「ごはんばー 風」でいろいろ考えごと。
火曜日、例のごとく小倉の夜の街へと足を運びます。
この夜は「ごはんばー 風」を覗いてみたところ、運良くカウンターに空き席を発見。
早速扉を開いてみます。
温かい店内に居場所を確保したら、まずは”生ビール”で一息。
壁に貼られた料理のメニューや、この日置いてある日本酒の種類を確認します。
日本酒というのは不思議なものです。
銘柄はもちろん、吟醸・純米などの種類とか、酒米の種類が風味に大きな影響を与えるのにもかかわらず、それらを全部メニューに書いているお店は少ないのです。
ところがほとんどの場合、「産地」は書いてあって、飲む客の方もその影響を受けやすいのです。
カウンターで日本酒を飲みながら、壁に貼られたメニューを見ていると、様々な思い出がよみがえってきます。
例えば青森県の”田酒”
いまごろの青森はそうとうな雪が積もっているに違いない。
固まった雪でデコボコになった歩道を、転ばないように注意しながら飲み歩いたっけ・・・。
宮城県の”伯楽星”
かつては年中出張で訪れていた仙台。
今行くとしたらちょっとした旅になってしまう距離だ。
あんなに再訪を願っていた街とも少しずつ縁遠くなってしまい、だんだんと北九州の人になっていく自分に気づいたりする。
この夜のメインのツマミは”ウマヅラのお刺身”
そう言えば居酒屋で初めて一人で贅沢をしたのは、長野県のお店で水槽を泳いでいたウマヅラをさばいてもらったときだったな・・・。
ボンヤリと思いを巡らしていたら、奥からご主人が登場。
ご主人:「FUKAWAさん、今年の”いづみ橋”は出来が良いらしいですよ。」
私:「ホゥ、そうですか、”いづみ橋”は出来に波があるから、良い年は期待できますね。」
ご主人:「いずみ橋の”とんぼ”ってご存知ですか?」
私:「ええもちろん、実家の近くの酒販店では良く置いてありました。WEBの通販だと手に入らなくてねぇ~。」
”とんぼ”はラベルの見た目も独特だから、お店に出たら目立ってすぐに無くなってしまうかも。
近いうちにまたお邪魔して、故郷に思いを馳せてみるとするか・・・
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コメント
九州の方にも「とんぼ」が飛んでいってるんですね。
美味しいお酒が広まっていくことは嬉しいです。
日本酒もワインも地ビールも・・・
やっぱり「どこで生まれたか」という情報は
飲み手に+αの楽しみを与えてくれると思います。
いろんな場所の日本酒を飲むたびに、プチ日本旅行という感じでしょうか。
投稿: まき子 | 2009.01.22 03:28
呑み物、食べ物で、
そん時の景色や情景が瞼に浮かぶこと、
よく判るわ~。
そん時の蝉が鳴くような暑さや、
足元が凍てつく寒さまでもが
思い出される!
投稿: 葛飾のオヤジ | 2009.01.24 01:10
酒の美味しい季節ですね(笑) 色々とのんでみたいです! ところで博多でいいカプセルありませんか 小倉は何度か行ったけど
投稿: マカロニ | 2009.01.24 04:17
>>まき子さん
良いお酒が各地に広まっていくのは嬉しいですね!
>>オヤジさん
季節や音も味わいたいですなぁ~。
>>マカロニさん
博多のカプセルは総合的にレベルが高いようですが、
「ウェルビー」か「キャビナス」あたりがおススメです。
投稿: FUKAWA | 2009.01.24 09:00
ありがとうです ウエルビーに行って見ますね
投稿: マカロニ | 2009.01.24 09:24
ありがとうございます さっそく行って見ました 良かったです 特に漫画がたくさんありマッサージも良かったです! いつもはプラトンに行くのですが まぁ安いからですが(笑)レベルがちがいました ありがとうございます
投稿: マカロニ | 2009.01.26 10:53