北海道:美しい青とウマイ赤
北見市で一泊した後は、釧路市へと向かいます。
その途中で阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖の湖めぐり。
紅葉の時期にはまだ早いということもあり、阿寒湖、屈斜路湖は正直言ってたいして見所もありませんでした。
そして最後の摩周湖。
摩周湖は霧がかかることが多いと聞いていたのですが、この日の天気は晴れ。
道路からすぐの展望台に登ると、眼下にいきなりカルデラ湖の水面が広がります。
感動
こんなに美しい”青”は見たことがありません。
この湖には生物がほとんど生息していないそうで、単に美しいだけでなく、神秘性もあわせもった”青”です。
湖の周囲は急峻な斜面で、水面までは容易に人間を寄せ付けないところも独特で、摩周湖というよりは”魔”周湖といった感じです。
摩周湖のあとは根室方面、花咲港へと向かいます。
目的は言うまでも無く”花咲蟹”です。
カーナビの案内に従い花咲港に到着したものの、港には特に市場のような施設が見当たりません。
しばらく走って港の隅に見つけたのは数件の直売店。
店頭には花咲蟹が並んでいるものの、忙しい時間帯は過ぎていたためか、オヤジさんが店内でのんびりしています。
FUKAWA:「あの、これってここで食べられるんですか?」
オヤジ:「もちろんだよ、好きなの選んで!」
FUKAWA:「やっぱりメスがオススメですか?」
オヤジ:「うん、これなんか良さそうだな。」
で、オヤジさんにカニの解体方法を教えていただいて、雑然とした店内でかぶりつきます。
ウメェ、ウメェよっ!
新鮮だからでしょうか?身はプルッと飛び出るように出てきます。
身はもちろん、身と殻の間にある肌色のトロトロした膜みたいなのがこれまた絶品!
隅から隅まで、しゃぶり尽くすように食べまくります。
途中でオヤジさんと目があったので、
「満足」の笑顔を送ったら、根室産のサンマ焼きをサービスしてくれました。
年中出張していると、一年に一度くらい、忘れられない美しい景色や文化遺産、ウマイ食べ物に出会うものですが、この日はどちらも一度に経験することができたのでした。
幸せ。
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