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2009.03.11

下関の夜、それから・・・。

「狐拍子」を出た後、下関の古い飲み屋街らしき方向へと向かいます。
大きな道が二股に分かれ、どちらにも道沿いにポツポツとお店があります。
ただし大通り沿いのお店は「食事処」的なお店が多く、ちょっと風情に欠けます。
そこで2本の大通りに挟まれた形の小さな通りに入ってみました。

1ホホ~ゥ。
良さそうな通りジャン。
暗くて人通りの少ない通りに、寿司屋から居酒屋、スナックやフーゾク店まで、あらゆる分野のお店がある。
しかし寂れているがゆえに、ゴチャゴチャした感じも無い。
人影の少ない通りを端から歩いてみた結果、一軒のBARを発見しました。

Photo暗い通りにポツンと灯る店の明かり。
看板には、「BAR UNCHAINED」とあります。
一部がガラスの扉の中をのぞけば、木の雰囲気が感じられる色合い。
何の迷いも無く、扉を開けてみます。

ギィ・・・。 

マスター:「いらっしゃいませ。」

私:「一人なんですけど。」

マ:「どうぞ。」 と、席へ促す。

まっすぐなカウンター席に先客はいませんが、一番奥は遠慮して、奥から三番目あたりの席へと腰を落ち着けます。

マ:「お飲み物、何にしましょう。」

私:「ジン・トニックをお願いします。」

バックバーを見ると、”ビクトリアン・バット”や、変わったラベルの”ビフィータ”なども並んでいます。

マ:「今、お仕事終わりですか?」

私:「ええ、ちょっと北九州から。」

マ:「あー、北九州ですか、私も昔住んでいたことがあるんですよ。」

初めて入ったBAR。

見慣れない客に、マスターは最初は少しずつ探りを入れ、徐々に打ち解けていく。
この流れがスムーズに行くとたまらなく心地よい。
打ち解けて居心地がよくなるのはもちろんだけれど、その過程をスムーズに進める技もありがたい。

二杯目の”ホワイト・レディー”を飲み干すころにはマスターが、

マ:「WBC、気になりません?」

私:「そう言えば今日また韓国戦ですよね?」

マ:「i-モードでチェックしてもいいですかね?」

私:「どうぞ(笑)、でもその前に”オールド・ファッションド”をメーカーズ・マークでお願いします。」

手作りの丸氷を使って作られた”オールド・ファッションド”
このカクテルはお店によっていろいろなバージョンがあるのだけれど、BAR UNCHAINEDのものはオーソドックスで、かつバランスも良い。

マスターに聞いたら、店の前の通りは名も無い通りだということ。
それではその名も無い通りをもう少し探検してみようか・・・

更につづく。

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コメント

低い屋根が有りーの、なかなか良さげ~♪

しかし、先輩、
名もない通りだと、タクシーで行く時に困っちゃうから、命名しておいてください。(笑)

さぁて、まだまだ続くようですネ♪

投稿: 葛飾のオヤジ | 2009.03.12 01:46

久々にはしごですね。
やっぱFUKAWAさんは、こうでなくちゃ(笑)。
名も無い通りにあるBARでの、こんな出会いも、
この日限りではなくて、次にも訪れることがあるのでしょうか。

投稿: まき子 | 2009.03.12 19:17

こんにちは! 下関と言ったら 川棚の瓦ソバですよね 食べましたかぁ? あと カプセルの走りだった 二段ベッド風のカプセルいきましたかぁ?てっか小倉だったら泊まる必要ないし(笑) 私的には宇部の健康ランドがお勧めですね(笑)

投稿: マカロニ | 2009.03.18 09:11

>>オヤジさん
あとで知り合いに聞いたら、通りには名前が無いのだけれど、飲み屋街自体は有名なようです。

>>まき子さん
もちろん再訪しまッセ!

>>マカロニさん
カプセルありましたよー!
宇部の健康ランド、カッタの湯には私も行きましたよ

投稿: FUKAWA | 2009.03.20 11:25

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