出張一日目:仙台で飲む燗酒
火曜日は仙台に宿泊。
この日は飲み屋を新規開拓したものの、どうもいまひとつの店に入ってしまい出鼻をくじかれてしまいました。
そこで飲み直しに、日本酒・焼酎専門の店、”酒膳・Zeami”に向かいました。
まずは最近人気の”醸し人・九平次”を冷やで、クゥ~っと一杯。
このお店はとにかく日本酒の品揃えがヨロシイ。
磯自慢、十四代、義侠・・・
(焼酎もスゴイらしいけど、私はワカラナイので省略)
ツマミに”ウルカ”を注文し、それが来たならいよいよお目当ての”九頭龍”を頼む。
”九頭龍”は福井の黒龍酒造が造っている、燗専用の大吟醸酒です。
このお酒を注文すると、写真のような燗付け器のような状態で出てきます。
四角い箱の中にお湯が満たされ、その中に黒龍酒造特性の徳利が浸かっており、自分で好きな温度に温めて飲むことが出来るのです。
この形態はお店によってお湯の温度が様々なので、まずは指先をお湯にちょっと入れて温度を確認。
そして最初はほとんど温まっていない、人肌のお酒を一杯味わいます。
ウメェ。
カウンターの奥に並んだ美しいグラスを眺めたり、メニューに記載されたお酒の簡潔な説明を読んだりしていると、そろそろお酒が温まる頃です。
ぬる燗の”九頭龍”を口に運びます。
このお酒は大吟醸ですが、香りよりは味に面白みがあります。
口の中でお酒を転がすと、お酒が玉になってコロコロと転がる感じ。
転がりながら少しずつ違った味がポロリポロリとこぼれ落ちてきます。
”ウルカ”との相性もなかなか。
最後にもう少しお湯に浸して、少し熱めにしたお酒を、四角い容器の蓋の上にしばらく放置します。
一旦温めたお酒を少し冷まして飲むというのも燗酒の楽しいところです。
そんなお酒の楽しさを十分に楽しんだ三軒目なのでした。
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