お盆の長旅その1 東京
今回の帰省は、まず仕事がらみの出張があり、そのまま実家に戻るという交通費節約コースです。
1日目:小倉→徳山→倉敷
2日目:倉敷→大阪(ココまで仕事)→東京
3日目:東京→仙台
4日目:仙台→実家(神奈川)
という行程で、JRは西日本・東海・東日本が混合し、途中でレンタカーも借りるという本格的な出張&帰省。
昔はこの程度の出張の段取りはホイホイと組んでいたのですが、久々ということもありキップやホテルの予約を何度も確認。
少々ドキドキしながらの出発となりました。
一夜目、初の宿泊で期待していた倉敷は運悪くガッカリ。
一軒目に飛び込みで入った居酒屋は、この夜たまたまだと思うのですが異様に声の大きい団体客が入っており落ち着かず、二軒目に目指したバーも、接客面がどうもいまひとつ。期待はもろくも崩れ去ったのでした。いろいろワケありな感じなネーミングの、古い商店街を発見したのが唯一の救いです。
気を取り直して翌日は倉敷から大阪、そして東京へ移動し、馴染みのバーを二軒定期訪問。
十分に満足してカプセルホテルへと転がり込んだのでした。翌朝目覚めると、生暖かい風の中向かったのは「眠庵」
カウンター席へうながされると、まずは”ハートランド”と”牛肉と大根のバーボン煮”を注文。
小さめのコップでグイッと飲むと、ハートランドの切れがのどを潤してくれます。
準備運動が済んだら”自家製お豆腐”を注文。
自家製のお豆腐は出来立てホヤホヤの温かいのも良いですが、この日のように冷えて少し締まったのもヨロシイ。お酒はこのお店の主軸である”喜久酔 普通酒”で、気分は東京勤務時代へとタイムスリップです。
お豆腐をチビチビやりながら、お酒は二杯目の”小夜衣 純米吟醸”へと移行。
スッキリしてのど越しのよいお酒が、山奥の小さな滝のようにスルスルと胃袋へ流れ落ちます。お次は”イカ(小)”をお願いし、合わせるのは”杉錦 純米吟醸無濾過生原酒”この日のイカにはいつも以上にワタが入っていて、切れ目からジュクジュクと溢れ出てくるほどです。それを日本酒でキュッと流す。
たまんねぇ~。
濃厚なイカのワタは、口の中に軽い痺れをもたらしますが、舌の痺れを癒すように日本酒がしみ込んできます。最後に盛り蕎麦の”二種盛り”をお願いし、産地の違う御蕎麦の香りをクンクンと嗅ぎ、
「眠庵だなぁ~」
と極めて当たり前な感慨に浸ります。
時刻は二時半。
お店も少し暇になってきたところで、店主のYさんと話でもしようかと思いましたが、今回はここで終了。
本格的に酔っ払わないうちに仙台へと向かったのでした。
※お酒の細かいグレードは一部忘れてしまったので不正確です。
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コメント
お久しぶりです。
倉敷に来れれたのですね。言ってくれれば(笑)
私は生まれも育ちも倉敷です。
文面を読むと、どうも運が悪かったみたいで残念でしたね。
岡山は、カプホが2つしかないので。以前FUKAWAさんの好きな飲屋街の所(岡山市北区田町、中央町)にもう一つあったのですが、休業してます。
この度千葉に転勤する事となりました。来月上旬です。
倉敷で生まれ育った私にとっては、少々不安です。
完全なアウエーですので、分からない事があったら又教えて下さい。
投稿: シュバ | 2014.08.19 21:15