一人でBARへ行く:その5
さて二杯目も飲み終わると、初めての人でもバーの空間に慣れてくるころです。
「自分みたいな初心者が大丈夫だろうか?」
とドキドキして入ってきたものの、マスターは気さくに話しかけてくれるし、一人でも間がもつものだとわかってきます。
他のお客さんが何をオーダーしているか、そしてどんなお酒が出てきているかをさりげなく観察して、次回の参考としましょう。
空になったグラスを見つけたマスターが、
「どうしましょう(ニコッ)」
カクテルというのは以外にアルコール度数が高く、しかも糖分のあるジュースなどと混ぜているため、後で一気に酔いが回ることがあります。
ですからだいたい三杯くらいで終わりにした方が賢明です。
何を飲むかはもちろん自由ですが、最後は甘いカクテルでも行ってみましょう。
ミントの香りに抵抗が無い人なら、グラスホッパーがオススメです。
材料に生クリームを使った甘いカクテルで、アルコール度数もそれほど高くありません。
口当たりもやわらかです。
他にはバックバーを眺めていて気になったボトルがあれば、
客:「あの黄色いボトルはどういうお酒ですか?」
マ:「あれはラム酒の○×△というお酒で、キューバのお酒です。」
客:「高いんですか?(笑)」
マ:「いえいえ、お値段は高くありません、でもアルコール度数は高いですよ(笑)」
客:「それで何かカクテル作ってもらえます?」
マ:「ハイもちろん、えっと、甘いのが良いでしょうか?それともサッパリ目で?」
客:「う~ん、ちょっと甘めでお願いします。」
マ:「かしこまりました。」
客の興味や好みに答えるのはバーテンダーの腕の見せ所ですから、喜んで作ってくれます。
お酒の知識に関してはプロですからいろいろと教えてくれます。
ただし何が知りたいのか、どんな感じのお酒が飲みたいのかは明確に伝えましょう。
「今日はすごく良い事があったから、そんなときに飲むようなお酒」
とか、
「明日すごい大事な仕事があるので、戦闘モードに入れるお酒」
はOKですが、
「私の今の気分に合うお酒」
はNGです。(それでも何か作ってくれると思いますが)
お酒の値段が高いのか安いのか質問するのは全く問題ナシです。
さて、できあがったカクテルについてマスターが簡単な説明をしてくれます。
今まで飲んだことの無いお酒をいただいて、気分は上々です。
次回は、お金を払ってお店を出るときは・・・です。
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