香り:蕎麦と干物と日本酒と・・・。
昨夜はちょっと胃の調子が悪かったので、食事は軽いもので済まそうと思い、神田の眠庵へ行きました。
このお店は以前にも登場していますが、日本酒好き、蕎麦好きにはたまらないお店です。
相変わらずの一般住宅のような(というより古い住宅の玄関そのもの)入口を入り、カウンターの隅に座ります。
そしてまずはいつものパターン。
キリンの「ハートランド」でのどを潤し、「牛肉と大根のバーボン煮」をつまみます。
店主と一言二言話した後、「サヨリの丸干し」とお酒は「國香」をお願いしました。
しばらくするとサヨリを焼く香りがフワフワと漂ってきます。
サヨリの香りとお酒の香りを交互に嗅ぎながら、ゴクリとつばを飲みます。
間もなく焼きあがったサヨリを頭からかじり、ムシャムシャと食べます。
そして「国香」は、ひと口含めば口の中がスッキリ。
コレだよな~、コレ。
最後に「盛り蕎麦」を一枚注文し、〆にします。
十割蕎麦でもちろん手打ち。
このお店の蕎麦メニューは「盛り」一種類しかないのですが、そば粉の産地をいろいろ変えていて、行くたびに違った産地のお蕎麦を楽しむことが出来ます。
そして出来上がった蕎麦は、とにかく香りが立っています。
よく蕎麦をつゆに漬ける前に香りを嗅ぐのがツウだと言われていますが、実際には鼻を近づけてもそれほど香りを感じられないお店が多いと思います。
しかしここ眠庵ではしっかりとした蕎麦の香りを感じることができるのです。
眠庵の店名のとおり、店内にはいつものんびりとした時間が流れています。
ところが蕎麦が出てくると、一転して皆さん素早く食べだすのが、これまた楽しい時間なのです。
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コメント
毎度このお店は行って見たいな~と思います。
頼んだおつまみがまた良いですねぇぇぇ!
サヨリの丸干し・・食べた事ないです。いつもシシャモだ。
投稿: hirorin | 2006.01.14 18:27
>>hirorinさん
東京に来た際にはゼヒ行ってみて下さい。
シシャモもありますよ(^.^)
投稿: FUKAWA | 2006.01.19 22:56