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2010.03.16

「ごはんばー 風」で、古酒に出会う。

Photo_3仕事が早めに終わった日などに、自然に足が向いてしまうお店「ごはんばー 風」けっこういろいろな日本酒や肴が入るので、定期訪問しているのです。

こんばんはぁ

と扉を開け、カウンター席に陣取ります。

まずはビールで喉を潤しつつ、メニューのチェックに入ります。

すると大将が「府川さん、今日は”白鴻”というお酒が入ったんですよ。」

私:「ほう、どこのお酒ですか?」

大:「広島のお酒なんですよ。」

私:「広島ということは、ちょっと力強い感じのお酒ですか?」

大:「いや実は私もまだ飲んでなくて、ただ信頼している酒販店が、すごいオススメだって言うものですから。」

Photo_4では・・・
ということで”白鴻”をお願いしてみました。

シンプルなラベルの瓶から注がれたお酒は、少し茶色をおびています。

グラスをゆっくりと口に運ぶと・・・

!!!

これはっ!
久々に頭の中で鐘が鳴りました。
スッとした喉越しの後に、ふわぁ~っとわき立ってくるほのかな後香。
その後香が、シングルモルトウィスキーの、しかもアイラモルトに似ています。

すごいなこのお酒。

そう思ってもう一度瓶を良く見せていただいたところ、「15BY」と書かれています。

なるほど、この深みとやさしさは古酒だからか。
それにしても、古酒ってどうもパンチに欠けるものが多かったような気がするけれど、コイツはスゴイ。
こういう攻め方もあったか!
Photo_5すばらしい日本酒に出会ったからには、ツマミも慎重に選びます。
今が旬の”合馬の筍”を焼いていただきました。
ホクホクの筍の、ほんのちょっぴりのエグ味が、白鴻のアイラモルト風味と合います。
ゆっくりと飲みながら、白鴻についていろいろと思案してみます。

普通の日本酒に、ラフロイグあたりを数滴たらしてみたらどうだろうか?
その場合日本酒はどんなものが良いだろうか?
モルトの種類は他のものでも・・・

Photo_6結局、”白鴻”を更にジックリ飲んでみることにしました。
今度は熱燗にしていただき、徐々に冷ましながらの味わいを確認します。

うんうん、このお酒、熱燗でも十分味わえる。

美味しい料理をたくさん食べるのも良いけれど、お酒が主役でジックリと飲むのもまた、幸せなものです。

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2010.03.14

久々に、ベランダカウンターでの昼食

Photo温かくなってきた北九州市。
近所の「黄金市場」へ、週明けからの弁当の材料を買いに言ったところ、”アサヒカニ”なる見慣れない食材を発見。値段も1尾\500と、同じ大きさのワタリガニの数分の一。
早速2尾買い求め、酒蒸しにしてみました。
中華鍋に調理酒を注ぎいれ、煮立ってきたら金網に載せた”アサヒカニ”を投入。ステンレスのボウルで蓋をしておきます。
その間に付け合せのサニーレタス(自家栽培)を採集したり、ベランダカウンターをセッティングしたり。
Photo_2そうこうしている間に、いい色になった”アサヒカニ
平べったく見えたのに、じつは意外に体高があって、身もミソもしっかりと入っていました。
カニの内部に残っていた海水による塩味を”ハートランド”でグビグビと流します。
まだ少し風が冷たかったけれど、久々にベランダカウンターを満喫したのでした。

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2010.03.13

やっと見つけたもぐりの酒場

Sse小倉に越してきてから一年半ほどが経過したころの話です。
いつもより少し多めに飲んでしまい、帰りに道に迷いかけたことがありました。
どんよりと真っ暗な川に沿って歩いていると、ふと目の前に一つの灯りが現れました。

看板には「BAR ?」とあります。

暗い路地に地味な灯りのたたずまいは、まさしくBARのイメージですが、看板に「?」と書いてあるとちょっと不安になります。

ちゃんとしたお店だろうか?
それとも元ちゃんとしたお店だったところが閉店して、後に居抜きで入ったスナックかな?

首をひねりつつ良く観察してみたところ、入り口付近に燻製用の本格的なスモーカーが置いてありました。
「これはきっといい店だ」と、判断し、早速扉を開けてみます。

ギッ・・・

「いらっしゃいませ。」とマスター。
「ようこそこんな入りづらい雰囲気のお店へ(笑)」と迎えてくれました。

薄暗い店内には長い一文字のカウンター。
バックバーには一通りのお酒が並んでいます。そしてこの暗さにもかかわらず一瞬で初めての客と見抜いたマスター。

「やっぱりいい店だ。」

天井には星空を模した小さな穴が開いており、そこから小さな光がもれてきます。
カウンターの各席の上にはスポットライトが設置されており、客が座った席だけ、マスターが照明のスイッチをONにするようです。
ガッチリとした体格で、パイプの煙をくゆらせながら話すマスター。

「俺は俺の考え方で店をやってます」的なタイプです。

時々「俺は俺」すぎてワケがわからないお店もありますが、ここに関してはカクテルの腕も悪くありません。

探してたんだよなぁ~こういう店。

あ~、やっと見つけたよ。

正式な店名は「SHEELA'S Speakeasy」。

席はガラガラなことが多いのに、見慣れない客が団体で入ってこようとしたら、入り口で断る頑固さ(それも小声で、「いや、今夜はちょっと、ええ、ちょっとですね・・・」と意味深な断り方)があるかと思えば、女性の一人客が気軽に立ち寄ったり、親子連れの客なんかも来る。
”Speakeasy”とは、「もぐりの酒場」という意味だそうで、まさしくこのお店にピッタリです。
開店が21:00頃と遅く、自宅とは少々方角が違うにもかかわらず、ついつい足を運んでしまうお気に入りの酒場なのです。

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