« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008.11.30

餃子を作ってみましたよ。

一人暮らしで料理を始めてから、ずっと作りたかったものがあります。

餃子です。

昔「タモリ倶楽部」で餃子をテーマにした回があり、そのときタモリが、

「こうやるんだよ」

と言ってフライパンにお皿を被せ、次にエイッ!とひっくり返すと、餃子がお皿にキレイに並んでいたのがすごく印象に残っており、それをマネしてみたかったのです。

餃子のレシピ自体はWEBで簡単に見つかるのですが、どうしても見つからないものが・・・

「餃子の皮」です。

スーパーをうろついてみたものの、なかなか見つからない。
バニラエッセンスのときと同じで、どういう感じの外観のものが売っているのかわからないから、キョロキョロしても目に付かないのです。

そんなとき、会社のエライ人N岡さんが大阪から出張してきたので質問してみました。
大阪の人はだいたい餃子にはウルサイからです。

すると、

N岡さん:「それはな、普通はスーパーの挽肉コーナーに売っとるんや。」

私:「最近挽肉をよく使っているんで、その辺はかなりよく行っているんですけどねぇ~。」

N岡さん:「挽肉が並べてあるやろ、その奥の方の、一段高くなった辺りにあるんや。」

とのこと。
週末に早速行ってみると、全くその通りの場所で餃子の皮を発見。
その他の材料も調達して、餃子を作ってみました。

1まずは野菜をみじん切りに。
餃子にこれほど野菜を使うとは知りませんでした。

 
2そして挽肉。
挽肉にも豚、牛、鶏、合挽きなどいろいろあるという当たり前のことを、一人暮らしのおかげで知ることができました。
 
 
3これらを混ぜ合わせて・・・。
 
 

4手に入れた餃子。
おいしい皮ができました、もち粉入り、つつみやすい、大判だえん型と、良いことずくめらしい。
この皮にタネを包みます。

5包む作業は餃子作りで一番楽しいクライマックスかと思ったら、これが意外にキツイ。
ひたすら単調な作業が続きます。
そしてついに40個の餃子を包み終えました!

6フライパンにキレイに並べて、フタをして待つことしばらく、水分がなくなったところでお皿を被せます。
緊張しつつ、エイッ!とひっくり返すと餃子が完成。

しかし・・・、しかしなにか違うものが出来たような気がする・・・。

ひとかたまりの得体の知れない物体が出来上がったような・・・。

しかしそれは餃子の表面がくっついていたからで、箸で分けてみたらおいしそうな餃子が出来ていました。

7ちゃんと羽根も付いている!
ジューシーでおいしい餃子。
パクパクと食べてしまい、即座に残りの餃子も焼いてしまいました。

ビールとの相性も最高だし。
昼真っから酔っ払っちゃいましたよ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008.11.16

なかなか行くことの出来ない佐賀の夜。

先週は長崎県と佐賀県に行ってきました。
九州営業所に転勤になったものの、担当エリアは山口県と福岡県内。
案外九州のなかで出歩くことが少ないのです。
ところが先週は別の担当者の代役で、長崎県での現場作業が入ったのです。

「FUKAWAくぅ~ん、ワシ、どうしても都合が付かんのよ、代わりに行ってくれへんかのぅ?」

と、遠慮がちに聞かれたのですが、

「いいッスよ、長崎行ったことないし。」

と、二つ返事。
早速”後の予定”を考えます。
九州というところは交通の便が悪くて、どこへ行くにも意外にに時間がかかります。
ひとつの地域から別の地域への移動には、よ~っく計画を練らなければなりません。
しかも一日目が現場作業ということは、終了時間も読みにくい。

というわけで、今回は長崎→大牟田。途中で佐賀に宿泊というスケジュールを組んだのでした。
現場作業の方は予想外の展開があったものの、お客さんが物分りの良い人でほぼ順調に終了。
一路佐賀へと向かいます。
下道を延々走り、カプセルホテルへと到着。
荷物を降ろしたら早速飲み屋街へと向かいます。

駅前のホテルから歩くこと約10分。
どうやら飲み屋街らしきエリアに到着しましたが、かなり寂れた雰囲気です。
崩れかけたビルやどぶ川、点いたり消えたりの街灯。

1そんな暗い街の一角、スナックばかりが入居するビルに、お目当てのお店”居酒屋 ふるかわ”はありました。

場所が場所だけに、一瞬心配しましたが、今回は事前の調査がしっかりしているからまず間違いナシでしょう。
アチラコチラで絶賛されているお店だから、私の好きなタイプのお店であること間違いナシ。
お店の名前が苗字だから、紹介された時点と違う経営者になっている可能性もナシ。

こんばんはぁ~。

と扉を開けてみます。

店内には鉢巻をしたオヤジさんが一人。
一見コワオモテに見えましたが、

「あ、いらっしゃい、さ、どうぞどうぞ、こちらへ・・・」

と、やさしく促してくれました。

私:「どこでもいいですか?」

オヤジさん:「ええ、ええ、どこでもどうぞ。」

カウンターの上には大皿によそってあるおいしそうな料理。
壁には民芸品やお客さんの写真。
そしてカウンターの向こう側の大型冷蔵庫には、たくさんの日本酒。

いい感じ・・・。

私:「オヤジさん、これ、イワシですかね?」
オ:「はい、イワシを煮たもんです。嫌いでなかったらどうぞ。」

まずはイワシの煮付けと生ビールをいただき、フゥ~っと一息。

オ:「佐賀の方ですか?」
私:「いえ、北九州からなんです。」
オ:「はぁ~そうですか、そうですか。」

どこまでもソフトなオヤジさん。(繰り返すが、見た目はイカツイ)

私:「お酒、たくさんあるんですね。」
オ:「日本酒はお好きですか?」
私:「大好きです。」

と、まずは”東一”をいただき、オヤジさんにいろいろとお話しを聞く。

オヤジさんによれば、佐賀の飲み屋街は戦後に近くの神社やお寺の門前で復員兵などが商売を始めたのがきっかけで人が集まり、やがて赤線地帯や料亭などが発達したとのこと。
オヤジさんの話を聞いて、この街のどこか物悲しい雰囲気に納得。

時々予約の電話が入ると必ず。

「佐賀の方ですか?違う?それじゃぁ有明海のおいしいものを用意しておきますんで。」

と応じていたところにも、オヤジさんの優しさがにじみ出ていた。
私も”タイラギのひも”や、”横這い豆腐”(特産のカニを漬けたものを豆腐に乗せたもの)”イソギンチャク”(←!)をいただきながら、地元の日本酒をおいしくいただきました。

途中からママさんもいらして、私が、「もう一軒行くつもり」と話すと、帰り際に、

マ:「ここら辺のお店(風俗)は、危ないお店が多いから気をつけてね。」

と送り出してくれました。(笑・・・そうじゃないってば!)

3しばらく歩くと街もすこし賑やかになってきて、二軒目のお店「Bar Puerto」を発見。

扉を開けて入ると、そこは落ち着いた、そして美しい空間。

まずは”ジン・トニック

和食や日本酒のあとは、炭酸入りのカクテルで味を切り替えるのがいつものパターンです。

ジュワッとした炭酸を感じつつ、静かな店内もろとも味わいます。

二杯目は”ホワイト・レディ

フルーツの味が強すぎるお店が多いけれど、こちらはベースであるジンとしっかりとマッチングしています。
使っているジンが常温であるあたりに、こだわりが感じられます。

どんな街にもBARはあるものですが、小さな街だとどうしても「なんでもあり」になりがち。
パスタとかたこ焼きとか、ダーツとか・・・。
経営的にはしかたのないことかもしれないけれど、そんなときこそお店が客を育てて欲しいものです。

「Bar Puerto」は、守らなければならない一線を守っている、そんなふうなお店でした。

すばらしいお店に出会うと、その街自体がすばらしいように思えてしまいます。
仕事で行って泊るには近すぎる、近いようで遠い佐賀。
いつかまた行ってみたいお店を二軒も見つけて大満足の夜なのでした。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008.11.08

暖かなお店、「ごはんばー 風」

Photoここ最近、小倉の街もすっかり肌寒くなってきました。九州というと気候的には関東よりは温かいイメージがありましたが、少なくとも秋の寒さは関東と変わらない気がします。
そんな肌寒い夜空の下、ついつい足が向いてしまうお店、それが、「ごはんばー 風」(ふう)です。
このお店は、私が北九州に転勤してきて間もないころ、春先だったけれどもちょうど今と同じく肌寒い日にフラリとおじゃましたのがきっかけです。
温かそうな灯りが外に漏れ、それほど大きくも無いけれど小さすぎもしないお店。窓ガラス越しに覗いてみたらちょうどカウンターも空きがある様子。
ということで入ってみました。
店内の様子をサッと見渡すと、野菜や魚中心の、シンプルだけれど酒好きが喜びそうなメニューが並び、そして日本酒も充実している。
何より驚いたのは、新潟のお酒”鶴の友”が置いてあったこと。

鶴の友”は私が最初に日本酒に目覚めたお酒です。

単に味だけでなく、良い仕事をした後、良い仲間と飲むお酒の素晴らしさを教えてくれたお酒なのです。

席に着くなり早速、

私:「”鶴の友”を置いてるんですね。」

ご主人:「”鶴の友”ご存知なんですか!」

私:「ええ、十年以上前ですけれど仕事で新潟県を担当していたことがありまして、思い出のお酒です。」

”鶴の友”の思い出を語り終えるころには、平行して私の自己紹介も終わり、このお店の暖かい空間がすっかり気に入ってしまいました。

お酒は他にも”田酒”、”伯楽星”、”勝駒”など十種類程度置いてあり、知らないお酒もけっこうあります。
酒販店のすすめるままに導入するのではなく、ご主人がいろいろ探して揃えているようです。
なかには、
「地元の小さな蔵元さんが訪ねてきて、”置いてくれないか”と言うので飲んでみたらおいしかったので置いています。」
というようなお酒もあったりします。

料理のほうもよろしくて、素材にこだわっているわりには堅苦しくない。
ときどき素材の良さをメニューに書き連ねて自己満足しているお店があるけれど、このお店の場合そういうことは無い。
注文して食べてから。

「オシイッ!」

とか反応すると、奥さんが、

「ウチで借りている畑で採れたものなのよ~。」

とか、

「ウマッ!ところでこれ何ですか?」

と尋ねれば、

「それね、この前旅行したときにお土産屋さんで買って食べたらおいしかったから、生産者の人にお願いして分けてもらってるの。」

という具合だ。

テキパキと働く明るい奥さんと、いつもニコニコしているご主人。
それに母娘かと思うくらい息が合っている若い店員さん(美人)で切り盛りしているお店。
隣で飲んでいたカウンターのお客さんが、

「”鶴の友”ぬる燗で。」

と注文するたびになぜか私も嬉しくなってしまう。

そのうえ近いうちに”いづみ橋”も入る予定とのこと。

思い出のお酒”鶴の友”に北九州で再会できたのも嬉しかったけれど、今度は私の地元(の、すぐ近く)のお酒である”いづみ橋”に出会えるとはこれまた感激。

インターネットでいろいろなお酒が簡単に買える時代。
家で飲めば好きなお酒を安く飲むこともできます。
でもやっぱり酒は酒以外の何かが重なってこそ本領を発揮するのではないか。
酒に重ねる思い出や伝説と出会うには、お店で飲むのが一番。

そう感じさせる「ごはんばー 風」なのでした。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2008.11.01

久々の宿泊出張:山口県宇部市

今週は山口県の周南・宇部に出張し、宇部市に宿泊でした。
宇部市というところは大きな工場があるので、飲み屋街もさぞかし賑わって・・・。
と思いきや、宇部新川駅前の何本かの通りは人影もまばら。

少々寒い風が吹くなか、とりあえず駅前から海沿いの工場地帯までのエリアを探索してみます。
商店街と飲み屋街、そして住宅街が入り組んだ街をブラブラと歩いていくと、やがていくつかのお店が現れてきました。
焼き鳥、割烹、スナック、etc・・・。
知らない街で良いお店に行き着く鉄則として私が心がけていることは、

1.飲み屋街の外れなど、立地が悪そうなところで営業しているお店。
2.早い時間から店を開けているお店。
3.一目で何がメインのお店なのかわかるお店。
4.「さあ入っていらっしゃい」というオーラが感じられるお店。

を探すということです。

この夜はまず住宅街と飲み屋街の境と思われる路地を探索。
歩いているうちに一見の居酒屋を発見しました。
暗い路地にパッと明るい店構え。
魚が泳ぐ水槽と、貼り出されたメニュー。

「値段は安くないけれど、魚がメインのお店だな。」

と判断し入店してみました。

ガラガラ・・・(と引き戸を開けて)

「一人です」と私。

「どうぞっ、どこでも」と目の大きな大将がカウンター席へ誘います。

まずは”生ビール”をお願いし、メニューを確認します。

思ったとおり魚介類がメインのお店のようで、今日は特にカワハギがおススメらしい。
とは言え特に変わった魚があるというワケでも無いようです。

”生ビール”が来たところで、”お刺身盛り合わせ”をお願いし、ビールをゴクリ。

んん?
んんん?

ほのかな香りとピリリとした口当たり。
ジョッキを良く見ると、そこには”HEARTLAND”の文字が。

久々だなぁ~、キリンのハートランド
転勤してからなかなか置いているお店が見つからなくて寂しい思いをしていたんですよ。
それがでのめるなんて、それだけでもこの店に入って良かった。
これであの大将が面白い話でも聞かせてくれればなお良かったのになぁ・・・。

二軒目は偶然発見したBAR。
久々に出会った重厚な感じの扉に期待したものの、カクテルの味はイマイチでちょっと期待外れ。
早めに退出して再び夜の街をさまよいます。

1一本の路地に、古い家を改築したような感じの渋い店構えのお店を発見。
看板の感じから個人経営のお店ではなさそうですが、落ち着いたいい感じのオーラが出ています。
もう少し近所も探索して戻ってくると、そのお店の前で5~6人の学生風のグループが、

「ここだよね、ネットで見つけたお店」
「ちょ、ちょっと入りにくい感じじゃね?」
「そ、そうだよな、他を探そうか・・・」

と言うような感じで引き上げているところでした。

こういう光景を見ると俄然対抗意識がわいてきます。

ツカツカと店のほうへ歩いていき、

ガラガラ・・・(と引き戸を開けます)

12jpgカウンターとテーブル(掘りごたつ式)席に分かれた店内は落ち着いた雰囲気。
七輪であぶって食べるタコやキノコをおいしくいただきました。
お店の名前はさば右衛門一人または少人数で行くにはおススメのお店です。


| | コメント (7) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »