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2006.08.10

沼津の夜:Bar VICTORY

Victory8月10日は有給休暇をとり、11日からは夏休みです。
ではなぜ9日はまっすぐ家に帰らずに沼津に泊ったのか、それは噂に聞いた名店、「Bar VICTORY」を訪れるためです。
ムワッとする暑さの中、駅からしばらく歩くと、ほとんど住宅街のような一画にやってきました。
その暗い町並みの中に、ポツンと灯る一つの看板を発見。
「Bar VICTORY」です。

扉を開けると階段があり、二階に上がります。
カウンターに着くと、ひんやり、スッキリとした空気。
まずは”ジントニック”をお願いし、のどを潤すとともに店内を見回します。
薄暗い照明に浮かぶ数々のボトル、控えめに輝く金属の道具類やグラスたち。
古いバー独特の、外の世界とは隔絶された空間が広がります。

分厚いカウンターは、客の手が触れる手前の方は塗装が少し剥げ、加工した機械の跡が浮かんでいます。
マスターがいつもカクテルを作る奥の方は、塗装も剥げ、表面は更に磨耗して木目が見えています。
手前と奥の中間辺りは漆黒の塗装が残り、カウンターの内と外を分ける境界線のようです。

いいなぁ~、この雰囲気。

つづいて”マルガリータ”をオーダー。
供されたマルガリータは、使われている塩の粒が非常に細かく、そしてグラスの縁に幅広く縁取られています。
マルガリータは甘いお酒と塩のしょっぱさを、対比・調整させながら飲むのが楽しいカクテルですが、VICTORYのマルガリータは細かい塩があっという間にお酒と一体になり、とてもまろやかな味わいです。
マスターにおうかがいしたところ、塩そのものは特別なものではないけれど、乳鉢ですり潰してから使用しているとのこと。
”ひと手間かける”と一言で言ってしまえば簡単ですが、塩の潰し具合からグラスの縁への付け具合まで、長年研究を重ねて出来上がったものに違いありません。
その研究の成果がこの一杯のカクテルに凝縮されて、今夜はじめて来た客に供されたわけです。
そう考えると、なにかこう目頭が熱くなるようなおいしさです。

最後にお願いした”サイドカー”もやさしい味。
”VICTORY”という男っぽい名前のお店は、美しく上品な、しっとりとしたお店でした。

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コメント

沼津のBarにまで出没するとは、すごい。
静岡市内にも、恐らくステキなBarがあると思うので、静岡にも是非~。
どっかチェックしているお店があったら教えてください。偵察にいってみますから♪

投稿: hirorin | 2006.08.11 14:23

>>hirorinさん
う~ん静岡市かぁ~。
残念ながらいまのところ特にチェックしているお店はないですぅ。
沼津まで遠征してくだされ。

投稿: FUKAWA | 2006.08.12 21:16

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