北上市の楽しい夜。
夕べは私の大好きな街のひとつである、岩手県北上市に宿泊。
ホテルで荷物を下ろし、早速向かったのは、居酒屋「岩手川」です。
北上市というところはあまり大きな都市ではないのですが、周辺に大きな工場がいくつかあるためか、出張族が楽しめそうな居酒屋が意外にたくさんあるのです。
しかし私としては「岩手川」を知ってからは、もう他のお店は探索する必要が無くなってしまったのです。
時間は18:00チョイ過ぎです。
ガラリ。。。
と引き戸をあけると、パンチパーマに鉢巻の大将と目が合いました。
私:「二人(今回は同僚と共に出張)です。いい?(と小上がりを指差す)」
大将:「オオいいよぉ~!」
と、威勢のいい返事。
さてとー、注文だ。
以前にも書きましたが、このお店の名物といえば新鮮な魚介類。中でもソイ、アイナメ、ドンコといった三陸中心に生息している魚がウマイのです。
ビールのあと、”クロソイの刺身”と”ドンコのタタキ”を注文。
このお店は一人できても楽しめますが、複数だとなお良いのです。
なぜかといいますと一品ごとの量が多いので、一人だとたくさんの種類を注文できないのです(笑)
待つこと数分さぁ出ました”クロソイの刺身”。
メニューには刺身とあるのにお造りで登場するのもこのお店のうれしい特徴です。
コリコリとした歯応えと、うっすらとのった脂。
ウメェ~!!
続いて登場した”ドンコのタタキ”。
これもお造りスタイルで登場です。
こちらは実に細かく刻まれていて、ほとんどペースト状になっています。
ねちっこい口当たりと、ソイよりは濃厚な脂。
これまたウマイ!
カウンターの向こうから大将が、
「ドンコはウメェだろ。今が旬だからなよぉ!○×※□◆△(←訛っていて解読不能)」
私:「スゲェ美味いよ!半ベソかきそうだよ!」
もう一品くらい頼みたかったけれど、この日は大浴場が素晴らしいホテルに宿泊していたので、早めに二軒目へと向かいます。
二軒目はもちろんBAR「スランジバール」です。
ドアを開けて店内へと入ると、世界大会で優勝経験のあるマスターがにこやかに迎えてくれました。
カウンターにつくとまずは”ジン・トニック”で、和食から味の切り替え。
続いて”オールド・ファッションド”でゆっくりと店内の雰囲気を味わいます。
このお店に初めて来た同僚も満足の様子です。
お次はマスターのオリジナル”スランジバー”。何回飲んでもいいんだよなぁ~このカクテル。
なんかこう枯れたような渋さと、お酒本来の旨さが渾然一体となっているところがたまらない。
最後はこれまたマスターのオリジナル”イーハトーブ”という甘さと爽やかさをあわせもったカクテルをいただいて終了。
ホテルの展望台浴場でゆったりとした時間を過ごしたのでした。
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