近所のお店「藍」にて、殻付ウニ
会社の近所にヒッソリと佇む「藍」というお店。
マスターは元プロボクサーで、
「料理は勉強中です。」
という変り種。
マスターは北九州の沖にある藍の島という小さな島(人間よりネコの数が多い島!)のご出身。
その藍の島から直送の魚介類や、ある程度の料理の他に、お酒もいろいろ揃っています。
個人的には広島の”雨後の月”が置いてあるのが嬉しい。
先日マスターから、「今度、藍の島からウニを仕入れます」
と聞いて、このチャンスは逃せないと訪問。
まずは”ハートランド”で喉を潤します。
ハートランドは私が好みを伝えたらわざわざ置いてくれたものです。
藍の島産の立派な”サザエのお刺身”をつまみつつ、一息つきます。
しばらくするとマスターがポリバケツに入ったウニを持って来てくれました。
バケツの中でガサゴソと動いているウニ。
早速お願いします。
まもなく供された”殻付ウニ”は、真っ二つに割られたにもかかわらず、針が動いています。
私:「ウヒョ~、スゴイね。まだ動いている。」
マ:「確かにスゴイ生命力ですよね。ちなみにウニはココが口で、ココが肛門です。」
私:「ヘェ~、てっぺんがオケツなんだ(笑)」
我慢できずにウニを口へと運びます。
うまい~。
トロッとしたウニの甘さを、海水の塩分が引き立てています。
合わせる日本酒は”日高見”
もちろん日本酒との相性は最高。
舌の上に広がったウニを、スッキリした日高見で流し込みます。
そうして中身を全部食べられたのに、まだ動いているウニ。
お酒を”雨後の月”のぬる間に切り替えて、次のウニに取りかかります。
ウニの内側は縞模様になっていて、うまいこと加工したら変わった酒器にもなりそうです。
しかしマスターによると、縦に真っ二つに割る以外の方法だと、粉々に砕けてしまうことがあるとのこと。
そこで今回は縦割りの片方を使ってお酒を飲んでみることにしました。
”麒麟山 超辛口”をお願いし、ウニの殻に注ぎます。
そしてそれをチュ~ッと吸い込みます。
クゥ~、幸せだ。
生きていてよかった。
お酒を飲めてよかった。
食べ物の好き嫌いが無くてよかった。
どっぷりと幸せに浸かった夜なのでした。
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