた液体の一部に違いありません。
この部分ではチューブが詰まるほどの付着はありませんが、故障原因のヒントは得られました。
次はいよい本体の分解です。
Photo_3本体底部のビスを外すと、底部がガバッと外れました。
内部には電子基盤と、駆動系の部品。
まずはベルトを外さないと、先程のチューブの続きへはアクセスできないのですが、このベルトがなかなか頑丈で、伸びないようにゴムの中に糸が入っているようです。
結局プーリーを取り外さなければベルトは外れず、回転軸からプーリーを外すのはやや難航しました(分解に夢中で写真を撮り忘れました)

駆動系の部品をゴッソリと引っ張り出すと、首の部分から真空ポンプまで、先程のビニールチューブがつながっています。
よく観察するとチューブが真空ポンプに接続される部分には、チューブ内にフィルターらしきものが入っており、真空ポンプ内への異物混入を防いでいるようです。
チューブ内は思ったほど汚れていませんが、よくよく見るとチューブの一部が折れ曲がっており、その部分が閉塞しているように見えます。
Photo_4チューブの長さは余裕があり、本来はらせん状に収納されているようですが、その一部が折れ曲がり、空気の流れが悪くなったところに吸い込まれた液体の一部が付着、結果として完全に閉塞してしまったようです。 

チューブを完全に取り出すには、本体上部を分解する必要がありますが、この部分は分解が難しい(分解・修理することを前提とした構造になっていない)ので、ここまでの状態でこの閉塞を解消しなければなりません。

そこでまず、チューブを数センチ切って短くすることにしました。
チューブの長さに余裕があるのは、その方が組み立てやすいからだと思いますが、長すぎると折れ曲がることになります(極端に言えば余裕がまったく無ければ折れ曲がることはできない)。
切ったチューブの内部と、ポンプ入り口のフィルターは消毒用アルコールで洗浄します。
更にチューブをポンプに接続する際に、曲がってクセのついた方向とは逆方向へねじった状態で接続しました。

Photo_5電気的なショートを起こさないように、アルコールが完全に乾くのを待って再度全体を組み立てます。
そしてまずは容器に水を入れて試運転。

ブーーーーーンという真空ポンプの動作音。
そして撹拌。

動作終了後に容器を取り外すと、

プシューーーッ

と空気が吸い込まれる音。
内部が真空になっていた証拠。
これでまた美味しいフレッシュジュースを飲むことができます。happy01

※電気製品の分解・修理はあくまでも自己責任で行ってください。

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2014.05.18

晴れのちビール 鰻屋でゆっくりと

今日は後輩のNをさそってボルダリング。
二時間以上汗をかいて、疲労で指や腕が使いものにならなくなったところで、どちらからともなく、

「行くかっ!」

という流れとなり、昼の街へと繰り出しました。
とは言え時刻はまだ昼の3時。そのうえ日曜日ということでほとんどのお店が休みか開店前です。

んー、こういうときは・・・。

ということで鳥町食堂街の鰻屋さん「川淀」へと向かいます。

ガラガラ・・・

と引き戸を開けようかと思ったら、この時期ならではの外の空気を取り入れるために既に半分ほど開いている引き戸。
覗き込むと地元の常連さんらしき人が、独りカウンターで飲んでいます。

いいねぇ~、この感じ。

私:「二人です。」

ご主人:「どうぞ、お二階へ。」

狭い階段を上ると、小さな白木のテーブルが数台並んだ静かな空間。

「鰻というのは注文を受けてからさばくんだよ。それで出てくるまで時間が掛かるから、最初にお酒とツマミになる一品モノを頼んでおくのさ。」

と、後輩Nに講釈をたれ、

まずは、「”ヱビスのビンビール”に”板ワサ”それから”うざく”と”う巻き”、最後に”鰻丼(上)”をお願いします。」と注文。
まもなく到着したビールで喉を潤します。

クゥ~、旨いっ!

それにしても昼間から飲むビール、特に天気が晴れの日のビールはなぜここまで旨いのか・・・。

Photoほぼ同時に到着した”うざく”をツマミながら、幸せなひとときをジックリと味わいます。

店内を見回せば、狭いながらも落ち着いた空間。
固く絞られた布巾で毎日拭かれてきたであろう、角の丸くなった白木のテーブルが、六十年というこのお店の歴史を感じさせます。

到着した”板ワサ”を見て、

「カマボコのことだったんスか?」

と聞いてきた後輩Nに、

「カマボコは板にくっ付いているだろ、その板だよ。」

と、不確かなウンチクを披露しつつ、ビールをお変わり。

Photo_2メインの鰻丼は、流石に専門店の味わい。
鰻の表面の軽いパリッと感に、納得の満足感が込み上げてきます。

こういう休日、正しいよなぁ・・・。

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2014.01.03

正月早々、カセットコンロの修理です。

約半年前に購入したカセットコンロ。
炎の出方がトルネード状になるように工夫されていて、通常のタイプより燃費が良いといううたい文句に惹かれて購入しました。
実際に使ってみると、それまで使っていたタイプと比較して明らかにお湯の沸くのが早い。

「これは良いものを買ったぞ。」

と思っていた矢先、着火・消火・火力調整のためのツマミが割れてしまいました。

それまで使っていたものは5年も使っていて壊れなかったのに、なんだかなぁ・・・。

確かに今度のタイプは着火時にツマミを回す際に、以前のものより強い力が必要だったのですが、よく見ると部品としてのツマミは全部樹脂で出来ており、そのため一番応力のかかる軸が挿入されていた部分が強度不足で割れてしまったのです。

1 しばらくはツマミの軸をペンチでつかんで回していましたが、微妙な火力調整はできないし、そもそもかなりやりづらい。
代わりになる部品をWEBで探してみましたが、サイズの小さいものばかりで良いものが見つかりませんでした。
ガスが来ていないマンションでの一人暮らしには重要なアイテムであるカセットコンロ。
これの故障をいつまでも放置しておくわけにはいきません。

そこで年末年始に帰省する機会を利用して、使えそうな部品を調達することにしました。

向かったのは秋葉原の電気街にあるパーツ専門店。
さすがに秋葉原だけあって、あらゆる電気製品・オーディオ機器・計測器用のツマミ類がたくさん売られており、形状・大きさ・材質も様々。こういうツマミ類だけでも数十種類見つけることが可能でした。

当初、材質はアルミニウム製を予定していましたが、探した限りではアルミ製のものは外周部分に滑り止めの細い溝が入った、オーディオ機器用と思われるものがほとんど。つまり強い力で回すには不向きな形状です。
次に探したのは、昔のテレビのチャンネルみたいに、ツマミの断面形状が凸状になっているもの。しかしこれも現代では意外に少なく、そのうえ直径の大きなものはあまりありませんでした。
2 そして行き着いたのが写真のタイプ。直径は約40mmで、外周部は凸凹に加工されており、大きさも形状も強い力で回すのに適していそうです。
全体はフェノールと思われる樹脂でできていますが、中心の軸を挿す部分は金属製です。挿入した後軸を固定するためのねじも90度角で2本付いてお3 り、しっかりと固定できそうです。

で、北九州に帰ってきて早速装着。

サイズ的にはバッチリとフィット。予想通り使用感も良い。
フェイス部分だけ凸形状だと出っ張り部分を親指と人差し指でつまんで回すことになりますが、外周部がこの形状だと親指、人差し指、中指で全体を握り込むようなかたちで回せるので力が入りやすいのです。
4直径が大きい分、弱い力での微妙な火力調整も楽にできます。そして装着してから気が付いたのですが。黒とシルバーのカラーリングもコンロ本体の色とマッチしています。

さて、無事に修理も終えたことだし、今夜は牡蠣鍋でもつくりますか・・・

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2013.11.17

健康診断

Photo酒飲みブログにありがちな健康診断の結果報告です。

なんと今回は「要精密検査」
さすがの私もちょこっとだけショックを受けたのです。
早速、受診した医療機関へ電話してみました。

私:あの~、実は先日の健康診断の結果として、「要精密検査」になってしまいまして・・・。

医:FUKAWAさんですよね。え~っと。フムフム。

医:FUKAWAさんの場合、肝臓とコレステロールですね。

私:ええ、そうです。γ-GTが120です。

医:このような場合ですねぇ、何度検査してもだいたい同じですよ。結果が。

私:はぁ・・・。しかし一応会社の方から再検査の場合必ず受けろと・・・。

医:どうしてもとおっしゃるのであれば、内科を紹介したり、当方の先生と面談してもらうとかありますけれど・・・。同じですよ、結果は。

私:確かにまぁ同じなんでしょうけれど・・・。

医療機関担当者の方の、あまりにもメンドクサそうな、理路整然とした対応に閉口しつつも、これ以上論争しても勝ち目が無さそうなので、気を取り直して来年度の健康診断に向かって対策を練ることにしたのでした。

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2013.11.11

マイシューズ購入

Photoボルダリングを始めてほぼ1ヶ月、ついにマイシューズを購入してしまいました。
この間週2回のペースで(それ以上は指の筋肉を傷めるのでムリ)ジムに通い、極簡単なレベルから始め、その後5級、4級レベルを順次制覇。
現在は3級に挑戦しています。

しかしこの3級がキツイし難しい。
思えば6級から5級への段階もかなりハードルが高かった。
なぜならば6級までは手で掴むホールド(プラスチックで出来た模擬の岩)のみが決められており、足はどのホールドに載せても良いのです。
従って足の力で、フンガーッ!っと体を持ち上げて、上にあるホールドを手で掴む方式である程度クリアできるのです。
ところが5級になると一転、足を載せるホールドも規定されるので自由度がガクンと下がります。
都合の良いホールドに足を載せられないだけでなく、決められたホールドに載せるために手でぶらさがっている時間が増えるのです。
しかしそれも、重心を移動させるコツを掴んでどうにかクリア。
その上の4級に関しても、ムーブという技術のある程度の上達と、上に見えるホールドをガッチリ掴む技術を鍛えることでクリアできるようになってきました。

3しかし3級挑戦に至って見事に跳ね返されています。
ルートのキモになると思われる所で、次のホールドが遠すぎるっ!
手が届かなければ足を・・・と思いますが、足が掛からなかったり、掛かっても又裂き状態でそこから何も出来なかったり・・・。

そして結局はウレタンマットの上に落下。

購入したマイシューズでいくらか解決できるかと思いましたが、何点かヒントを得ただけでなかなか前進できません。

ジムの店長から、

「FUKAWAさん、いいシューズ買ったじゃないですか!」

と話しかけられ、どう応えてよいか戸惑う今日この頃なのです。

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2013.10.31

風邪をひいて、健康になった気分。

んー体の節々が痛い。
そんな気分で仕事を終えたある日。たまには(健康診断の前を除いては年に一回くらい)家にまっすぐ帰ることにしてみました。
そして翌朝、節々はますます痛いし熱っぽい、そして喉も痛い。

だめだこりゃ。shock

ということで会社に電話。風邪で休むことにしたのです。

「風邪なんていうものは病院なんぞへ行かなくても、薬を飲んで家で寝ていれば治るのだ。」

という家訓を思い出し、早速薬を探したのですが見つかりません。

そう言えば少し前にいくつか薬のビンを見つけたものの、

「ビンに書いてある文字が小さくて読めん!これじゃあ飲むのが食前なのか食後なのかワカランッ!どうせ風邪なんか滅多にひかないから、全部捨ててしまえ。」

と、男らしく捨ててしまったのを思い出し、激しく後悔しました。(泣)

布団にくるまってウーウー唸りつつ近所の薬屋さんがオープンする時間を待ち、その後フラフラの状態で何とか風邪薬を入手。
そしてまた布団にくるまって寝ることに。途中汗ぐっしょりで二回ほど着替え、一晩たって体重を量ったら約2キロも痩せていました。

酒は飲まないし体重は減るし、オマケに会社は休めるし、たまには風邪をひくのもいいカモ。

などと意味不明なポジティブ思考で翌日は出社し、業務終了後に向かったのは。「小料理 なみ」です。
大将に故障者リスト入りしたことを告げつつ、いつもの席へと陣取ります。
まずは”生ビール”
しかし体調不良のため、いつもの爽快感はありません。
スタミナ源を補給するため、”馬ユッケ”をお願いし、お酒は日本酒”南 純米吟醸”をいただきます。
やはり日本酒は体に優しい。
少しだけ調子に乗って、お次は”開運 純米ひやおろし
しかしやはり今夜はまだ本調子ではない。
Photo滋養強壮の期待をこめて”地鶏鍋”をお願いし、お酒は”新政 No.6”をぬる燗で。
豆腐が多めに入っていたのは、大将の心遣いでしょうか、スープまでしっかりと頂き体を芯まで温めることができました。
最後はお水を一杯頂き、風邪薬を飲むのでした。

Photo_2後悔することがあってもいい。しかし同じことで二度後悔してはいけないのだ。
(だから今夜、蓋にマジックで書いておいた)

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