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2013.09.22

大分の夜 ひとりフラフラ新規開拓

久々の大分出張。
しかも宿泊ありでの訪問です。
しかしながら到着が遅くなることがわかり、晩飯は途中のレストランで済ませました。
夜10時過ぎ、ホテルに到着し荷物を降ろすと、早速大分の繁華街へと向かいます。

「この時間だと、行けても2件か・・・。」

失敗はしたくないとの思いから、まずは過去に何度か訪問したことのあるお店へと向かいます。
その後、新たなお店を開拓しようと繁華街の中心を歩いてみたのですが、どうもコレというお店が視界に入ってきません。
そもそも大分の飲み屋街は客引きも多く、ブラブラと歩きにくいのです。

こんなときは飲み屋街の中心地から離れてみるのに限ります。

前回来たときは飲み屋街からオフィス街へと向かう方向で良いお店を発見したのですが、今回は駅の方向へと向かってみることにしました。

駅へと向かう道は商店街のアーケードへと通じており、どちらかというと飲食店よりも洋服や雑貨を売るお店が多い感じです。
したがってこの時間は明かりを落としたお店が多く、ヒッソリとしています。

そんなアーケードへと入り込む直前。小さなビルの2階に灯る明かりが目に入りました。

窓から見える棚にはお酒が並んでいるように見えますが、どこにも看板が出ていません。
吸い寄せられるように近づいてみると、ビル自体はわりと古いようで、3階建ての小さな建物です。
建物の中央に幅が広めの階段があり、飲食店よりは会社の事務所が入居するタイプの建物のようです。

小さな看板でも出ていないかと周囲を確認しますが、やはり看板は無し。

そもそもBARなんだろうか?

ビルの階段を2階へと上ってみると右側は何かの事務所で、3階は「居住スペースにつき立ち入り禁止」とあります。
その2階の左側に目をやると、意外なことに透明なガラス主体の扉が・・・。
そしてその奥には、しっかりとBARの風情が見て取れます。

迷わず扉を開きます。

ギッ・・・。

温かい照明に照らし出された店内には、女性のバーテンダーが一人。

バ:「いらっしゃいませ」

私:「どこでも・・・(と席を見渡し)いいですか?」

バ:「ええ、どうぞお好きなところへ。」

直線のカウンターには、黒い服を着た比較的若い先客が一人のみ。
奥には小さなテーブル席があり、しばらく盛り上がっていましたが、まもなくお開きとなったようで、あとは静かな時間が流れます。

バ:「ご出張か何かで?」

私:「ええ、小倉からです。一件目はCASKさんへ行ってきました。」

初めてのお店では簡単な自己紹介をした方が良いものです。
それをしないとお互いに探り合いみたいになってしまって、どうもぎこちなくなってしまうことがあるのです。
特に女性一人でやっているお店ではなおさらで、知らない男性客は警戒されてしまうのです。

自己紹介を終えたところで、まずは”ジン・トニック”をお願いしてみます。
供された”ジン・トニック”は、ライムの爽やかな香りと果汁の味がしっかりと感じられる、「これぞBARでいただくジン・トニック」と言える美味しさです。

女性バーテンダーにお話を聞くと、若いころ小倉でお酒を覚えて以来、徐々にBARの世界にはまって行き、いろいろなお店での修業を経て2年前にこのお店を開業したそうです。

お次は”ラム・トニック”をいただきながら、大分の様々なお店について教えていただきました。

バ:昔は朝まで飲んでいたこともあるんですよ。

とのことで、さすがに情報量は豊富です。
壁に貼られたメニューには、気の利いたオツマミもあり、その中から”牡蠣のオイル漬け”をお願いし、お酒は”ラフロイグ”をストレートで。
牡蠣とアイラモルト。黄金タッグを味わいつつ、すばらしいお店を発見した満足感にひたります。

知らない街で、新しいお店を開拓する。
それも出張の醍醐味のひとつなのです。

※看板が出ていなかったので、店名は伏せました。


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