”おこぜ”を食べてみた。
転勤後は唯一の宿泊可能エリアである徳山。
この夜は後輩のM君といっしょに新しいお店を物色していたところ、”おこぜ”の文字を発見。
そう言えば北九州市でもあちらこちらで”おこぜ”の文字を見ることがあり、ちょっと気になっていたのです。
お店の雰囲気も良さそうだったので早速入店。
爽やかな風の吹くこの季節。
居酒屋の引き戸は開け放たれています。
長めの暖簾を分けてお店へと入ります。
「こんばんは~。」
「あ、いらっしゃいませ。」と、奥から大将。
私:「二人です。いいですか?」と、小上がりを指し示します。
大将:「どうぞ、どこでも。」
奥の座敷に陣取ると、まずは一杯目です。
M君は酒はまったく飲まないので”ウーロン茶”だけれど、私はお構いなしに”ビール”
時間がかかりそうな”おこぜのお造り”と、他にいくつかツマミをお願いします。
お酒のメニューに山口県らしい”獺祭”や”東洋美人”を発見。
貴重な徳山の夜、後輩に説教するでもなく、何か教えるでもなく、純粋に旨い肴とお酒を楽しむことにします。
最初に出てきた”筍の天ぷら”を食べ終わるころ、”おこぜのお造り”が登場しました。
ビールを飲み干し、合わせるお酒は”獺祭”
コリコリとした白身の”おこぜ”に、さわやかな”獺祭”が良く合います。
「なぁM君、君は飲まないけれど、営業だから酒の場に同席することもあるだろ。そんなときの為に知識だけでも持っておいた方が良いぞ。」
などと結局、「刺身には日本酒」とか、「水割りは”美味そうに見える”ように作る」などと教えつつ。
最後は”東洋美人”でまとめて、いつもの一人飲みとはまた違った飲み方をした徳山の夜なのでした。
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コメント
はじめまして。いつも楽しく拝見してます。
実はわたくし徳山出身です。今はどういうわけか関西に住んでますが・・・。
徳山でバーは行かれましたか?ちっちゃい街ですけどいろいろなお店がぎゅっと詰まってる感じがしていいですよね。機会があったら屋台のラーメンも試してみてください。
投稿: あめちん | 2008.06.09 00:03
>>あめちんさん
はじめまして~
そうそう、徳山はバーがけっこうありますよね。
実はもう4軒ほど行っていますので、そのうちレポートしますよ!
投稿: FUKAWA | 2008.06.09 20:38
先輩ぶり発揮ですな、羨ましい!
小生の職場はジジィ化している不健全なので、
小生が「若手」に入ってしまう始末・・。
投稿: 葛飾のオヤジ | 2008.06.12 00:18