長崎出張で、激ウマ中華料理
今週は日帰りで長崎へ出張。
その長崎で、ぜひ行きたかったのが、「中華料理 永楽苑」です。
このお店は、長崎担当の営業マンが取引先の社長さんから教えていただいたお店なのですが、中華料理といってもいわゆる長崎の中華街にあるのではなく、長崎県庁の近くにあります。
狭い間口には、ありふれた黄色の看板に赤い字で「中華料理 永楽苑」とあり、極めて大衆的な店構えです。
・美味しいものをたくさん食べていそうな人に教えていただいた。
・場所が県庁の近く。
・間口が小さい。
と、「良い店に違いない条件」を3つも揃えているのです。
狭い入り口を入ると、最初はラーメン屋のようなカウンター席、そこは既に満席なので、カウンター席の後ろの狭いスペースをカニの様に横歩きして奥へ。
奥の厨房脇の通路を通って更に奥へ奥へと進むと、やがて座敷席が現れます。
まさにウナギの寝床のような構造なのです。
この永楽苑、実は以前も一度昼飯を食べに寄ったことがあります。
そのときは、何をたのんだら良いのかわからないので、とりあえず”特製チャンポン”をお願いしました。
その”特製ちゃんぽん”のウマさにもビックリしたのですが、もっとビックリしたのは後からドッと押し寄せた地元のお客さんたちのほとんどが”シイタケ肉そば”という料理を注文していたこと。
客:「シイタケ肉そば」
次の客:「シイタケ肉そば!」
次の客:「シイタケ肉そば2つ」
また次の客:「シイタケ肉そばネ」
といった具合です。
それ以来、”永楽苑のシイタケ肉そば”のことがずっと気になっていたのです。
そしていよいよやってきた”シイタケ肉そば”
意外にもシンプルな外観です。
スライスしたシイタケがどっさりと入っているものを想像していましたが、実際は丸のままのシイタケが4つ。
肉も挽肉かと思っていたのですが、バラ肉のようです。
早速一口・・・
う・・・旨いっ!
アツアツのスープはとろみがついていて、細めの縮れ麺にしっかりと絡んできます。
味付けはチャンポン風で、鶏がら風味の奥からシイタケの風味が上品に顔をのぞかせます。
とろみがあるおかげで、アツアツ状態が長く続きます。
肝心のシイタケですが、肉厚で絶妙な歯応え。
あまりのウマさに、勢いよく食べ過ぎて口の中を少し火傷してしまいました(苦笑)
”特製チャンポン”も美味しかったけれど”シイタケ肉そば”もモンゼツ級のウマさです。
気が付けば周囲のお客さんも続々と”シイタケ肉そば”を注文。
中にはトロロ昆布のようなもので覆われた謎のオニギリにパクついている人もいる。
金額も\580と大衆的で、どこか懐かしさの残る味と雰囲気。
次回はぜひ、あの謎のオニギリを試してみたいと思います。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
そうなのです、観光ブックには決して載らない地元だけの名店があるのですよ♪
投稿: 葛飾のオヤジ | 2012.01.16 23:54
>>オヤジさん
オヤジさんの地元には、名店がいっぱいありそうだなぁ~
投稿: FUKAWA | 2012.01.21 15:03