2020.09.30

コロナとルンバとリモートワーク その4 狭いエリアで調査編

前回「コロナとルンバとリモートワーク 03」で光センサーを搭載させたルンバですが、いよいよデータ取りです。
まずは和室の一部を区切って清掃をさせてみました。

最初に清掃させるスペースを約一畳に区切ってみたところ、なんと「HOMEに戻るモード」に移行することなく6分間で清掃を終了してしまいました。
10回試しましたが、毎回6分間で終了するのです。
試しに半畳と二畳の広さでも実験しましたが、ほぼ6分間で終了します。
次に三畳の広さに区切って実験してみました。
するとまたもや「HOMEに戻るモード」に移行することなく、今度は平均11分間で終了しました。

このことから推測されることは、以下の通りです。
・ルンバは最低でも6分間稼動する。
・ルンバは何らかの方法で自分のいる場所の面積を感知し、広さにより稼働時間を調整している。

今回の実験は「HOMEに戻るモード」へ移行したことをセンサで検知するユニットのテストも兼ねていたので、清掃エリア内にHOMEを設置せずに行っていました。理由はルンバが「HOMEに戻るモード」になり、HOMEからの赤外線信号を受信するとルンバのHOME印のLEDが点灯から点滅に変わり、時計がリセットされてしまうからです。狭いエリアだとモード移行後にHOMEを探し回ることなくすぐリセットされてしまうのです。
しかしその後しばらくルンバをいじっていて分かったのですが、そもそもHOMEから出発させないと「HOMEに戻るモード」にならないのです。

んー。ということはHOMEから出発させないで、勝手に終了した時間が、清掃開始からHOMEに戻るモードまでの時間?

そう考えて三畳のスペースにHOMEを設置して再度清掃時間を計測したところ、平均11.4分間。
ルンバがHOMEに戻るときは向きを変えてお尻の方からゆっくりとHOMEへ戻るのでいくらか時間がかかります。
それがだいたい24秒間の差であるとすれば、勝手に終了した時間が、清掃開始からHOMEに戻るモードに移行するまでの時間と考えてよさそうです。

つまり、光センサーを使って時間を計測する装置は出番が無くなったのです(泣)

気を取り直して、ここまでの結果から、ルンバはどのようにして清掃スペースを認識しているのかを考えてみました。

考えられることとしては、直線距離の長さではなかろうか。
極端に幅の狭い長細い通路などを除いて、直線距離が長くなればそのスペースの面積は広くなるからです。
他に考えられることとして、ルンバが壁などに当たって向きを変える回数が関係している可能性もあります。

そこで次なる実験は、三畳のスペースに障害物を置いてみることにしました。

Photo_20200916103202 Photo_20200916103201 障害物の位置は、三畳のスペースで得られる最長直線距離を遮らない、短い直線距離の位置に置くパターンと、最長直線距離を遮る位置の2パターンです。障害物の大きさや数は同じなので、どちらのパターンでもルンバが障害物に当たる回数はだいたい同じと考えてよいかと思います。

結果として障害物を短い直線距離の場所に置いたときの平均清掃時間は9.9分で、障害物がないときの11分よりやや短くなった程度。長い直線距離を遮る位置に置いたときの平均清掃時間は7.3分と大幅に短くなり、明らかに最長直線距離が関係しているという結果になりました。
以上の結果と、和室全体の清掃時間も計測してまとめたのが下の表です。


  

半畳 一畳 二畳 三畳 三畳障害物(短) 三畳障害物(長) 和室全体
直線距離→ 110 190 235 300 300 260 370
1回目 6 6 10 6 19
2回目 6 6 12 10 6 19
3回目 6 6 7 13 12 6 19
4回目 6 6 6 11 11 7 19
5回目 6 6 6 12 10 6 18
6回目 7 6 7 12 10 10 17
7回目 6 6 6 12 9 7 16
8回目 7 6 6 8 8 9 15
9回目 6 6 6 10 10 6 13
10回目 6 6 6 10 11 10 14
平均 6.2 6 6.2 11 9.9 7.3 16.9

直線距離と平均清掃時間をグラフにすると下図のようになりました。

001



 

















直線距離がある程度長くなると、直線距離と平均清掃時間にある程度相関関係があることが分かりました。
ということは直線距離が長くなるように工夫すれば、もっと広いエリアでも清掃時間が長くなり、結果として居住スペース全体を清掃する確率も上がるのか?

次回コロナとルンバとリモートワーク5へつづく。

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2020.09.05

コロナとルンバとリモートワーク その3  装置製作編

00_20200829084901前回「コロナとルンバとリモートワーク 2」でデータを公開したルンバですが、その後、掃除任務遂行状態の改善に向けて検討を重ねました。
これまでも書いたとおりルンバは「掃除をする」→「HOMEへ戻るモードになる」→「掃除をしながらHOMEへ戻る」という動作になっています。
「HOME」は居住エリアのほぼ中心にあり、ルンバがこの近くを通るとHOMEからの赤外線信号を検知してHOMEへ戻ります。
つまり「HOMEへ戻るモード」になる前に全エリアを掃除させないと、未清掃のエリアが残る可能性が高くなるわけです。

そこでまず、”ルンバが「HOMEへ戻るモード」になるきっかけは何なのか”を考えてみました。

一つや二つの要素ではなく複数の要素を組み合わせた複雑なアルゴリズムで判定しているはずですが、私の頭で考えられる要素としては、

・バッテリー残量
・稼働時間
・走行距離
・ゴミや埃の量
などです。

しかしこれらの要素はそれぞれ相関関係があるはずで、稼働時間が長くなれば走行距離も長くなり、当然バッテリーも消耗するわけです。
毎回同じ住居スペースでの稼働なのに時間にバラつきがあるということは、毎回異なる何かの要素が絡んでいると考えられます。
また、「毎回同じ住居スペース」ではあるものの、複数の部屋、棚の下などの狭いスペース、細長い玄関エリアなど、ルンバにとってはけっこう複雑な空間になっているということも考えられます。

そこで今回は限定された単純なスペースで実験してみることにしました。

単純なスペースで毎回の稼働時間がほぼ同じであれば、実際の居住スペースの中にかく乱要素があるはずです。
逆に稼働時間がマチマチであればかく乱要素が不明となり、謎は深まることになります。
具体的には和室のスペースだけでルンバを稼動させて、「HOMEへ戻るモード」になるまでの時間を計測してみることにしました。
面積が狭くなったことで平均稼働時間に変化が現れるか否かも気になるところです。

我が家のルンバe5シリーズを制御するスマホアプリには、毎回の起動時刻を設定したり稼働時間を記録する機能はあるものの、スタートから「HOMEへ戻るモード」に切り替わるまでの時間を記録する機能はありません。
ルンバの稼動時間は数十分間で毎回マチマチと思われるので、ずっと見ているわけにもいきません。

そのため、ある装置を自作したのです。

Photo_20200905134901amazonや秋葉原のパーツショップで入手したキットや部品を組み合わせて作ったものがこれ。

ルンバが「HOMEへ戻るモード」になると、本体上部の家の形をしたマークがLEDで点灯するので、このLEDの光を検知したら時計を起動させ、そのまま清掃を続けさせる装置です。
前回のデータから平均稼働時間は30分間なので、起動から30分たったら時々様子を見に行き、「HOMEに戻るモード」になっていたらその時点までの稼働時間から搭載した時計で計測した時間を引けば、起動からHOMEへ戻るモードに切り替わるまでの時間がわかるというワケです。
Photo_20200905140601 ただしルンバがHOMEへ戻ってしまうとLEDも消えてしまい、時計の電源も切れてリセットされてしまいますので、全自動での計測とはいきません。
(そのような仕掛けを作るには、サイズや予算の問題があり断念しました)

さて、どうなることやら・・・。

次回コロナとルンバとリモートワーク5」へと続く。

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2020.08.14

コロナとルンバとリモートワーク その2:データ公開編

サボり疑惑の出ていたロボット掃除機のルンバ。その検証が終わりました。時には1日に5回も掃除をするなどして、合計50回分のデータを集めたのです。(ヒマですね)
結果は表のとおりで、掃除がされていたなった場合にはそのエリアに×印を付けています。

No. 洋室 和室 キッチン 玄関 時間 ○の数 ×の数
1 × 33 3 1
2 23 4 0
3 45 4 0
4 25 4 0
5 × 17 3 1
6 36 4 0
7 32 4 0
8 × 29 3 1
9 × 12 3 1
10 × × 32 2 2
11 25 4 0
12 × × 14 2 2
13 × × 24 2 2
14 × × 15 2 2
15 21 4 0
16 35 4 0
17 48 4 0
18 35 4 0
19 23 4 0
20 × 20 3 1
21 20 4 0
22 34 4 0
23 × 18 3 1
24 40 4 0
25 34 4 0
26 × × 18 2 2
27 × 21 3 1
28 34 4 0
29 50 4 0
30 × 25 3 1
31 × 29 3 1
32 42 4 0
33 48 4 0
34 51 4 0
35 40 4 0
36 × × 23 2 2
37 36 4 0
38 37 4 0
39 22 4 0
40 19 4 0
41 × × 22 2 2
42 31 4 0
43 26 4 0
44 × 21 3 1
45 50 4 0
46 × 28 3 1
47 21 4 0
48 37 4 0
49  ○   42 4 0
50   ○  × 14 1 0
×の数 2 7 7 10     26
平均         30   0.980392
最長         51    
最短         12    

1回の掃除で×が1個でも発生する確率は52%。×の数は意外なことに玄関が一番多く、その次が和室とキッチンになっています。
洋室も2回×が発生していますが、ルンバのホームベースは洋室にあるので、洋室を掃除していないのではなく、たまたま擬似ゴミの上を通過しなかったということになります(他のエリアもその可能性はあり)
玄関に関しては擬似ゴミの設置場所が細長いエリアの一番奥(玄関入り口側)であったことが影響しているかもしれません。

不思議なのは清掃時間にバラつきがあることです。毎回バッテリーは満充電で、ルンバのダストボックスもゴミが溜まり過ぎない状態でスタートさせているにもかかわらず、最短は12分間で最長は51分間。平均は30分間となっています。

Photo_20200730095201 ルンバの動きを良く観察していると、清掃を始めてからある時点で「ホームベースに戻る」というモードに切り替わることが分かりました。
ただし「ホームベースに戻るモード」になってもルンバは掃除をやめて一目散にホームベースへ戻るわけではなく、掃除を続けながらウロウロ動き回り、そのうち偶然ホームベースの前を通ると、ホームベースからの赤外線信号をキャッチしてホームベースへ戻る仕組みです。
よって、「ホームベースに戻るモード」に切り替わったとき、たまたまホームベースから遠い場所にいたり、帰る途中で狭い空間に入ってなかなか出てこられないと掃除時間は長くなります。
ところがそもそも、「ホームベースに戻るモード」に切り替わるまでの時間が一定でないのです。
この違いがどこから出てくるのかは謎です。

その1:サボり疑惑編
その3:対策実施編へ続く。

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2020.07.15

コロナとルンバとリモートワーク その1

コロナで話題となったリモートワーク。
そのリモートワークが日本で普及しない理由として、「本当に仕事をしているのか、上司がチェックできない。」ということが言われています。
これに対しては当然、「時間で管理・評価するのではなく、アウトプットで評価すべし。」という反論が行われているわけですが、私個人のことを言わせていただくと、

「そのうち普及するんじゃないの?あと、家にいるとついつい缶ビールとかに手がのびて・・・」

という感じなワケです。

そんな在宅時間の長い日々に気がついたことがあります。

 Photo_20200709124801 引越しに伴い購入した”ロボット掃除機ルンバ”が、実はサボっているらしいのです。

住居が広くなることに伴い購入したルンバ。
スケジュールの設定をしておけば全自動で部屋の掃除をしてくれてずいぶんラクチンだと思っていたのですが、在宅勤務の日にその動きを見ていたところ、住居の和室のほうへ行かなかったのです。
改めてスマホと連携しているアプリで過去の清掃履歴を確認したところ、清掃時間は13分から45分とバラつきがあります。充電するために待機しているホームベースが洋室にあるため、おそらく洋室は確実に掃除しており、和室のほうへ行かない時に短時間で終わっているものと思われます。

これが企業であれば、
「ルンバ君! アウトプットが足りんじゃないかっ!」
と労使問題に、

家庭であれば、
「ルンバ子さん! 和室が掃除されていないじゃないのっ!」
と嫁姑問題になりかねない事態です。

もっと観察したかったのですが、緊急事態宣言の終了とともに在宅勤務も無くなってしまい、真実を見極めることが出来なくなってしまいました。(ちなみに我が家のルンバの型式はe515060で、これより上位機種になるとマッピングという機能によって確実に全エリアが掃除されるようです)

そこで今回、改めてルンバの働きぶりを確認することにしました。

Photo_20200715092401 まず住居の概要ですが、我が家は9畳のフローリングと6畳の和室で構成されています。
フローリングは本棚やP箱でいくつかのエリアに区切られているため、それぞれを玄関、キッチン、残りを洋室という区分にしました。
洋室と和室はフスマで区切られており、フスマのうち三枚は常に閉じて壁にしています。残りの一枚は常に開けた状態でルンバでも行き来が可能となっています。

Photo_20200703145101 これらの各エリアに確認用の「擬似ゴミ」を設置し、ルンバの清掃範囲を調べることにしたのです。
毎回清掃の始まる前に、写真のような「擬似ゴミ」を置いて、清掃後にそれが残っていなければそのエリアは清掃されたと認定します。
とりあえず清掃活動を50回分記録・分析することにしました。

つづく。

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2020.04.11

ベランダカウンター復活!

新型コロナの影響に伴う非常事態宣言以降、飲み屋街でも営業自粛のお店が大部分となっています。
私自身も外で飲むことは自粛しており、かなりの欲求不満が溜まっています。

 

こんなときは家飲みを充実させるに限ります。

 

もともと我が家には日本酒→冷蔵庫は一升瓶が入ることを基準に選定。ワイン→ワインクーラー所有。ウィスキーなど洋酒類→自作酒棚。によりお酒は十分に揃っているのです。これらを美味しくいただくためにはツマミも重要ですが、環境も重要。

 

ということでベランダカウンターを復活させることにしました。

 

小倉時代に始めたベランダカウンター。
マンションの9階からの景色を眺めつつ、休日にゆっくりとお酒を楽しんでいたのです。
今回の住居は南東の角部屋で、南側から東側へ長いベランダが続いているのです。もちろん日当たりは最高で、洗濯物を干しているときでもベランダに空きスペースが十分にあります。
04_20200410131801 カウンターと椅子は以前使っていたものをちゃんと持って来ていたので、天板と椅子の座面の木材にチークオイルを塗り込んで美観と耐久性をアップ。コンクリートの床面にウッドパネルを敷き詰めれば完成です。

 

 

02_20200410123701 この日の食卓はパスタにタコと野菜のマリネ、カマンベールチーズに味付けしたもの。そして良く冷やした白ワインで酒宴を張ることにしました。。

 

いやー気持ちがいい!

ワイングラスを透過した春の日差しがキラキラと輝いている。

 

ところで今度のベランダからの眺望はと言いますと・・・。

 

03_20200410123901 線路です。
鉄道です。
中央線・総武線の高架が良く見えるのです。

時々列車が通過すると、その昔立川や八王子地区を担当していたころを思い出し、特に特急列車が通ると、新潟出張時に直江津駅から長野→松本→八王子→相模線と乗り継いで自宅へ帰ったときのことなどを思い出します。
直江津・長野間は乗客も少なく、冬は全ての景色が雪に埋もれて押し黙ったように静かな時間が続きます。
そんな時、その週の仕事を反省したり思い悩んだりしていたこと、長野駅近くの地下の居酒屋で食べた美味しいキノコ鍋のことなどが思い出されます。

 

しかし・・・。

 

 

 

電車の数多いなぁ。

 

 

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2017.04.02

ベランダカウンターに石焼を導入したんですよ。

3 春がやってきました。
冬の間は寒くて使うことのできなかったベランダカウンターを再開する季節です。
朝晩はまだ肌寒いものの、昼すぎに日が差したベランダはポカポカしていい気持ち。

Photo_9
そして何より見晴らしの良い我が家のベランダカウンター。

まずはビールで皿倉山にカンパイです!




Photo_2 この日は我が家の冷蔵庫に良い日本酒が揃っていたので、食事も和食ベースとしてみました。

最初は””で腹を満たします。
西日本は丸餅オンリーかと思いきや、四角いタイプもちゃんと売っています。磯辺巻き風に海苔とチーズを巻くには四角タイプの方が都合がヨロシイ。
お酒の供としては”ソラマメ”もいい仕事をしてくれます。

Photo_3 ビールでのどを潤したら、お次は日本酒。
まずは香川県の銘酒である”川鶴 讃州オオセト55 特別純米”をグイッといきます。
気骨のある川鶴の味わい。いわゆるフルーティーなお酒も悪くはないけれど、やはりこういうしっかりとした味わいのお酒が好きだ。



Photo_4 そしていよいよ登場したものが「」です。
マンションのベランダで炎の出る器具はNG。
冬の間いろいろ考えていたのですが、ある日、出張先の居酒屋で”石焼”なる料理を見つけて小躍りしていたのです。
石は近所の川で大きさや形を吟味して拾ってきました。
その石をガスコンロで熱した後、食材を乗せて焼くのです。

Photo_5 この日の食材は市場で買ってきた”生のタコ”。
これにレモンをギューッと絞って、きざみネギとともに焼きます。
そしてポン酢をつけてパクリ。

たまんねぇ~。

Photo_6 次なるお酒は”秋鹿 純米生酒 山田錦
これを片口に注いでいただきます。

石の放射熱はかなりのものなので、近くに置いた片口が少しずつ温まります。
温度とともに変化するお酒の風味をゆっくりと楽しみます。

タコを平らげるころには石が冷めてきたので、次の石をセットします。

1そして食材は”干しタコ
これは熊本の居酒屋で出会った、燗酒にストライクなツマミなのです。
お店の人に尋ねてみたら天草地方の名産であるとのこと。
そこで天草に出張する部下に命じて買ってこさせていたのです。

Photo_7 干タコを石の上に置くと、ムギューッと縮み、続いてクニャッともんどりうつのが楽しい。

Photo_8 お酒は”群馬泉 超特選純米山廃”をぬる燗で。

ん~、いいねぇ。

ぬる燗とあぶった干物。
そして気持ちのいい景色。

充実した昼下がりなのでした。

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2016.08.28

ベランダカウンターでの夕食

Photo_3 暑い。あまりにも暑い今年の夏。
しかし我が家はマンションの9階ということもあり、日が暮れるといくらか涼しげな風が流れ込んでくれます。
そんな夕暮れのベランダカウンターで、夕食&独酌を決め込むことにしました。

まずはベランダカウンターをセットし、更にベランダ全体に打ち水を行って酒の舞台を整えます。
01 一杯目は飲む30分前に冷蔵庫から冷凍庫に移してキンキンに冷やしたビール。銘柄は我が家のレギュラーである”キリン・ハートランド”。
ツマミはスーパーで買ってきた焼き鳥という具合に軽くスタートです。

んまぁ~、何度見てもイイですな。
ハートランドのビンに差し込む陽光は。


Photo ビールで喉にも打ち水をしたところで、本日のメインディッシュである”素麺”を準備し、お酒は日本酒へとチェンジ。

最初のお酒は”亀齢・辛口純米八拾”。
このお酒は広島のお酒には珍しく、ほどよいスッキリ感があるので一杯目としては実に良いのです。
これをガラスの酒器から江戸切子のぐい飲みに注いでいただきます。

01_2 このガラスの酒器は見た目が涼しげであるだけではなく機能も持ち合わせています。
ガラスの容器が二重構造になっていて、蓋の部分の下に小さいコップくらいの大きさの容器が入るようになっているのです。
そのコップ状の容器の中に水を入れてあらかじめ凍らせておき、お酒を呑むときにセットすれば、低い温度を長めに保てるという仕組みです。

03_2 二杯目は初めて呑む銘柄。”基峰鶴・特別純米生”の登場です。
佐賀県の蔵元で、200石くらいしか造っていない小さな蔵元だそうです。
ツマミとして冷奴(瓶詰めのウニをトッピング)を友にして、抜栓したばかりの生酒らしいピチピチ感を味わいつつチビチビと呑み進めます。

01_4 そうしているうちに日も本格的に沈みかけて、周囲のビルや商店の明かりがポツポツと灯り始めました。
夕暮れから日没までベランダカウンターから眺めていると、まずはスーパーの店内など常時明るく点灯している明かりが、次にマンションの通路や非常階段などのやや暗めの明かりが、そしていよいよ暗くなると、自動車のテールランプや人家の部屋の明かりがといった具合に、夜景にも段階があることがわかりました。

Photo_2 最後はウィスキー。
スコッチ・ウィスキーのボトラーズ物らしい”PET'S Beast”をロックで(氷は型で作った丸氷を使用)、程よいピート香のウィスキーに合わせるツマミはナッツやチョコレートと自家製の燻製。


フゥ~、幸せですな、自由ですな、この独りの時間。独りの空間。




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2016.06.01

ベランダカウンターがバージョンアップしました。

Photoベランダからの眺めが良いこと、これがほとんど唯一のお気に入りポイントである我が家。
天気の良い日にはベランダに設置したカウンターで、気持ちのいいランチを楽しんでいることは以前にも紹介したとおりです。

しかしこのベランダカウンター、当然ながら夜は暗くて使えません。
昼の眺望が良いということは、夜は夜で夜景も楽しめるし、夏には遠くの花火なんかも眺めることができるのです。
夜景や花火を眺めながら一杯やりたいなぁ~。

何とかして照明を設置できないものかと、ず~っと考えていたのです。

単純に照明をカウンターの上に置こうとすると、いろいろな問題が出てきます。

まずはスペースの問題。
カウンターの幅が約90センチと狭いので、わりと小さな照明器具でも邪魔になります。

Photo_2次に収納の問題。
洗濯物を干したりするときに邪魔にならないように、使わないときは写真のようにカウンターの天板を取り外しています。
よって使うとき、使わないときで照明器具を出したりしまったりするのはメンドクサイのです。

最後に、これが一番の難題で、雨にぬれる位置に設置することになるので、屋外仕様の照明器具にするか、自分で工夫して防水処理をしなければならないでのす。

Photo_4そんなある日、事情があって物干し竿を掛ける支柱を取り払い、軒の部分に突っ張り棒を設置し、その突っ張り棒に物干し竿を吊るすことになったのです。

そして突っ張り棒を設置しているときに、脳ミソに稲妻が走りました!

この突っ張り棒を利用して照明器具を設置し、上から照らしたらどうだろう。
できればバーのカウンターみたいにスポットライトで・・・。

軒下なので屋内用の照明器具でも行けそうだし・・・。

Photo_5ということで早速ホームセンターで材料を購入。
まずは木材に塗装を施していきます。
(しかし何かと役に立つなぁ、P箱は)




2次に木材と突っ張り棒を固定するためのUボルトを通す穴を開けます。
寸法は現物合わせでOK。
この木材にスポットライトを取り付け、上面に電線を這わせるという計画です。



1スポットライトは大きなクリップで取付相手を挟むタイプ。
売っている中で一番小さく、明るさも弱いタイプであったにもかかわらず、仮設置してみたところ明かりが強すぎ、照らす範囲も広すぎました。
そこで再度ホームセンターへ行き塩ビパイプ用の継ぎ手を購入。
これらを組み合わせて、ライトの口径が小さくなるように加工します。


2_2アルミテープで接合して、つや消し黒のスプレーで塗装すれば出来上がり。
アルミテープは粘着力が強力なだけでなく、テープ自体に素材としての強度があるので、DIYではいろいろと役立ちます。



3ちなみにスポットライトの電球はLEDタイプを使用したので定格寿命が40,000時間。
なのでまぁ電球の交換は気にしなくても良いのですが、いざとなればテープを切るか剥がすかすれば交換は可能です。



Photo照明のON-OFFを操作するためのプルスイッチは、手に入ったものがあまりにもチープだったのでコチラもつや消し黒に塗装し、ヒモは真鍮のチェーンに交換しました。

夜になり照明の角度を調整したら完成です。


01ご覧の通りイイ感じ。


ちょっとしたツマミと美しいグラスに上物のウィスキー。
夜景を眺めながら至福のひと時を過ごすことが出来るようになりました。

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2012.12.09

幸せすぎる湯豆腐セットを購入したんですよ。

1このブログではしつこいくらい書いているのですが、私は湯豆腐が大好きなのです。
先日そんな私にピッタリな、こんな一人用湯豆腐セットを発見。
本来は日本料理のお店なんかで使うようですが、迷うことなく個人として購入。
雪もチラつく寒い北九州で、さっそく使い始めているのです。
3この湯豆腐セットの良いところは、全体がコンパクトであるにもかかわらず、このように燗つけもできるところ。
湯豆腐に燗酒。
まさにワクワクする組み合わせです。

2豆腐すくいもステンレスの網で、なかなか本格的です。




4燃料は固形燃料で火力がそれほど強くありません。
そこであらかじめガスで沸かしておいたお湯を張って、そこへ絹ごし豆腐を投入。
ん~、いい感じだ。

6日本酒は山形の杉勇
寒い季節には北国のお酒が合います。



3_2付属の徳利はやや小さすぎて、あまりにも早くお酒が熱くなってしまいます。
そこでウチにあるわりと細身の徳利を何本かチョイス。

 

81結果として熱伝導率の良い錫の徳利がちょうど良い時間でお酒を温めることができるとわかりました。



101フフフ、出来た出来た。




9ポン酢は二種類準備。
大阪名物の旭ポン酢と土佐の枯木ポン酢です。



112ポン酢の中にアツアツの豆腐をポトンと落とし、三つ葉をひとつ加えます。

ハフハフッ・・・
ん~、旨い。


おっと、次の豆腐を投入しなくちゃ。
それからお酒も・・・。
一人でアレコレ作業しつつ、おいしい湯豆腐で温まる。
幸せすぎる休日なのでした。

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2012.11.04

今年最後のベランダカウンター

Photo台風シーズンが終わり、北九州市も寒くなってきました。
朝から晴れた休日、今年最後のベランダカウンターでのランチと洒落込んでみました。
どうにかして冬でも使えるように改造しようかと思っているベランダカウンターですが、マンションという住居の都合で、火の気を自由に使えないために、今年もついに店じまいです。
Photo_2メインはアサリと野菜を具にしたペペロンチーノ。
実を言いますと通販で毎月違うパスタとソースが届くのですが、これが簡単に調理できるうえになかなかウマい。
他にもワインやらハムやら日本酒やらいろいろと注文しているのですが、一人暮らしだと商品を受け取るのもなかなか大変で、着日指定している土曜日の午前中はだいたいいつも家にいないといけなくなっています。
お酒は頂き物のスパークリングワイン。
某BARの開店30周年記念で頂きました。
Photo_3そして本日力を入れたのはコレ。
トマトを器にしてトマトの果肉と生ハム、モッツァレラチーズを盛り付けたもの。
ハムの塩気とトマトの甘味が融合して、我ながらなかなかの美味。
皮を湯むきしたトマトを冷蔵庫でしっかりと冷やしているのがミソです。

弱いながらもやや冷たい風を受けながら、今年一年を振り返る、そんな休日なのでした。

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