2008.03.06

最後の秋田出張。

担当引継ぎの為の東北出張。
今回は4日(火)から11日(火)までと、なかなか長期の出張です。
長期の出張だと着替えなどの荷物が増えてたいへんなのですが、カタログなどの重たい荷物は私の後任となる後輩君におまかせ。荷物のやりくりをするのも勉強ですからね(笑)

東京から約4時間の移動を経てやってきたのは、まずは山形県酒田市。
駅に着くなり近所の酒販店「阿部酒店」へと急行し、山形の地酒を購入。
九州営業所へ送りつけます。

酒田で代理店のSさんと合流し、客先を回りながら秋田へ。
秋田へ来たときは、だいたいいつもSさんと飲みに行くことに決まっているのです。
この夜は秋田での総仕上げ。まずは「北州」で”きりたんぽ鍋
「北州」は高いお店ではないけれど、歴史は古そうなお店です。”きりたんぽ鍋”も自分たちで勝手に作るのではなく、ベテランの女性店員さんが作ってくれます。
堅苦しいお店ではないので、店員さんとお話しするのも楽しみの一つ。

「昔はね、このあたりは料亭がた~くさんあったのよ。」
とか
「えっ?私の若い頃?いやぁ~ねぇ~まったく。」
「まぁ私も昔は美人だったのよ。当時はキャバレーっていうのが流行っていてね・・・」

などと華やかなころの川反地区の話などを聞いていると、きりたんぽ鍋が完成。
モッチリした中に微妙なツブツブ感のきりたんぽ。

ウメェ~。

「北州」のあとは「BAR GREENPOCKET」へ行ってみましたが、残念ながら(非常に残念ながら)お休み。
別のBARでSさんと別れを惜しみつつ、カクテルを二杯ほど飲んでいると、

「どうしても”美酒の設計”が飲みたい。」

という話になり、「酒盃」に行ってみることにしました。
「酒盃」に到着すると、あと一時間で閉店とのことでしたが、楽しい時間を少しでも長く過ごしたいという気持ちで入店。

Photoあ~この”お通し”を眺めるのもこれが最後か・・・。
 
 
 
 

狙い通り”美酒の設計”を味わいつつ、肴は”カワハギのお刺身”を肝醤油でいただきます。

私の前の担当者はほとんど誰も足を運んでいなかった秋田県。
来てみれば旨い酒、美味しい肴、そして仕事もちゃんとあった。
すばらしい思い出の地となったのでした。

2008年酒飲み屋集計
◆既存店:居酒屋・・・・・・12
       Bar・・・・・・・・・18
       蕎麦屋・・・・・・・7
       寿司屋・・・・・・・2
※既存店は延べ軒数です。

◆新  規:居酒屋・・・・・・・6
       Bar・・・・・・・・・・5
       蕎麦屋・・・・・・・1
       その他・・・・・・・1
◆完全休肝日・・・・・・・・・・1
◆外で飲まなかった日・・・2

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2008.01.24

出張:秋田市で味わい深いお店へ・・・

酒田市で仕事をした後は、秋田市へと移動。
秋田市内もそこそこの積雪で、革靴だとなかなかキツイ感じです。

この夜向ったのは、「酒盃」です。

Photo寒~い通りを歩くことしばらく、古い民家のような渋い店構えの引き戸を開くと、そこは一転して暖かい空間。
相変わらずピカピカに磨き上げられた店内。
古い木材のカウンターには、柔らかな照明が映りこんでいます。
まずは”ビール”で一息。
そして出てくるのは、他のお店ではまず見ることの出来ないすばらしい”お通し”。
四角いお盆のような箱の中に、小皿が6つ。
牡蠣とかモズクとか、これだけで1時間くらい飲むことが出来そうです。

そしてこのお店の特徴は、秋田の日本酒をたくさん揃えているところ。
この夜は”雪の茅舎”や”美酒の設計”を楽しむことが出来ました。
まだまだ飲みたいけれど、秋田にはもう一軒ぜひとも行きたいお店がるので、繁華街の川反へと移動します。
(もちろんお通し以外も注文しましたよ!)

Greenpocket川反でお目当てのお店は、「BAR GREEN POCKET」です。
階段を上がってお店のドアを開けると、

「やぁ、久しぶりだね。」

とマスター。

このお店の良いところは、何と言ってもマスターの人柄。

「若い人たちは若い人で、いろいろやってみたらいい。
NBAの活動とかに力を入れるのもそれはそれでいいんだよ。
でも、ウチはウチで、そういうのと関係なくやってる。」

こんな男っぽいマスターに”オールド・ファッションド”をお願いし、じっくりと飲むのも、地方のバーならではの楽しみというものです。

◆既存店:居酒屋・・・・・・・5
       Bar・・・・・・・・・・6
       蕎麦屋・・・・・・・3
※既存店は延べ軒数です。

◆新  規:居酒屋・・・・・・・2
       Bar・・・・・・・・・・0
       その他・・・・・・・0
◆完全休肝日・・・・・・・・・・0
◆外で飲まなかった日・・・1

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2007.04.18

火曜日、秋田市の夜

Syuhai1_1今週は久々に秋田市に宿泊。
日が落ちると早速向ったのは「酒盃」です。
古い民家のようなお店に入ると、相変わらず店内はピッカピカに磨き上げられています。
ほのかな照明が磨き上げられた板の間に映し出され、すばらしい雰囲気。
Otohshiそしていつも感動してしまうのがこの”お通し”です。
ホタルイカ、豆腐の味噌漬け、ヌタ、etc・・・酒のツマミにもってこいの物が六種類。
これだけで1時間以上飲めそうだ(笑)
日本酒は店主厳選の秋田の地酒がズラリ。
この夜は”天の戸・純米”、”館の井・純米吟醸”、”館の井・にごり”などを堪能。
料理は”カワハギの刺身”、”茄子と鯨の貝焼”など、これまた旬のもの、地の物がおいしく調理されて出てくる。
静かで落ち着いた、実にすばらしいお店なのです。

二軒目は川反に移動して、最近発見したお店「Back Bar」へ、マスターはかつて仙台で修行をしていたとのことで、仙台のお店の話で盛り上がる。
Barというのはお店どうしの横のつながりも強固だから、いろいろ情報を入手することができるのです。

Gp最後はお決まりで「BAR GREEN POCKET」へ。
ジン・トニックのあと何を飲んだのか記憶が途切れていますが、いずれにしてもスマートで、それでいてしっかりとした自己主張のあるマスターに再開できてうれしかった。

川反の街の景気はイマイチなようですが、しっかりとしたお店はしっかりと営業している。
そんなあたりまえのことを確認した夜なのでした。

2007年酒飲み集計
◆既存店:居酒屋・・19
       Bar・・・・・25
       その他・・13
※既存店は延べ軒数です。

◆新  規:居酒屋・・12
       Bar・・・・・・8
       その他・・・6

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2006.11.30

東北出張:秋田の夜。

おー寒い、さすがに夜になると寒いです。
秋田は先日来たばかりだけれど、また「北州」へ。
それでまた”ハタハタ”と”きりたんぽ鍋”です。
Hatahata見よ!このハタハタのお腹。
ネバネバした卵がギッシリと詰まっています。
 
 
1980そして二軒目はバーを新規開拓。「1980」というお店はカクテル中心のお店のようで、美人バーテンダーに”ジントニック””オールドファッションド”などを作っていただき、最後は”ベリー・オールド・セント・ニック”でシメました。

んーまだもう少し飲めそうだ。

ということで行きつけのグリーン・ポケットに向かいましたが、先日うかがったばかりということもあり、近くにある「BACK・BAR」というお店に入ってみました。
小さなお店ですが良い雰囲気の空間が作られており、若いマスターがキビキビと仕事をこなしていているのも気持ちが良かったです。
グリーン・ポケットのマスターも自分の店が終わったあと立ち寄ることもあるとか。

Kawabata最後にラーメン屋でラーメンとビールを頼んで本当のシメ。
しかしアレだな、川反の街も昔に比べると相当人通りが少ないよな・・・。

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2006.06.14

象潟の牡蠣を喰らう!

Iwagaki2今日は山形県の酒田市から秋田県へ移動だったのですが、この時期・このエリアといえば”岩牡蠣”なのです。
最上川の真水が流れ込むこのエリアは、特別濃厚な味の岩牡蠣が取れることで有名で、ほとんどコレ目当てで出張したといっても過言ではありません。国道沿いの「道の駅」などで、写真のように無造作に積み上げられた”岩牡蠣”。
これを地元のオバチャンがチャッチャッと開いてくれます。
Iwagaki写真の特大サイズは1コ\600-(2コいただきました)
デカイのに普通の牡蠣よりも身が締まっていると言いますか、箸で持ち上げてもデロ~ンとした感じが全く無く、味はとってもクリィーミィー。
一度食べたら病み付きになること間違いナシの極上品なのです。

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2006.06.08

出張:秋田県

Ooyu今週は秋田県と福島県に出張です。
昨日は移動のみで、”大湯環状列石”などをちょこっと見てから宿へ。
実は私の自宅の近くにもストーンサークルがあるのですが、遠く離れた地に同じような遺跡があるということは、やはり縄文時代に人々の交流があったということなのでしょう。
石器に使われたサヌカイトといい、太古の時代の人や物の移動には驚かされます。

宿の温泉につかった後は、太古のロマンに思いをはせつつホテルのレストランで軽く一杯。
更に部屋に戻ってから持ち込みの酒でもう一杯。
たまには外に出ず、山奥の宿で静かにすごす夜も良いものです。

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2006.04.13

盛岡から秋田へ・・・

盛岡の後は秋田へ移動。
秋田市の飲み屋街といえば「川反」なワケですが、もう一つ、市役所や県庁が集まるエリアにも静かな飲み屋街が広がっています。
Syuhai1なかでもお気に入りは”酒盃”。
レトロな建物と控えめな看板はけっして目立つ店構えではありませんが、一応予約を入れないと満席になってしまうことも過去度々ありました。
Syuhai2人気があるお店であるのは間違いないのですが、各席にスペースを十分にとっているため、結果として席数が少なくなっています。
店内はこれ以上ないくらいにピカピカに磨き上げられ、隅には花がこれまた控えめに活けてあり、実に気持ちの良い空間が広がります。
Syuhai3そしていつも感動してしまうのが”お通し”。
小鉢に入った酒肴が数種類、四角い箱に入って出てきて、彩りや味の違いを楽しみながら、これだけでしばらく飲んでいられます。
お酒は地元秋田の銘酒がズラリと揃っていて、どれを選んでもまず間違いなし。
この夜のスタートは”美酒の設計”をスッと流し込みながら、お通しのホタルイカをパクリ。
続いてオーダーした”カワハギの刺身”は言うまでもなく日本酒との相性バッチリ。
〆鯖の炙り叩き”はご主人の工夫が詰め込まれたスバラシイ味。
思わずニンマリしながら、日本酒の古酒を温燗でお願いしました。

その後は川反へ移動してバー”グリーンポケット”へ。
いつもながら充実した秋田の夜なのでした。

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2006.03.18

秋田名産:とんぶり

tonburi秋田県名物の”とんぶり”。
「ほうき草」という植物の種を加工したもので、別名「畑のキャビア」と呼ばれています。

これを豆腐の上にドサッとかけて、醤油で味付け。
最後に新潟名物の”かんずり”をトッピングすれば酒のツマミが出来上がりです。
料理が苦手な私でも短時間で簡単に作ることが出来ます。

豆腐の柔らかな食感と、トンブリのプツプツという食感の違いが楽しく、
アッサリとした豆腐とトンブリに対して、ピリッとした”かんずり”の風味がアクセントになっています。

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2006.01.28

東北出張:三夜目 秋田市

IMG_0075んー、思ったほど雪の影響を受けなかった今回の出張。
その最終日は秋田市です。

さっそく秋田の郷土料理が食べられる店”北州”へ直行。
”ハタハタ焼き(♀)”といくつかのツマミを注文し、もちろん”きりたんぽ鍋”でまとめます。

この日の夜は上司が二人も同行。
そのうえお客さんを一人招いての親睦会的な要素もある飲み会です。
つまり・・・

会社の金で飲める。

こうなるともう止まりません。

「地酒いきましょう、地酒!」

てなワケで、”高清水・純米吟醸” ”刈穂・大吟醸” ”飛良泉・純米吟醸” "あと一本憶えていないけど布にくるまって出てきた高いお酒"など、四号ビンで\4,000~\6,000クラスのお酒を次々とオーダー。

あ~、他人の金で飲む酒は最高だ。

という訳で飲み過ぎて写真を撮るヒマが無かったので、写真は以前のものを使い回しました(反省)

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2005.06.28

川反で二軒目。

do二軒目は「どぶろくや」
ん~、そそるなぁこの店構え。
情報によれば夏はどぶろくは出ないらしいのですが、とりあえず入ってみる。
内部は外観からの想像通り、イイ意味で”ボロイ”
カウンターから冷蔵庫まで、ビミョ~に傾いています。
予想通りどぶろくは出てこなかったものの、焼きナスをいただいたら美味しかったです。
正直な商売を長く続けいていること間違い無しの、気取らないお店です。
ざっくばらんな感じのお上さんもこの店にマッチしていて、次回は寒い時期に是非とも一軒目でお寄りしたいと思ったのでした。

このあとバーに二軒行きましたが、それはまた自戒、いや次回にということで。

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