2006.01.11

スーツにブーツ

kutu今月末の東北出張に備えて、靴を新調しました。
なにしろ記録的な大雪ですから、それなりの装備が必要です。
普通の革靴で行こうものなら靴の中まで雪でビチャビチャです。
更に皮底の靴だったりすると、底全体が湿ってしまってなかなか乾かないのです。

地元の人達はスーツにゴム長靴で活動しているのですが、東京からゴム長を履いて新幹線に乗るのはさすがに気が引けます。
かといってかさばるゴム長を持ち運ぶのもたいへんです。

そこで考え付いたのがブーツです。
ブーツなら雪が入り込むのを十分に防ぐことが出来ますし、見た目も革靴チックで良いのではないかと・・・。

そういうわけでさっそくアメ横へ靴探しに行ってみました。
当初くるぶしくらいまで覆うタイプのものを何足かチェックしたのですが、ビニールで出来た極めて安っぽいタイプか、皮底のオシャレなものしかありませんでした。
このタイプは以前安いのを購入したのですが、やはり「安かろう悪かろう」で、靴底がすぐに磨り減ってしまいました。
高いタイプは「暖かい革靴」という意味では良いかと思いますが、みんな皮底です。
そもそもくるぶしまでのタイプでは今年の大雪には力不足であると思われます。

んー、男物のブーツって意外と売ってないなぁー。

と思いつつ更に探すと、バイク乗りの人とかが履いている実にガラの悪い(←バイクの人スマン)ブーツの一群が目に入りました。

オオッ!これくらい長いタイプだと間違いなく雪は入ってこないよなぁ~。

しかし金具がガチャガチャ付いていたり、模様が入りまくっていたりと、とてもビジネス向きではありません。
店員さんもスーツ姿でブーツをジロジロと眺める私を不審に思っている様子です。
(そもそも私はファッション関係の店は苦手なのです)
思い切ってワケを話し、一番おとなしいデザインのものを選定してもらいました。

そして会社に帰ってひたすら靴クリームで磨いたところ、あ~ら不思議、つや消し仕上げだった表面にシックなツヤが出てきたではありませんか!
しかもふくらはぎ部分はズボンのすそに隠れて、一見普通の革靴に見える!

フッフッフッ、あとは本番で、

課長~、そんな靴で来たんですかぁ~?
甘いなぁ~、オレなんかコレモンッスヨ、コレモン!

と自慢するのを待つばかりです。

フフフ。

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