郡山・ちょっと見つけにくいお店三軒
今回の出張もいよいよ最後の夜です。
気仙沼と石巻ではちょっと外してしまったので、三連敗だけは避けたいなぁ・・・。
そんなことを考えながら、郡山駅前のアーケード街を徘徊します。
このアーケード街は一部では「地元の人もあまり行きたがらない」とささやかれる、ちょっと怪しいエリアなのです。
しばらく歩いていると、妙に小さな引き戸を発見。
んん?なんだ?この店は?引き戸の幅が普通の半分しかなくて、まるで裏口みたいだなぁ?
お店の看板は特に掲げられていないけれども、暖簾がかかっているのだから、お店の入り口であることは間違いなさそうです。
ガ、ガ、ガラ、ガ・・・(建て付けが悪い引き戸を開ける)
店内には若いご主人が一人。
お店は小さくて、L字型のカウンターに9席ほどか・・・
とりあえず席に付くと、店主がメニューをくれました。
「ウチは串揚げのお店です。」
ナルホドね。
まずは”ビール”と、串揚げを数本注文。おっと日本酒もあるぞ、オススメとして”羽前白梅”と”睡龍”とある。
二杯目は”睡龍”をたのんでみたところ、口の中で暴れるような飲み口。
これはもしや酒米は・・・あっヤッパリ五百万石だ。
カウンターの奥には小さめの冷蔵庫。
見ると”神亀・ひこ孫”が置いてある。
丁寧に料理された串焼きを食べつつ、”神亀・ひこ孫”を燗でお願いすると、店主も日本酒の話にのってきました。
どうやらここは「杉の子」という名前のお店であるらしい。
最後に”鷹勇”をこれも燗で味わい、店も混んできたので失礼することにした。
ヨシヨシ、なかなかの店を発見したぞ。
二軒目は「THE BAR WATANABE」です。
考えてみたら今週は洋酒を全然飲んでいないな。それだけによけいにオイシク感じられるかもしれないゾ。
アーケードの中、見落としてしまいそうな、そして発見しても敷居が高そうでしり込みしてしまいそうな鉄格子の門扉を開け、トンネル状の通路を抜けるとお店のドアが現れます。
渡辺マスターのカチッとした一流の技を眺めつつ、”ジン・トニック”、”オールドファッションド”、”サイドカー”と飲み進み、充実した酒時間を堪能させていただきました。
最後に訪れたのは、たしか・・・「八百膳」というお店。
看板らしい看板は見当たらないのですが、窓際に置かれた洋酒の箱が、曇りガラス越しに外から見えたのです。
私「変わった店名ですね。」
マスター「実家が八百屋でして・・・」
などと話したような気がしますが、かなり酔いが回ってよく憶えていない・・・。
気がついたときには、ホテルの部屋で便器の前にひざまずいていたのでした。
2007年飲み屋集計(既存店は延べ軒数です)
既存店:居酒屋・・・8
Bar・・・・・10
その他・・・5
新 規:居酒屋・・・7
Bar・・・・・・3
その他・・・1
| 固定リンク
「お酒」カテゴリの記事
- 47都道府県酒飲み計画 金沢へ。(2022.11.28)
- ソロ花見をしてきたんですよ。(2022.03.30)
- 阿佐ヶ谷:「酒場 さん七」で燗酒三昧。(2022.02.21)
- 吉祥寺「中清」にて昼酒アワー。(2021.11.29)
- 外飲み解禁日:神田 眠庵(2021.10.05)
「福島県」カテゴリの記事
- みちのく一人旅、郡山から仙台へと移動。(2008.03.09)
- 最後の福島出張。(2008.03.08)
- いわき出張。日程失敗でもお店は成功。(2007.12.13)
- 郡山市の夜。軽くのつもりが結局・・・。(2007.11.14)
- 福島県いわき市で新規開拓。(2007.09.07)
「出張」カテゴリの記事
- やはり個人店だよな。(2022.04.21)
- 久々の秋葉原、昔懐かしの居酒屋へ・・・。(2020.02.01)
- 山口県宇部市。やはり市役所の近くに良い店あり。(2018.01.10)
- 都城市の夜に、いぶし銀の星が二つ。 後編(2017.10.15)
- 都城市の夜に、いぶし銀の星が二つ。 前編(2017.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あ・・なんかもう入り口の雰囲気からしてFUKAWAさんが引き込まれている感じが伝わってくる。
よーく見たら、「あれ?良いお酒があるじゃん」って言う時、すごーく楽しくて幸せになりますよね~
投稿: hirorin♪ | 2007.02.11 23:27
>>hirorin♪さん
すぅーっと吸い込まれて、オヨヨ!とときめく。
この感覚がたまらんですわ、新規開拓は。(*´∀`)=3
投稿: FUKAWA | 2007.02.13 22:15