盆休み帰省、二軒目、三軒目のあと、四軒目で「眠庵」
東京二日目は、神田の「眠庵」です。
前日は「庵 浮雨」で飲んだ後、十分に酒が抜けきらないまま夜はバーを二軒ハシゴ。
そんなわけでこの日はどうも体調が・・・(なので写真は一部使い回しです)
小さな暖簾をくぐり、細い路地の奥に入っていくと、この日は玄関の脇で猫が寝そべっています。
そんないかにも「眠庵」的な景色を横目に眺めながら、扉を開きます。
こんちはぁー。
カウンター席に数か月ぶりに腰を落ち着けると、まずは今日も”ハートランド”
グラスを持つ指先にどうも力が入らないものの、一口二口とゆっくり飲み進みます。
迎え酒が徐々に体に染み入るこの感じ。
二日酔いの特効薬は、案外もう一杯飲むことだったりするものです。
メニューを眺めて、今まで頼んだことのない、”小松菜のお浸し”を発見。
すぐに来そうな”小松菜のお浸し”と、定番である”牛肉と大根のバーボン煮”、それから”出汁巻き玉子(混雑時はお時間かかります)”をお願いし、体調の更なる回復を待ちます。”出汁巻き玉子”が出てくるころにはかなり回復したので、日本酒に移行。
”萩錦・登呂の里”をお願いします。
”出汁巻き玉子”に箸を入れるとフワァア~っと立ち昇る出汁の香り。これが”萩錦”の涼しい香りと見事にマッチング。
更にメニューをよぉ~く眺めていたら、一番隅っこに”本日のおつまみ”とあります。
店主のYさんにお聞きしたところ、”自家製の納豆”であるとのこと。
もちろんすぐにオーダー。酒飲みは”自家製”という言葉に弱いのです。
意外にも地味に登場した”自家製納豆”表面に糸が引いているわけではありませんが、実は豆の表面にうっすらとネバネバ成分がついてます。
チョロッと醤油をかけて一粒一粒いただきます。
これイケる。
このお店に顔を出し始めたころに何度か聞いてしまった。
「白ごはん無い?」が一瞬よみがえりそうになってしまいましたが、グッとこらえて”そばがき”をオーダー。
モッチリとした”そばがき”、久しぶりだなぁ。
九州では蕎麦屋さんそのものが少ないうえに、そばがきが出てくるお店のとなると更に少ないのです。最後に”二種盛り”をお願いして、蕎麦をじっくりと観察。
あいかわらずのムワッとくるような蕎麦の香りに頷きつつ、その味を噛みしめたのでした。
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コメント
猫の表情がいいですねぇ!
出汁巻き玉子、おいしそう…。
切られていない?感じがいいですね!
牛肉と大根のバーボン煮も気になります。
投稿: えぬこ | 2010.08.15 16:02
久々に会いたかったのに、ザンネン!
土曜にようやく行けたんだけど、それじゃ
遅かったよね…(>_<)
また、年末頃かな???
庵 浮雨も行ってみたいんだけど、
ちょっと遠い…(>_<)
投稿: nanaken | 2010.08.15 23:01
>>えぬこさん
出汁巻き卵は包丁入っていません。
表面が箸で破られた瞬間に香りがフワァ~と・・・
>>nanakenさん
そのうちまた!
投稿: FUKAWA | 2010.08.16 11:22
でたでた!ヽ(´▽`)/
はしごにかけては、「め組」よりもふっくンの方が一流だからね!!
投稿: 葛飾のオヤジ | 2010.08.17 22:51
”牛肉と大根のバーボン煮”はどんな味わいなのか、私も気になります。
普通のウイスキーとかビールとかワインとかじゃなくて、敢えて“バーボン”ですからね。
そして、そのバーボンもどんな銘柄を使っているとかも気になるなー。
でも、迎え酒で体調を整えるとは、酒飲みだー
投稿: まーちん | 2010.08.18 20:21
>>オヤジさん
ハシゴを使うときは、安全帯も忘れずに!
>>まーちんさん
”牛肉と大根のバーボン煮”はもはや眠庵の名物になっています。
旨いですよ~。
投稿: FUKAWA | 2010.08.22 08:33