関西出張その2:明石焼きを喰らう。
関西出張二日目は本社の連中と飲み会。
相変わらずお酒を飲むとブッ壊れるメンバーが現れ、非常に楽しかった。
三日目は予定通り午前中で仕事が終わったので、本社のいくつかの部署に挨拶周り。
その後は兵庫県の明石市に足を延ばしてみました。
実は私、”明石焼き”が大好きなのです。
昔新入社員研修のときに大阪で始めて食べて以来、あの味が忘れられなかったのです。
そこで本場の明石市に行き、かなり遅めの昼食で明石焼きを堪能しようというワケです。
明石駅を降りると土砂降りの雨。
しかし駅前を少し歩くと「玉子焼き(明石焼き)」と書かれた看板がポツポツと見えてきます。
特にお店について調べてきたわけではないのですが、まずは駅前の路地にある「お好み焼き道場」というお店に入ってみます。
「いらっしゃ~い。」と数人のオバチャン店員。
「玉子焼きお願いします。」と私。※明石市内では明石焼きのことを玉子焼きと呼んでいる。
出てくるまでに意外に時間がかかりますが、その間にもポツポツと客が入ってきます。
中途半端な時間だというのに、入ってくるのは観光客ではなくあきらかに近所の人たち。
そういえば、「大阪ではお好み焼きやたこ焼きはオヤツ代わり」という話を聞いたことがありますが、これはまさにそういう光景です。
しばらくしてオバチャンが、「熱いから気をつけてねぇ~」
ともって来てくれた”玉子焼き(明石焼き)”は、玉子の表面からタコの吸盤が覗いていてウマそぉー!
さっそくパクつくと、フワフワした食感の中から、プリプリしたタコが出てくる。
コレだよ、コレが食いたかったんだよ!お~ウマい。
しかし明石焼きのお店は他にもたくさんあるので、一人前10個を平らげたら次のお店に向います。
歩いているうちに市場のような商店街に入り込むと、さすがに明石だけあってタコが売っています。
っていうかやたらとタコが売っています。
そんな商店街の片隅に、「空きスペースで適当に始めたけれどずっと続いています。」風の店構えの「いずも」というお店を発見。
入店すると、さっそくオバチャンが「一人前15個になります。」と来ました。
私:「じゃ一人前お願いします。」
コチラのお店は最初のお店より早く出てきましたが、味のほうは玉子に少し出汁が効いていてこれまた美味しい。
そしてガランとした店内には、これまたポツポツと近所の人がやってきては、明石焼きを食べながら世間話をしている。
んーそれにしても明石焼きってけっこうおなかにたまるな。
それと一つわからないのは、明石の人は明石焼きを玉子焼きって呼んでいるけれど、それじゃぁ普通の玉子焼きのことはなんて呼ぶんだろうか???
| 固定リンク
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 阿佐ヶ谷:酒場 さん七(2021.03.01)
- うなぎをツマミに一杯:阿佐ヶ谷 阿づ満や(2020.08.30)
- 阿佐ヶ谷:中華料理 三番で昼酒(2020.08.02)
- ベランダカウンターに石焼を導入したんですよ。(2017.04.02)
「出張」カテゴリの記事
- やはり個人店だよな。(2022.04.21)
- 久々の秋葉原、昔懐かしの居酒屋へ・・・。(2020.02.01)
- 山口県宇部市。やはり市役所の近くに良い店あり。(2018.01.10)
- 都城市の夜に、いぶし銀の星が二つ。 後編(2017.10.15)
- 都城市の夜に、いぶし銀の星が二つ。 前編(2017.10.08)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
卵焼きって言うんですね、明石焼き。知らなかったぁ~
明石焼き、大好きです♪ヘロヘロ~っと30個くらい食べられそうですもんね♪
静岡で「しぞーかおでん」が駄菓子と同じ扱いだったのと同じ文化を感じます・・が、今の子供たちにその文化が継承されていないところが静岡おでんはちょっとさみしい。
明石焼きはどうなんだろう?
投稿: | 2007.06.24 19:16
>>hirorin♪さん?
明石ではしっかりと子連れのママさんとかが文化を継承していましたよ!
とは言え普通の人は30個は食べられないと思いますが・・・。
投稿: FUKAWA | 2007.06.24 21:15