東北地方太平洋沖地震
東北地方を襲った未曾有の大災害。
八戸、久慈、宮古、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、仙台、相馬・・・
かつて東北地区担当時代、何度も訪れた街々です。
青森から岩手に至る三陸の海岸線は、国道の道端に車を止めると、のどかな海が見え、鳥の鳴き声しか聞こえない静かな地域でした。
どの街も地味だけれど、まじめに、懸命に働いている人ばかりの、味わいのある街ばかりでした。
そんな街々が、あの大津波で黒い海水に一瞬にして飲みこまれてしまった。
たいへんな人的被害はもちろん取り返すことが出来ない。
生き残った人たちの経済的な被害も桁外れなものです。
私たちになにが出来るだろうか。
まずは明日もいつもどおり会社に行って働くこと。
普通の日常を維持することもきっと大切なことなんだと思います。
そのうえで、被災地の詳細がわかってくれば、私たちにできることもわかってくるのだと思います。
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コメント
読んで涙が出てしまいました
私は行ったことのない地域でしたが
フカワさんの言葉で
災害前の街が私にも突き刺さるように見えて・・
悲しみだけに飲み込まれないように
少しでも明るいほうに向かっていかれるように
できることを、一生懸命していきたいです。
投稿: aya | 2011.03.13 11:16
>普通の日常を維持することもきっと大切なことなんだと思います。
ありがとうございます。
なんだか日常を過ごしてのほほんとしていることに
どこか罪悪感があって気持ちが落ち込んでいたので
ちょっと元気が出てきました。
投稿: hirorin | 2011.03.14 18:17
>>ayaさん
悲しみに負けないように。
あきらめないように。
我々もがんばりましょう。
>>hirorinnさん
日常と書いたものの、
まだ外で飲む気持ちにはなれませんでした。
投稿: FUKAWA | 2011.03.14 20:39
この私も(っていうと語弊があるかもしれませんが)
まだ外で飲む気にはなれず・・・
でも、「オバカ」なことを言って和んだり、
冗談をいって笑ったり、
漫画を見て笑ったり、
そういう人間として普通なことは、していいんだと思います。
まだ心配なことがいっぱいあって、
本当にココロに平穏が戻ってきてるワケではないですが、
「喜び、笑いありの日常が不謹慎」っていう風潮は変、、と思っています。
投稿: まき子 | 2011.03.17 19:58
>>まき子さん
そうですよね。
私も昨夜あたりから飲みに出ています。
投稿: FUKAWA | 2011.03.19 07:53
私もそう思います。
日常を維持すること。大切なことだと思います。
そのことも復興の一歩だと思います。
いつものように仕事して、笑って美味しいお酒を飲んで美味しい物を食べて、日常を継続する。
その日常が少しずつ被災地にも浸透するんだ…。
投稿: えぬこ | 2011.03.27 21:59
>>えぬこさん
文化横丁のBAR Rothkoのマスターから、今夜から営業を再開するとのメールが来ました。
東北の皆さんの日常が一刻も早く元に戻ることをお祈りいたします。
投稿: FUKAWA | 2011.03.28 22:28