小料理 なみ にて、松茸の土瓶蒸し。
そろそろ秋から冬へと季節が移りつつある小倉の街。
この夜は風邪気味ということもあり、珍しくまっすぐに家に帰る予定でした。
ところが会社を出る前にふとFacebookを確認すると、「小料理 なみ」のご主人が、
「今夜はサンマの棒寿司と松茸の土瓶蒸しがあるよ」
と呼びかけているではありませんか。
これはもう我慢できない。
そもそも転勤してきたときに、いつでも飲みにいけるように住居は職場との間に飲み屋街を挟んだ場所と決めていたのですが、今夜もあのときの選択が正しかったことを振り返ってしまうのです。
ガラガラ・・・(と引き戸を開ける)
私:こんばんは~
大将:どうもッス。
いつもの席には先客がいらっしゃったので、この夜はカウンターの奥の方へ陣取ります。
まずはビールで気を落ち着けて、早速”サンマの棒寿司”をオーダー。
美しい銀色の輝きといい、酢の利かせ具合といい、全体の形のまとめ方といい、
さすがにプロは違うよなぁ~。
こういうのはお店でないと味わえない。
今夜は風邪気味の体にムチ打ってやってきたのだから、メニューの選択も慎重に。
ということで”甘鯛塩焼き”をオーダー。
お酒は”南 純米吟醸無濾過”を合わせます。
甘鯛の上品な脂を、これまた上品な南の酸味がサッと流し去ります。
そしていよいよ”松茸の土瓶蒸し”
お酒は”磯自慢 純米吟醸”をぬる燗にしていただきます。
土瓶蒸しの蓋を持ち上げると、フワァ~ッと立ち昇る松茸の香り。
静かなカウンターで松茸の土瓶蒸しと燗酒。
たまんねぇな~。
やはり年に一度は松茸の土瓶蒸しを味わいたいものです。
それにしても土瓶って、中身がなかなか冷めないんだなぁ~。
土瓶に直接お酒を入れて燗酒ってのも、良いかもしれない。
そんな酒場でのひらめきに気分を良くして、この夜は一軒のみで帰宅するのでした。
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コメント
お久しぶりです。土瓶蒸し美味しそうですね。今年はまだ食べていないので食べたくなりましたよ。
投稿: ギャバン | 2012.12.05 00:44
>>ギャバン
ぜひ、赤津賀へ!
投稿: FUKAWA | 2012.12.08 20:05