2009.03.20

下関の夜。最後の一軒は・・・。

「BAR UNCHAINED」を出ると、ほろ酔い気分で駅の方へと歩き始めます。
そろそろ本格的な酒飲みタイムという頃なのに、相変わらず人影はまばら。
そんな静かな通り沿いに、これまた一軒のBARを発見。
FaithBAR FAITH」です。

閉ざされた扉は決してゴージャスではないけれど、何かこう良い感じのオーラが閉じ込められているような雰囲気が漂います。

扉を開けてみると、奥に長いバーらしい店内。

こちらも先客は無く、マスターはテレビを観ているところでした。

客の気配に気づいてテレビを消そうとするマスターに、

「あ、そのままで、気になっていたので。」と私。

他にお客さんもいないし、マスターと二人でWBCを観戦することにしました。

ここでも最初の一杯は”ジン・トニック

やや古めかしさの漂う店内。
こちらも良い雰囲気です。
お酒の種類も豊富で、マスターの話しも楽しい。

いいお店だ。

何杯か飲んだけれど、お会計も妙に安かった。

関門海峡を挟んでいるとは言え北九州市のすぐ隣に位置する下関市。

初めての訪問で3件とも良いお店に出会えたのは単なる幸運だろうか、それとも良いお店が多いのか・・・。

いずれにしても帰りの電車、関門トンネルの中で再訪を誓うのでした。

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2009.03.11

下関の夜、それから・・・。

「狐拍子」を出た後、下関の古い飲み屋街らしき方向へと向かいます。
大きな道が二股に分かれ、どちらにも道沿いにポツポツとお店があります。
ただし大通り沿いのお店は「食事処」的なお店が多く、ちょっと風情に欠けます。
そこで2本の大通りに挟まれた形の小さな通りに入ってみました。

1ホホ~ゥ。
良さそうな通りジャン。
暗くて人通りの少ない通りに、寿司屋から居酒屋、スナックやフーゾク店まで、あらゆる分野のお店がある。
しかし寂れているがゆえに、ゴチャゴチャした感じも無い。
人影の少ない通りを端から歩いてみた結果、一軒のBARを発見しました。

Photo暗い通りにポツンと灯る店の明かり。
看板には、「BAR UNCHAINED」とあります。
一部がガラスの扉の中をのぞけば、木の雰囲気が感じられる色合い。
何の迷いも無く、扉を開けてみます。

ギィ・・・。 

マスター:「いらっしゃいませ。」

私:「一人なんですけど。」

マ:「どうぞ。」 と、席へ促す。

まっすぐなカウンター席に先客はいませんが、一番奥は遠慮して、奥から三番目あたりの席へと腰を落ち着けます。

マ:「お飲み物、何にしましょう。」

私:「ジン・トニックをお願いします。」

バックバーを見ると、”ビクトリアン・バット”や、変わったラベルの”ビフィータ”なども並んでいます。

マ:「今、お仕事終わりですか?」

私:「ええ、ちょっと北九州から。」

マ:「あー、北九州ですか、私も昔住んでいたことがあるんですよ。」

初めて入ったBAR。

見慣れない客に、マスターは最初は少しずつ探りを入れ、徐々に打ち解けていく。
この流れがスムーズに行くとたまらなく心地よい。
打ち解けて居心地がよくなるのはもちろんだけれど、その過程をスムーズに進める技もありがたい。

二杯目の”ホワイト・レディー”を飲み干すころにはマスターが、

マ:「WBC、気になりません?」

私:「そう言えば今日また韓国戦ですよね?」

マ:「i-モードでチェックしてもいいですかね?」

私:「どうぞ(笑)、でもその前に”オールド・ファッションド”をメーカーズ・マークでお願いします。」

手作りの丸氷を使って作られた”オールド・ファッションド”
このカクテルはお店によっていろいろなバージョンがあるのだけれど、BAR UNCHAINEDのものはオーソドックスで、かつバランスも良い。

マスターに聞いたら、店の前の通りは名も無い通りだということ。
それではその名も無い通りをもう少し探検してみようか・・・

更につづく。

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2009.03.10

下関に行ってきたんですよ。

な~んか最近忙しい。
あまりにも忙しすぎていろいろなことがうまく行っていない感じがする。
そんなときはちょっとリセットしたいよなぁ~。
と思っていたら、夕方下関に行く仕事ができました。

久しぶりに知らない街で飲んでみるか。

Photo下関での仕事が終わったのはちょうど6時ごろ、飲み屋街には、そろそろ看板に灯がともっています。
とりあえず駅前の一角をぐるりと回ると、「下関の魚と季節料理・諸国の地酒」と書かれた看板を発見。
新しそうだけれど、わかりやすい看板に引かれて入ってみたのは「狐拍子」というお店。
階段を上って二階の引き戸を開けると、ご主人が弦楽器を弾いているところでした。

私:「もういいですか?一人ですけど。」

ご主人:「あ、どうぞどうぞ、どこでもお座りください。」

まずは”ビール”をお願いします。
料理はご主人におまかせ方式で、その日のおススメが出てくる仕組みです。

さてさて、どんなお酒があるのかな・・・

東北泉、綿屋、神亀、竹鶴、鷹勇、んーなるほど、壁のメニューには納得の日本酒が並んでいます。

私:「お酒、だいたい全部置いてあるんですか?」

ご主人:「そうですね、いくつか切れているものもありますが、ほぼ有ります。」

私:「それじゃ・・・”義侠”をお願いします。」

シックリと落ち着いた味に爽やかな喉越しの”義侠”を、お刺身の盛り合わせと共にいただきます。

静かな店内はカウンターが8席程度と、こ上がりがひとつ。

いい感じだ・・・

飛び込み一軒目から良い店に当たり、上機嫌でお願いした二杯目は”鷹勇

”白魚とソラマメの天ぷら”をつまみつつ、マッタリとした時間。

ソフトな風貌だけれど、話しすぎないご主人もいい。

おっと、良いお店だけれどここに居座ってはいけない。
下関の夜の街を、もっと探検しなくては・・・

というわけで「狐拍子」を後にし、もう少しディープな感じの飲み屋街の方角へと歩いてみるのでした。

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2008.06.06

”おこぜ”を食べてみた。

Photo転勤後は唯一の宿泊可能エリアである徳山。
この夜は後輩のM君といっしょに新しいお店を物色していたところ、”おこぜ”の文字を発見。
そう言えば北九州市でもあちらこちらで”おこぜ”の文字を見ることがあり、ちょっと気になっていたのです。
お店の雰囲気も良さそうだったので早速入店。

爽やかな風の吹くこの季節。
居酒屋の引き戸は開け放たれています。
長めの暖簾を分けてお店へと入ります。

「こんばんは~。」

「あ、いらっしゃいませ。」と、奥から大将。

私:「二人です。いいですか?」と、小上がりを指し示します。

大将:「どうぞ、どこでも。」

奥の座敷に陣取ると、まずは一杯目です。

M君は酒はまったく飲まないので”ウーロン茶”だけれど、私はお構いなしに”ビール”

時間がかかりそうな”おこぜのお造り”と、他にいくつかツマミをお願いします。
お酒のメニューに山口県らしい”獺祭”や”東洋美人”を発見。
貴重な徳山の夜、後輩に説教するでもなく、何か教えるでもなく、純粋に旨い肴とお酒を楽しむことにします。
最初に出てきた”筍の天ぷら”を食べ終わるころ、”おこぜのお造り”が登場しました。
ビールを飲み干し、合わせるお酒は”獺祭
コリコリとした白身の”おこぜ”に、さわやかな”獺祭”が良く合います。

「なぁM君、君は飲まないけれど、営業だから酒の場に同席することもあるだろ。そんなときの為に知識だけでも持っておいた方が良いぞ。」

などと結局、「刺身には日本酒」とか、「水割りは”美味そうに見える”ように作る」などと教えつつ。
最後は”東洋美人”でまとめて、いつもの一人飲みとはまた違った飲み方をした徳山の夜なのでした。

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2008.05.08

山口県出張:徳山の夜。

Photo九州に転勤して以来、出張は多いものの、宿泊は少ないのです。
主に山口県に行っているものですから、一番遠い周南市でも高速で2時間ちょっと。
それより近いところだとどうしても日帰りとなってしまうのです。

というわけで今回は山口件の周南市に貴重な宿泊出張です。
JR徳山駅前のビジネスホテルに宿をとり、夕暮れの街へと出発です。
駅前のアーケード街をブラブラと歩いてみますが、この辺りは飲み屋街というよりは商店街なのでしょうか、かなり閑散としています。
アーケードが終ると、チラホラと飲食店の看板が見え出しました。
チェーン店、焼き鳥屋、中華、といったありがちな看板に混じって、やたらと多いのが「スタンド」というお店。
お店の名前や雰囲気から考えて、どうやらスナックの一種のようです。
しばらく探索してみますが、なかなか心引かれるお店が見つかりません。
前述のチェーン店などは最初から選択肢に入っていませんし、「スタンド」もチト怖い。
そんなことを考えながら歩き回ってそろそろ喉が渇いてきたころ、意外にも広い通りに面したところに良さそうなお店を発見しました。

瀬戸内料理 にしむら」です。

入口は喫茶店風で渋さはありませんが、各所に出張客や初めての客を暖かく迎える雰囲気が出ています。
まず、「瀬戸内料理」と明記しているのがわかりやすい。
そして「にしむら」と名乗っているから安心感があります。
そのうえ扉には「お一人でもどうぞ」の札が掛かっています。
迷うことなくさっそく入店してみます。

ガチャ(と扉を開けて)

「一人なんですけど。」と言いながら店内を見回します。

カウンター席の一番奥には地元の常連風の女性客。
手前には私と同じ出張会社員風。
テーブル席ではサラリーマン2人組みが話し込んでいます。

お店の人は口ひげの大将と奥さんという感じです。

「どこでもどうぞ。」と奥さん。

まずは”ビール”をお願いし、メニューを眺めます。
お酒は地元の”獺祭”の他、知らないものが数種類。
ツマミはいわゆる居酒屋の定番的なメニューの他に、「本日のオススメ」として魚貝類や牛肉が並んでいます。
ビールを飲み干すと早速オススメから”ミル貝のお刺身”と”ビール”をお代わり。
コリコリとしたミル貝からはほのかに甘い味が染み出てきます。

ふとカウンターの上のショップカードを見てみると、このお店は昼・夜・深夜でお店の形態が変わるようで、それぞれの時間帯(ランチタイム・ディナータイム・バータイム)についての説明と、メッセージが書かれています。
ちなみにディナータームのメッセージは「徳山の新鮮な小魚やトラふぐをより安く気軽に食べていただきたい」とあります。
小魚”という辺りに酒飲みの心がグイッと引き付けられます。
更に各時間帯の「責任者」として母:○○、父:○○、娘:○&○とか書いてあるのもイイ。
家族経営ならますます安心だ。

”ミル貝”もだいたい終った頃、お次は”メバルの煮付け”と、知らないお酒”原田”を注文。

「”原田”は地元のなかでも特に地元のお酒なんですよ。」と奥さん。

「初めて飲むんですけれど、人の名前の付いたお酒はだいたい失敗は無いもんです。」と私。

「あらそうなの?(笑)」と微笑む奥さん。

このお店も「にしむら」と名前を店名にしている点を意識しているとわかったのだろうか?

”原田”は獺祭よりはずっと安いお酒だったけれど、山田錦の純米で、なかなかおいしいお酒でした。
メバルの煮付けもキレイに食べたし。
さて、二軒目行ってみるか・・・。

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