札幌の夜・・最高。
札幌初体験の今回。夜はススキノの居酒屋「あんぽん」に行きました。
ビルの狭い階段を三回まで上がったところにあるこのお店。
どこにでもありそうな、それでいて何か酒飲みの隠れ家的な雰囲気もかもし出しています。
店内に入るとカウンターには先客が数人。
皆さんカウンターで静かに、そして楽しそうにニコニコしながら飲んでいます。
銀髪の女将さんが、
「いらっしゃい。どうぞ。」
と席を示してくれました。
まずはビール(もちろんサッポロ)をお願いし、一息つきながらメニューを眺めます。
お刺身、煮魚、焼き魚、どれも地元北海道産の魚貝類を使ったメニューが多いようで楽しみ。
無難なところで”サンマ焼き”をお願いすると、
「魚は水温が低い方が脂が乗ってて美味しいのよ。このサンマは根室のだからとっても良いわよ。」
と女将さんが教えてくれました。
よく見れば日本酒もいろいろ置いてあるようです。
脂の乗った魚にはスッキリとした純米酒”加賀鳶”(←ココで出会うとは!)をお願いし、サンマに合わせてツー
ベースヒット!
そして最後はいよいよ、このお店の名物である牡蠣です。
厚岸産の牡蠣を”生”と”焼き”でお願いします。
プルンプルンした”生牡蠣”は大きさもさることながら、身の歯応えも十分。
海の潮味と牡蠣の甘みがミックスされて、口の中はお花畑状態です。
そして”焼牡蠣”。
先ほどの牡蠣を焼くなんてもったいないような気もしますが、これがまたウマイ!
ひと口で全部ほおばっても火傷しない、絶妙な温かさに火の入った牡蠣からこぼれだすジューシーなエキス。
これほど日本酒に合うご馳走は他に無いのではないでしょうか。
気が付いたら”刈穂”の純米吟醸原酒・別枠をお願いしていました。
店内は女性三人(女将さんの娘さんとお孫さんだろうか?)で切り盛りしており、それぞれの息もぴったり。
美味しい料理とウマイ酒、そして良い仕事っぷり。
先客が皆さんニコニコ顔だった理由がわかったのでした。
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