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2016.10.22

久々の遠方出張 長崎

出張というと遠くへ行くとか宿泊をするといったイメージがありますが、会社的にはきちんとした定義なるものがありまして、ウチの会社では50km以上離れた場所へ行くのが”出張”となります。
この基準ですと北九州から博多まで行っても”出張”となりますし、日帰りでも”出張”となるのです。

東北担当時代は勤務地である東京から数百キロ離れたところへ行くのが当たり前だったせいか、九州転勤後は近場の出張が多く何か物足りないのです。
そんな消化不良気味の日々が続いていましたが、今週は久々に長崎への出張が入りました。
1泊2日と比較的短い行程ですが、やはり遠くへ行くのは気分がウキウキするものです。
しかも今回の出張は一日目が松島という離島へ行くのです。

Photo 松島へ渡る小さなフェリー。
船に乗るのもかなり久しぶりなので、各種メカや電気設備など隅々まで観察。
出港すると心地よい潮風が顔に当たり実に気持ちがよい。

いよいよ到着した松島は車だと20分くらいで一周できていまう小さな島。その小さな島には「日本一小さな公園」というマイナーな観光ポイントが存在します。
Photo_2 初めて訪れた「日本一小さな公園」は思っていた以上に小さくてビックリ。
しかしきちんと手入れされていていてなかなか良い感じです。
この日は残念ながら天候が曇りだったのですが、晴れていれば水平線まで海の見える最高のビューポイントになるものと思われます。
場所が場所だけに訪れる人がほとんどいない感じなのも好ましい。どこかの自治体がさらに小さな公園を作るなどという暴挙に走らないことを祈りつつ島を後にしたのでした。

松島での仕事を終えて向かったのは長崎市。
まずは居酒屋で腹ごしらえです。
Photo_3九州は食べ物が美味しいのですが、中でも特に魚が美味しい。
その九州の中でも特に魚が美味しいのが長崎だと思うのです。
刺し盛り”中心に料理をお願いし、日本酒は長崎の福田・純米吟醸六十餘州・純米吟醸などを飲み進みます。
長崎の日本酒はちょっと軽めで柔らかい感じのものが多いので、最後はどっしりとした広島の竹鶴をぬる燗でグイッといただいて一軒目をしめたのでした。


Photo_4 久々の長崎出張ですから、一軒で終わるはずがありません。まずは飲み屋街の中心である思案橋近辺へと歩いて行きます。
しかし目指していたBARは残念ながら臨時休業。もう一軒も満席とついていません。
こんな時は新規開拓をしようと、細い通りや横丁を出たり入ったりしながらお店を観察していきます。
しばらく放浪したのち、あるBARの看板を発見しました。

そのお店、「Bar VICTOR」はビルの二階にありました。
通常なら足を踏み入れるのをためらうような細い階段の先にある入口。
しかしこのお店からはなぜか、

「旅人よ、さあお入りなさい」

というようなオーラが感じられたのです。
静かに扉を開けると、暗い店内にはヒゲを蓄えたマスター。その背後にはずらりと並んだ洋酒のボトル。
Img_2661 まずは”ジン・トニック”をお願いし、店内を見回します。
ほのかに照らすのはゴージャスかつアンティークな照明器具。
天井にはたくさんのコースターが貼られています。

私:長くやっていそうなお店ですね。

マスター:まだ、25年ほどです。

穏やかな口調のマスターと話しながら、徐々にこの素晴らしい空間の謎を紐解いて行きます。

私:ん?変わったカウンターですね。これは・・・。

マ:大理石なんですよ


石のカウンターは冷たく感じる(実際に温度が冷たい)ことが多いのですが、このお店のカウンターからは冷たさが感じられません。
これもマスターのソフトな接客のせいだろうか。

私:石と言えば、この辺りは石灰町(セッカイ町?)という町名がありますよね。

マ:あ、それはシックイ町と読むんですよ。江戸時代に外国から輸入された漆喰がこのあたりに陸揚げされていたようなんです。

私:へぇ~。石灰石が掘られていたわけではないんですね。


素晴らしいBARをまた一軒発見したことに気分を良くし、その後さらに二軒入ってこの夜を終えたのでした。

翌日は午前中の仕事を順調に終えて昼メシの時間に。
いつもは中華系のお店に行くのですが、この日はさすがに昨日のお酒が少しだけ胃に負担をかけていたので軽いものに・・・。
あまりこだわる気にもならずカーナビで食事のできるところを探してみると蕎麦屋が見つかりました。
ひとまずお店の前まで行ってみると・・・。

Photo_5 なんとまぁいい雰囲気のお店ではないですか!

一見単なる古ぼけた建物のようですが、よく見るとひさしの部分などは最近オシャレに手を入れたようです。鮮やかなブルーの小さな暖簾も映えています。

そのお店、「手打ちそば 旬料理 あお」に迷うことなく入ってみました。

さっそく”鴨汁蕎麦”をお願いし店内を見回します。
内装は清潔な感じにリノベーションされ、高い天井に向かってつまみ類のメニューが貼られています。
各種蕎麦以外にも”マナガツオ味噌漬け焼き”とか”水イカ刺し”あるいは”湯ドーフ”など酒飲みが喜びそうなメニューがズラリ。
お酒も各種そろっています。
お蕎麦はやや粗挽きで風味がしっかりと生きていて、もちろん美味しい。

このお店、私にとってロイヤル・ストレート・フラッシュです。

この日は仕事中だし車だしでお酒は頼めませんでしたが、次回はもう一泊して土曜日の昼間からこのお店でお酒を飲みたい。

お気に入りのお店が出来ると、そこへ仕事をしに行きたくなるものだ。

そんなことを思い出した長崎出張なのでした。

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コメント

長崎出張、満喫ですね。
お刺身美味しそう(^q^)
はしごのbarも、良いですね。
ジントニックの美味しいお店は、何を頼んでも美味しいですよね!

投稿: pon_shu | 2016.10.24 22:33

>>pon_shuさん
そうです!
ジントニックが美味しければ他のカクテルも
十分に期待できますよね。
その為にコチラもジントニックの味がわかる
飲み手になるよう努力しております(笑)

投稿: FUKAWA | 2016.10.30 08:46

出張を満喫されましたね!

どのお店も雰囲気◎。

文面からお料理とお酒を想像しながら楽しめました。

長らく、barに行っていないのですが、ちょっと行ってみたくなりました^^@

投稿: にゃんこ | 2016.11.13 16:18

>>にゃんこさん
BARこそはある意味一人旅でもっとも安心できる業態ですナァ~wine

投稿: FUKAWA | 2016.11.19 10:51

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