山手線シリーズ:浜松町駅
なかなかペースの上がらない「山手線シリーズ」ですが、やっと半分を超えました。
先日行ってきたのは浜松町駅です。
実はまじめに仕事をするために歩いていたら、ビルの谷間に「名酒センター」なる看板を見つけたのです。
早速入ってみると、その名の通り日本酒専門の酒販店ですが、売り場スペースの真ん中にはテーブルがあり、試飲もできるようです。
お店の人に尋ねてみたら、夜は立ち飲みスタイルでの営業になるとか。
立ち飲みは好きではないけれど、知らないお酒がたくさんあるので、数日後の夕方、早速訪問してみました。
既に先客が数人、慣れた立ち姿で飲み始めています。
普通はまず試飲用のグラスに日本酒を三種類選ぶ”利き酒セット”から入るようです。
壁面全体をに設置された棚から好みのお酒を選び、もちろん都度会計。
「ふ~ん、知らないお酒がずいぶんある。っていうか知らないのばっかりだ(嬉)」
とりあえず最初の”セット”は知っている”黒牛”と、初めて飲む”巌”、どこかで見たような気がする”天領誉”を選択。
各お酒には札が掛かっていて、試飲・一升瓶での値段や純米・吟醸などの種類やグレート、酒米の種類などが一目で分かるようになっています。従って同じ産地で飲み比べたり、酒米で飲み比べたりといったことも可能です。
ツマミもちょこちょこっとしたものがあり、なかなかヨロシイ雰囲気です。
客層は近所のオッサン・サラリーマンばかりかと思いきや、意外にも常連風の女性が一人で(やるじゃん!)飲んでいたり、二十代後半の若者がにごり酒ばかりを”セット”にしていたりと、なかなかバラエティーに富んでいます。
こういった日本酒専門のお店というのは、えてして店の人がウルサくて、やれ飲む順番がどうだとか、燗にするのはダメだとか口を挟んでくることが多いのですが、ここはそんなこともありません。
「好きなものをご自由に」という雰囲気です(もちろん相談すれば応じてくれる)
隅の方にはストーブの上で温められたお湯と、徳利や温度計が。
燗酒でも「ご自由に」ということです。
迷わず”黒牛”をぬる間にして、煮魚などをツマミます。
最後にもう一度”利き酒セット”
今度は全部初めて飲む”青雲”と”磯松”そして完全にラベルで選んだ?”痴虫”という群馬県のお酒です。
(意外にも”痴虫”が一番グッときました)
特別に高いお酒があるというわけでもないのですが、”十四代”や”醸し人九平次”などの美しすぎるお酒はもう卒業したというような人には、オススメのお店なのでした。
| 固定リンク
「お酒」カテゴリの記事
- 47都道府県酒飲み計画 金沢へ。(2022.11.28)
- ソロ花見をしてきたんですよ。(2022.03.30)
- 阿佐ヶ谷:「酒場 さん七」で燗酒三昧。(2022.02.21)
- 吉祥寺「中清」にて昼酒アワー。(2021.11.29)
- 外飲み解禁日:神田 眠庵(2021.10.05)
「山手線シリーズ」カテゴリの記事
- 山手線シリーズ:新大久保駅(2007.10.17)
- 山手線シリーズ:浜松町駅(2007.04.26)
- 山手線シリーズ:恵比寿駅(2007.03.06)
- 山手線シリーズ:新宿駅(2006.11.06)
- 山手線シリーズ:大塚駅(2006.06.12)
コメント
FUKAWAさ~ん、ホントにマジメに仕事するために?!(笑)
といいつつ、私が見つけた時も
マジメに仕事している昼間でした。
さっそく入ろうと思ったら、休館日・・・神様はよくご存知で。
投稿: まき子 | 2007.04.27 14:48
ホントにマジメに仕事してたの?(同じように突っ込んでみた)
私もここ行きたいんだよなぁ~ 行きたいと思って場所だけはしっかり地図コピーしてあります。
山手線制覇のあとは、ここのお酒制覇っていうのもアリですよ。(お嫁さんがすねて壊れちゃう?(笑))
投稿: hirorin♪ | 2007.04.27 18:28
>>まき子さん
マジメですよ~!(^o^)/
あのお店のお酒について、ぜひともまき子さんの感想をお聞きしたいところです。
>>hirorin♪さん
だからマジメだってばぁぁあ(;´Д`)
hirorin♪さんもぜひとも行ってみて下さい。
そして足の指広げて立ち飲みして下さい。
投稿: FUKAWA | 2007.04.28 09:42