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2011.12.11

今年最後の大阪出張「そば切り からに」

Photo今年最後の大阪出張。
寒風吹きすさぶ中向かったのは、「そば切り からに」です。
JR福島駅で降りると、かつて見覚えのある商店街。
狭い通りの両側には、金物屋、クリーニング店、本屋など、地域に密着した商店に混じりながら、こじんまりとして良さそ~な居酒屋が何軒も軒を連ねています。

一度、夜にも来てみたいなぁ・・・。

などと思いつつ歩いていくと、長い商店街の一番奥の方に現れたのが、「そば切り からに」です。

こんにちは~

と、引き戸を開けて入ると、一枚板の大き目のテーブルには、先客が二人。

地元のベテランらしき初老の紳士と、30代前半と思われる男性が、それぞれ静かに飲んでいます。

二人とも、いい感じだ。

まずは”ビール
薄いグラスで供されたハートランド
最初にお願いした”子持ちコンニャク”の独特の食感と、腹ごしらえのために頼んだにぎり天”の紅生姜の風味を実感しつつ、久しぶりの店内を見回します。

バケツに足をつけた独特の椅子や、天井に掲げられた前衛的な絵画を眺めたり、ガラスの向こうを行き来する近所の人たちを見たり・・・

先程の初老の紳士が、最小限の動作で合図するのを見逃さない女将さん。
いかにも蕎麦屋らしい、ストイックな感じのご主人。

Photo_2そんな風景に満足しながらお酒をお願いしたところ、愛媛の”川亀”というお酒が出てきました。
盃は選ばせていただけるので、私の好きな、内側にも模様の描かれた盃をチョイス。
お店の正面のガラスから差し込む陽の光が、昼酒をさりげなく演出してくれます。

 

Photo_3最後にお蕎麦荒挽き”を大盛りでお願いすると、香りたっぷりのお蕎麦が登場。
荒挽きらしく、御蕎麦の一本一本にポツポツと””が際立っています。

心地よい店内で、心地よいお酒と肴、そしてお蕎麦、味わいのある商店街。

まさに至福の時間を過ごし、今年最後の大阪の街を堪能したのでした。

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