2013.04.14

今年初のベランダカウンター。

42_3春のあたたかい風が吹きはじめた北九州。
そんな日曜日はベランダカウンターで優雅な昼食をとることにしました。
天気は快晴とはいえないものの、うすい雲を通してやわらかな日差しが降り注いでいます。
昨日魚釣りに行った名残の、軽い筋肉痛を伴う疲労感が、日中からの一杯への期待感を高めてくれます。

4_3今年最初のベランダカウンター。
メインディッシュは昨日釣ってきた”クロダイをキノコ類と共にトマト煮込んだもの”。
黒鯛の身をオリーブオイルで軽く焼いた後、各種キノコやアスパラと共にホールトマトと白ワインで煮込みました。

4_4そして初挑戦した”アボカドグラタン”です。
アボカドのくぼみにマカロニとベーコンを載せて、ピザ用チーズをふりかけたものをトースターで焼き上げました。
これ、簡単に出来て、しかもウマイです。

4_5よく冷やした白ワインを飲みながらのゆるやかな時間は、まさに至福のひと時です。
家でゴロゴロする休日も、本でも読んで勉強する休日も、あるいはたまった仕事を処理する休日も、それぞれ良いのではないかと、今更ながらに思うのでした。

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2013.03.30

Bar raisin で一人夜桜見物

Photo例年より早く桜が咲き始めた北九州市。
小倉城の周りの桜もあっという間に満開になりました。

「あまりに早くて花見の計画も立てられない。」
という声もチラホラ。

そんなある日、「Bar raisin」(レザン)の扉を開けると、テラスに桜の枝が飾ってありました。
ここBar raisinは、店内の通常のカウンター席とは別に屋外にテラスがあり、そこにテーブル席も設けてあるのです。
さすがに屋外はまだ寒いので、テラスと室内を分ける大きなガラス越しに、カウンター席から美しい夜桜を眺めることにしました。

静かな店内で、ウィスキーのグラスを傾けながらのお花見。

大勢でワイワイやるのもよいけれど、一人で観る桜というのも格別なものがあります。

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2013.03.16

「小料理 なみ」で誕生日会

先日、ふとしたことから「小料理 なみ」の大将の誕生日を知りました。
これは何かお祝いをしなければならないということで、2006年から自宅で保存していたお酒を持っていくことにしたのです。
「なみ」の常連であるOさんにも連絡したところ、Oさんも特別な奥播磨を持ってきてくれるとのこと。
1早々に仕事を切り上げて暖簾をくぐると、カウンター席には既にOさんの姿が、
そしてその正面には奥播磨 純米 零番斗瓶の一升瓶。
私も席に着くと、黄ばんだ新聞紙で包まれた四合瓶を取り出します。

Oさん:「ん?なに?コレ???」

私:「義侠のニセモノじゃないですよ(笑)」


2バサバサと新聞紙を剥がすと、出てきたのは日置桜 強力 純米吟醸です。

まずはOさん持参のフレッシュな奥播磨を・・・。

Oさん曰く、このお酒は発砲しているので開栓には細心の注意が必要とのことでしたが、緊張したわりには特に問題も無く開栓に成功。

グイッっと一口。

いいねぇ~、さすがに奥播磨。

ジュワッ、ジュワッ、と味わいが込み上げてきます。
お刺身などをつまみつつ、お次は私が持ってきた日置桜 強力。

自宅で約7年間常温で保存しておいたお酒はどんな味になっているだろうか・・・

4ガラスの器に注いでみると、美しい琥珀色に変化していました。
スッと鼻を近づけると、淡いシングルモルトのような香りがゆるやかに漂います。
まずは常温でしっかりと味わい、その後ぬる燗にしていただきます。
ぬる燗での味わいは絶品で、こたえられない味の厚みと、全身を包んでくれるようなやわらかさ。
これぞまさしく燗上がりといえるシロモノです。

Oさんが、

「絶対に合いますよ。」

と、ツマミで頼んだラム肉との相性も確かにバッチリだ。

ふと剥がした新聞に目をやると、2006年のラテ欄です。
古酒を仕込むときは、包んだときのことを思い出すような記事が載っている面を使うべきだなぁ。
と反省しつつ。
補充として次に仕込むお酒は何にしようかと、楽しく思案するのでした。

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2013.03.09

隣人は秘かに・・・

年度末、卒業、入学、就職シーズンを向かえ、不動産や引越しの業界は大忙しのようです。
先日も我が家の左隣の部屋から、住人が去っていきました。
右隣の部屋については以前書いたとおり謎が多いのですが、引き続き空室のままです。
そのため現在、我が家は両隣が空室となり、静かで良いような、少し寂しいような不思議な感じとなっています。
そんなある朝、気持ちよく出勤しようと玄関のドアに鍵を掛けているとき、いつもと違う何かに気が付いたのです。

そう、あの右隣の部屋です。

北東の角にある、あの部屋です。

1一見するといつもと変わりが無いようですが・・・。

よく見ると、

無人のはずの部屋の玄関の前に、なぜか盛り塩が!shock

いったい誰が、何のために、いつの間に・・・。

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2013.01.19

ごはんばー 風で、新潟の味。

Photo雪もチラつくような寒い日の続く北九州市。
コートのボタンをしっかりと留めて向かったのは、「ごはんばー 風」です。
最近わけあって特に混雑しているこのお店ですが、この夜は運良くカウンターに席を確保できました。

まずはいつもどおり、”生ビール”で一息つきます。
温かいお通しが運ばれ、壁に貼られたメニューの短冊に目を走らせると、まず目に付いたのは”コチのお刺身
九州は魚が旨いけれど、なかでも寒い季節に特に美味しくなるものです。
合わせるお酒は・・・。
少し悩んだ末に、まずは”東北泉”を冷たいままでいただきます。

んー、サラリとして旨い。
”東北泉”は数年前にちょっとイマイチだったのでしばらく敬遠していましたが、美しく復活してくれたようです。

お次は”英彦山のコンニャク”と、”悦凱陣”をぬる間でいただきます。
英彦山のコンニャクは、手作りならではの表面の粗さが特徴で、この粗さがポン酢とほどよく絡むのです。

そして予想通りの持ち味を発揮してくれたのが、”悦凱陣”のぬる間です。
盃を近づけた瞬間グッと来るお米の香りを噛みしめつつ、スイッと喉に流し込む。
胃に落ちついたお酒はフワリと広がり、やがて後香となって鼻腔から糸を引くように舞い戻ってきます。

ん~、幸せ。

名画の前で、「神様、ぼくはもう十分です。」
とつぶやいたネロ少年と同じ心境です。

このお酒は味わいが毎年安定していて、私の知る限り、あまり多種多様なバージョンを出していないのも好感がもてます。

Photo_2至福の時間を締めくくるのは、”村上の熟成塩鮭”と、お酒は”鶴の友”を熱間でいただきます。

新潟の鮭に新潟の酒。

いろいろな意味で合っている組み合わせです。

熱燗ですっかり体が温まったら、次のお店へと旅立つのでした。

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2013.01.06

謹賀新年、今年の飲み初め。

12011年年末、例年のように帰省、というかその前に東京のお店に何軒か顔を出しました。
以前とまったく変わりの無いお店もあれば、常連の入れ替わりの感じられるも見せもあり、さすがに約5年という月日の流れを実感したのでした。
私鉄と新幹線を乗り継ぎ、6時間近くかけて小倉に到着すると、

「ただいまぁー」

という気持ちになり、いつのまにか自分が小倉に根付きつつあることに気づいたりします。
そんな小倉の夜の街、正月休みで一週間もあけるとどうも人恋しくなるものです。
明日の仕事始めを控えて、もう待ちきれずに飲みに行くことにしました。

日曜日もやっているお店といえば、モノレールの守恒駅至近にある、「酒膳・小料理 日和」です。
スーパー銭湯でひと汗流した後、掛けられたばかりの暖簾をくぐります。

「こんばんはー、あけましておめでとうございます。」

この夜は店長のヤス君は所用でやや遅れての登場とのことで、しばらくは店員のハヤト君が相手をしてくれました。

しばらくすると登場した店長に、神奈川土産の小田原の塩辛をプレゼントし、今年も気持ちの良い酒を楽しむことを、静かに誓うのでした。

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2012.12.09

幸せすぎる湯豆腐セットを購入したんですよ。

1このブログではしつこいくらい書いているのですが、私は湯豆腐が大好きなのです。
先日そんな私にピッタリな、こんな一人用湯豆腐セットを発見。
本来は日本料理のお店なんかで使うようですが、迷うことなく個人として購入。
雪もチラつく寒い北九州で、さっそく使い始めているのです。
3この湯豆腐セットの良いところは、全体がコンパクトであるにもかかわらず、このように燗つけもできるところ。
湯豆腐に燗酒。
まさにワクワクする組み合わせです。

2豆腐すくいもステンレスの網で、なかなか本格的です。




4燃料は固形燃料で火力がそれほど強くありません。
そこであらかじめガスで沸かしておいたお湯を張って、そこへ絹ごし豆腐を投入。
ん~、いい感じだ。

6日本酒は山形の杉勇
寒い季節には北国のお酒が合います。



3_2付属の徳利はやや小さすぎて、あまりにも早くお酒が熱くなってしまいます。
そこでウチにあるわりと細身の徳利を何本かチョイス。

 

81結果として熱伝導率の良い錫の徳利がちょうど良い時間でお酒を温めることができるとわかりました。



101フフフ、出来た出来た。




9ポン酢は二種類準備。
大阪名物の旭ポン酢と土佐の枯木ポン酢です。



112ポン酢の中にアツアツの豆腐をポトンと落とし、三つ葉をひとつ加えます。

ハフハフッ・・・
ん~、旨い。


おっと、次の豆腐を投入しなくちゃ。
それからお酒も・・・。
一人でアレコレ作業しつつ、おいしい湯豆腐で温まる。
幸せすぎる休日なのでした。

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2012.11.26

小料理 なみ にて、松茸の土瓶蒸し。

そろそろ秋から冬へと季節が移りつつある小倉の街。
この夜は風邪気味ということもあり、珍しくまっすぐに家に帰る予定でした。
ところが会社を出る前にふとFacebookを確認すると、「小料理 なみ」のご主人が、

「今夜はサンマの棒寿司と松茸の土瓶蒸しがあるよ」

と呼びかけているではありませんか。

これはもう我慢できない。
そもそも転勤してきたときに、いつでも飲みにいけるように住居は職場との間に飲み屋街を挟んだ場所と決めていたのですが、今夜もあのときの選択が正しかったことを振り返ってしまうのです。

ガラガラ・・・(と引き戸を開ける)

私:こんばんは~

大将:どうもッス。

いつもの席には先客がいらっしゃったので、この夜はカウンターの奥の方へ陣取ります。

Photoまずはビールで気を落ち着けて、早速”サンマの棒寿司”をオーダー。
美しい銀色の輝きといい、酢の利かせ具合といい、全体の形のまとめ方といい、
さすがにプロは違うよなぁ~。
こういうのはお店でないと味わえない。

今夜は風邪気味の体にムチ打ってやってきたのだから、メニューの選択も慎重に。
ということで”甘鯛塩焼き”をオーダー。
お酒は”南 純米吟醸無濾過”を合わせます。
甘鯛の上品な脂を、これまた上品な南の酸味がサッと流し去ります。

Photo_2そしていよいよ”松茸の土瓶蒸し
お酒は”磯自慢 純米吟醸”をぬる燗にしていただきます。
土瓶蒸しの蓋を持ち上げると、フワァ~ッと立ち昇る松茸の香り。
静かなカウンターで松茸の土瓶蒸しと燗酒。

たまんねぇな~。

やはり年に一度は松茸の土瓶蒸しを味わいたいものです。

それにしても土瓶って、中身がなかなか冷めないんだなぁ~。
土瓶に直接お酒を入れて燗酒ってのも、良いかもしれない。
そんな酒場でのひらめきに気分を良くして、この夜は一軒のみで帰宅するのでした。

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2012.11.20

島根県最後の夜 益田市で・・・

鳥取・島根酒飲み旅行最後の夜は、島根県益田市。
駅前のホテルで一息つくと、一軒目のお店へ。
益田市では事前調査で二軒のお店に目をつけていたのです。
その内の一軒へ、のれんが掛かると同時に訪問したのですが、なんと予約で満席とのこと。

トホホ、いったいどうなっているんだ、今回の旅は。

気を取り直して、もう一軒のお店へ。
暗い路地を抜けて、さらに暗い住宅街の道をしばらく歩きます。
池のほとりに発見した大きな旧家は。
Photo居酒屋 田吾作」です。
夜の闇に溶け込んだ古い建物に、吸い込まれるように足を踏み入れます。

ガラリ・・・と引き戸を開けて店内に入ると、上下左右に迷路のように広がる空間。

半地下へと向かう階段を降りると、ぬくもりを感じる分厚い一枚板のカウンター。
建物の重厚さに圧倒されつつも、メニューに目を走らせ\5,250のコースをオーダーします。

突き出しは野菜の煮物。
それをモグモグと味わっていると、何の迷いも無く供された”イカの活け造り
ピクピク動いたり、吸盤が吸い付いたりしているイカをジックリと堪能します。

大将が、
「お刺身の後は揚げ物か煮物になりますが・・・」
と呼びかけたので、お刺身はこのイカのことかと思いきや、間もなく別の”刺盛り”が登場。
マグロ、サワラ、カワハギ(もちろん肝つき)
どれもこれも最高の鮮度と肉厚。

大将によると、昨日まで海がシケで魚介類が確保できなかったものの、今朝の仕入れから復活したとのこと。
極上の指し盛りの後の煮魚は、巨大な”メジナ

メジナってこんなに肉厚だったっけぇ~!

煮魚をつついていると、この後ご飯とお味噌汁が出るとのこと。
もう動けないよ、ちょっとタンマ。
大将やお母さんとしばらく歓談。
何一つ飾らないお二人との、ゆったりと流れる時間。

最後の最後で特別な幸せが訪れた、そんな鳥取・島根の旅なのでした。

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2012.11.19

出雲大社から益田市へ

Photo松江市を後にし、向かったのは出雲大社です。
実は私、今年は厄年。しかも本厄というもっともヤバイ年なのです。
これまでそんな迷信はまったく信じていなかったのですが、いろいろと悪いこともあり、調べてみたら厄年であるとわかった次第です。
そこで厄払いの意味も含めて、といあえず大きな神社へ行ってみることにしたのです。
レトロなローカル線でたどり着いた出雲大社。
残念ながら天気は雨ですが、それはそれでまた神社の神秘性を高めています。
隣接した歴史博物館の青銅器の壮大な展示は必見。
まさに本物の迫力を満喫したあとは、駅の近くの古そうな蕎麦屋さんで食事です。

Photo_2出雲蕎麦とビール

正直まぁ蕎麦の味はたいしたことないのだけれど、BGMも観光客の喧騒もない静かな蕎麦屋で、お蕎麦と冷えたビンビール。

いいねぇ~。

この後列車の待ち時間に発見した温泉に立ち寄り、これまでの疲れをしっかりとそぎ落としてから、この日宿泊する益田市へと移動したのでした。

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