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2011.06.20

ほぼ一年ぶりの鹿児島の夜

先週は久々に鹿児島へ行ってきました。
鹿児島と言えば前回最後に良さそうなエリアを発見したので、今回はかなり期待度大なのです。
仕事を終えてホテルに到着。
ホテルはもちろん、鹿児島の飲食街である天文館の中心に位置する所を取りました。
しかし今回は、前回の教訓を元に、飲食街の中心地からは少し離れた場所へと向かいます。
一軒目は特にコレと言ったお店を目指していたわけではないのですが、ある路地へ足を踏み入れたとたん、とんでもなく魅力的な看板が目に飛び込んできました。
Photo湯どうふ ごん兵衛」です。
このブログで何回も何回も言っていますが、私は大の湯豆腐好き。
その湯豆腐をメインにしているお店に出会うなんて!
しかもお店を外から眺めると、かなり歴史のありそうな、それでいて大衆的なお店のようです。

暖簾をくぐると、コの字型のカウンターがあり、先客は二人。
カウンターの奥にはチャキチャキとした小奇麗な女将さんがいて、

「そちらの席にどうぞ」

と案内してくれます。

女将:「なににしましょうか?」

私:「えーっとオススメは・・・。初めて来たんですけれど。」 (やや緊張気味に)

女将:「”ウナギの肝の串”なんかいかがですか?」

私:「あっ、それお願いします。あとネギマもお願いします。」

女将:「ハイ、それじゃやウナギの肝とネギマ、それと湯豆腐鍋でいいわね。」

そう言うと、そそくさと奥の厨房へ注文を伝えに行く女将さん。

戻ってきた女将さんに、まずは北九州から出張できたことを説明(初めてのお店、なかでも女性が一人でやっているお店では自己紹介をすることが大切です)し、店内を見回します。
茶色に変色した地元の名士が書いた(?)俳句などがたくさん張ってあって、このお店の長い歴史を感じさせます。

私:「ずいぶん古くからやっていそうなお店ですね。」

女将:「ここに来てから60年くらい。お店を始めてからだと90年くらいなのよ。」

私:「フェ~、それはスゴイ。」

ウナギの肝”を食べながら隣の地元のお客さんとも話しこんでいると、”湯どうふ鍋”が登場。

コチラのお店は各席に小形のガスコンロが設置されていて、各々一人鍋というスタイル。
登場した”湯どうふ鍋”はわりと大きくて、豆腐以外の各種具も豊富です。
アツアツのお豆腐にハフハフと言いながら、昆布出汁のスープまで全て美味しく頂きました。
大満足の後、女将さんにいつかの再会を誓って、二軒目へと向かいます。

Photo_2二軒目は昨年も訪れた、「Bar 魔の巣」です。
マスターのカチッとした接客は相変わらず。

マ:「たしか・・・以前も一度いらっしゃいましたよね?」

私:「ええ、約一年前に北九州から。そのときカウンターに置いてあった「いい酒の、いい飲り方」という本を、その後購入しました」

などと話しつつ、南国の夜は深い闇へと溶けていくのでした。

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2011.06.19

和歌山にも行ってきました。

そういえば先月は、和歌山県にも行ってきました。
実を言いますとこの出張はど~も気が乗らない仕事で、なぁ~んかヤル気が出ない。
しかも早朝から移動で日帰り・・・。

というワケでプラス・アルファな要素を付け加えることにしました。
調べてみると和歌山にもカプセルホテルがある。
更にBARも何件かあるようです。
ここはひとつ自費前泊で和歌山の夜を楽しむことにしました。

まずは居酒屋で腹ごしらえをし、川沿いの道をブラブラと歩きます。
夕暮れ時の涼しげな風に吹かれながら歩いていたら、目をつけていたお店の一軒を発見しました。
Roge_2Bar Roge'
薄暗い通りにヒッソリとたたずむ店構え。
ちょっと戸惑いつつも扉を開けると、カウンター中心の比較的小さなお店。

私:こんばんは。一人です。

マスター:あ、いらっしゃいませ。どうぞ、どこでも。

カウンターには地元の常連さんらしき二人組み。
私は少し奥の方に着席しました。

バックバーのボトルはピカピカに磨かれ、背後のしっとりとした暗がりには小さなテーブル席。
40歳くらいに見えるマスターの、ピシッとした所作が気持ちよい。

ジン・トニック”と”マルガリータ”をお願いしましたが、どちらもしっかりと味の締まった美味しい仕上がりでした。

北九州から出張してきたことを話したら、帰り際に地元のバー・マップをいただいたので、地図を元にもう一軒。
二軒目のお店のマスターに、一軒目はRogeに行ったことを話すと。

彼、最近協会(日本バーテンダー協会)辞めちゃったんですよね・・・

とのこと。

一匹狼的だけれど、街の外から来た者に親切にしてくれる。
そんなマスターのいる和歌山。
またいつか行ってみたいものです。

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2011.06.04

長崎はいい街です。

1少々古い話しですが、先月は長崎へ出張してきました。
仕事を終えた後は、早速飲み屋街へと出かけます。
歴史のある長崎市には、「思案橋」という交差点を中心に飲み屋街が広がっています。
「広がっている」といっても、狭い通りや小さな路地が入り組んだ、迷路のような飲み屋街になってます。
通りの行く先が見通せない飲み屋街というのは、独特の雰囲気があってワクワクさせてくれます。

2_2そんな長崎の飲み屋街でまず入ったのは、「大衆割烹 安楽子」というお店。

ガラリ・・・

と引き戸を開けると、右側にカウンター、左側に小上がりという造り。
ネタケースにはいかにも新鮮そうな魚介類が並んでいます。

お刺身盛り合わせ”をお願いしてから店内を見回すと、壁に貼られたメニュー札などが、時代を感じさえるセピア色に色づいています。

いいなぁ~、この雰囲気。

最初は客もまばらだった店内ですが、しばらく飲んでいると地元の旦那さんたちですぐに満席になってしまいました。

それもそのはず。
お刺身の鮮度は抜群で、その他の料理も実に美味しく、お値段もリーズナブル。
長く地元で愛されて当然の素晴らしいお店でした。

腹ごしらえすした後は、再び夜の飲み屋街を散策。
こんな味のある飲み屋街であれば、きっと良いバーがあるに違いありません。

3strandいわゆる飲み屋ビルを数軒覗き込んでいるうちに見つけたのが、「Bar Strand
お店の前に「今月のカクテル」といった紹介がしてあり、Welcomeな雰囲気が漂っています。

ギッ

とドアを開けて足を踏み入れると、クラッシックなカウンターとバックバー。
小さな店内では、若いマスターと自然に打ち解けることが出来ます。
美人の女性バーテンダーも美味しいカクテルを飲ませてくれました。

4nakano最後に同じビルの最上階に発見したのが「BAR NAKANO
扉を開けると、美しいブルーの照明に照らし出された店内。

テキーラ・トニックをお願いして一息つきます。

「出張か何かで?」

と問いかけてきたマスターは、どこか余裕のある上品なものごし。
ビルの最上階に構えたお店もなかなかリッチな造りだし、

もしかしてビルのオーナー?

とか思ってしまいましたが、そうではなく、ホテルのバーで修業した後に独立したのだそうです。

大きな道路があるかと思えば、その脇に暗い路地やネオン輝く横丁が這っている。
どこか仙台の飲み屋街に似た雰囲気もある長崎の夜の街。
もう一度、いや何度も来たくなる素晴らしい街なのでした。

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