コロナとルンバとリモートワーク その1
コロナで話題となったリモートワーク。
そのリモートワークが日本で普及しない理由として、「本当に仕事をしているのか、上司がチェックできない。」ということが言われています。
これに対しては当然、「時間で管理・評価するのではなく、アウトプットで評価すべし。」という反論が行われているわけですが、私個人のことを言わせていただくと、
「そのうち普及するんじゃないの?あと、家にいるとついつい缶ビールとかに手がのびて・・・」
という感じなワケです。
そんな在宅時間の長い日々に気がついたことがあります。
引越しに伴い購入した”ロボット掃除機ルンバ”が、実はサボっているらしいのです。
住居が広くなることに伴い購入したルンバ。
スケジュールの設定をしておけば全自動で部屋の掃除をしてくれてずいぶんラクチンだと思っていたのですが、在宅勤務の日にその動きを見ていたところ、住居の和室のほうへ行かなかったのです。
改めてスマホと連携しているアプリで過去の清掃履歴を確認したところ、清掃時間は13分から45分とバラつきがあります。充電するために待機しているホームベースが洋室にあるため、おそらく洋室は確実に掃除しており、和室のほうへ行かない時に短時間で終わっているものと思われます。
これが企業であれば、
「ルンバ君! アウトプットが足りんじゃないかっ!」
と労使問題に、
家庭であれば、
「ルンバ子さん! 和室が掃除されていないじゃないのっ!」
と嫁姑問題になりかねない事態です。
もっと観察したかったのですが、緊急事態宣言の終了とともに在宅勤務も無くなってしまい、真実を見極めることが出来なくなってしまいました。(ちなみに我が家のルンバの型式はe515060で、これより上位機種になるとマッピングという機能によって確実に全エリアが掃除されるようです)
そこで今回、改めてルンバの働きぶりを確認することにしました。
まず住居の概要ですが、我が家は9畳のフローリングと6畳の和室で構成されています。
フローリングは本棚やP箱でいくつかのエリアに区切られているため、それぞれを玄関、キッチン、残りを洋室という区分にしました。
洋室と和室はフスマで区切られており、フスマのうち三枚は常に閉じて壁にしています。残りの一枚は常に開けた状態でルンバでも行き来が可能となっています。
これらの各エリアに確認用の「擬似ゴミ」を設置し、ルンバの清掃範囲を調べることにしたのです。
毎回清掃の始まる前に、写真のような「擬似ゴミ」を置いて、清掃後にそれが残っていなければそのエリアは清掃されたと認定します。
とりあえず清掃活動を50回分記録・分析することにしました。
つづく。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
疑似ゴミの配置図と共に続報求む!
投稿: ジロー | 2020.07.15 20:03
>>ジローさん
乞う、ご期待!
投稿: FUKAWA | 2020.07.16 12:31