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2005.10.18

40年前のバーボン

b昨夜は湯島のバーにて、特別なお酒を飲ませていただきました。

棚の奥で40年間眠っていたという”ワイルドターキー”と”ヘンリー・マッケンナー”です。
さすがに年季の入ったビンとラベル。
特にラベルは印刷技術が今より低かったためか、なんとなく手作り感があり、味わいがあります。
もちろん当時は現在と違って、お酒自体が完全な手作りで作られていたに違いありません。

まずはターキーをひと口。

グググッと染みわたる力強い味に、少し枯れた感じの風味も混ざり、まさに”ワイルド”です。

マスターに

「年月が味を変えたのかもしれないけれど、昔のお酒って味付け自体が違うんでしょ?」

とたずねたら、

「うん、アイゼンハワー大統領が飲んでいたのと同じ味だよ。」

と、お酒に花を添えてくれます。

お次はヘンリー・マッケンナー

まず香りが素晴らしい。
ウィスキーというよりは、まるで何かの花のような香りです。
この香りだけでしばらく時間が止まってしまいます。
そしてひと口含むと口を中心にお花畑が広がる感じ。
華やかさを残しつつ、咽をつたってトロリと流れ落ちていくのが感じ取れるような、そんな気がします。

マスター曰く、同じように保存していても、透明なビンのお酒と、陶器に入ったお酒では変化のしかたが違ってくるのだそうです。

ほんのひと口ふた口で人を幸せにする魔法の液体。
今でこそ普通に飲まれている”バーボン”ですが、40年前に日本でバーボンを飲んでいた人って、いったいどんな人だったんだろう。
そんなことを考えながら、時間のたつのを忘れるひとときを過ごしたのでした。

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