「眠庵」で小さな生物ばかり食べる。
昨夜は「眠庵」におじゃましました。
まずはいつもと同じく”牛肉と大根のバーボン煮”と”キリン・ハートランド”
プハァ~、ウマイ。
おっと、日本酒のメニューに入れ替わりがあったようだぞ。
しばしメニューを眺めた後、まずは”喜久酔・しぼりたて普通酒・無濾過生原酒”と、ツマミは”ホタルイカ”。
ホタルイカの沖漬けって日本酒に合うんだよなぁ~。これを発明した人はホントに偉いなぁ・・・。
などと考えつつ、ボォ~っとする時間が過ぎていきます。
しばらくするといつものようにテーブル席は埋まり、カウンターには何度か見たことのあるお客さん達がへばり付いています。”自家製豆腐”を注文しようと思ったらあいにく品切れということで、代わりに店主が冷蔵庫から出してくれたのが”ヒラメの稚魚の干物”。
4センチくらいのヒラメの稚魚が一枚に連なっていて、指でパリパリとはがしながら食べて行きます。
これがまた絶品で、味はもちろんのこと、日本のどこかでこんな小さな魚を捕まえて、干物に加工している人がいるかと思うと、思わず視線が遠くにいってしまいます。
ウマイ物、ウマイ酒には物語が必要だよなぁ~・・・。
お酒は”高砂・あらばしり。
”あらばしり”らしくキリリとしていて、遠くに行っていた視線を元に戻してくれます。
よ~しそれじゃぁ今夜は「小さな生物シリーズ」でいってみよう。
と勝手に決め込んで頼んだのは”カニ漬け”。
これはシオマネキ(だったかな?)を殻ごとザクザクと潰して漬け込んだもので、カニ味噌風味の中にパリパリトした殻のかけらが混じっていて、味としてはかなり塩辛いのです。
辛いツマミには甘いお酒、ということでお次は”萩錦・登呂の里・特別純米”。
それでも辛くてなかなか減らない”カニ味噌”は、塩の代役として”そばがき”に付けて食べてみたらちょうど良い感じでした。
最後に”二種盛り”を平らげて、常連さんの蕎麦屋さん(このお店には蕎麦屋さんも客としてよく来る)に、
「こんどそちらのお店にも伺います。”奥播磨”あるって言ってましたよね(笑)」
などと挨拶して帰ったのでした。
2007年飲み屋集計(既存店は延べ軒数です)
既存店:居酒屋・・・9
Bar・・・・・11
その他・・・7
新 規:居酒屋・・・7
Bar・・・・・・3
その他・・・1
| 固定リンク
「お酒」カテゴリの記事
- 47都道府県酒飲み計画 金沢へ。(2022.11.28)
- ソロ花見をしてきたんですよ。(2022.03.30)
- 阿佐ヶ谷:「酒場 さん七」で燗酒三昧。(2022.02.21)
- 吉祥寺「中清」にて昼酒アワー。(2021.11.29)
- 外飲み解禁日:神田 眠庵(2021.10.05)
コメント
小さい生物の食べ物っていうと、私は「たたみいわし」が美味しいものとして思い浮かびます。見た目のわりに高価なんですよね~
静岡のお酒堪能していただいてますね♪
いつになったら眠庵に行けるかなぁ~
投稿: hirorin | 2007.02.21 12:06
>>hirorinさん
そういえばこのヒラメも「たたみヒラメとでも言いましょうか・・・」って感じで出てきましたよ。
眠庵は最近は混んでいますので、行かれるときは事前予約を忘れずに(^_^)
投稿: FUKAWA | 2007.02.21 12:32