以前調査したスパムメールですが、その後も調査を継続した結果、更なる地獄に陥っています。
まず前回9月~11月の3ヵ月間のスパムメールの件数は4,352通で、この状態でもかなりウンザリだったのですが、今回3月~5月の調査では、8,597通と約二倍に膨れ上がっています。
この間私のWEB環境の変化といえば、個人用のメインのメールアドレスを変更したことくらいです。
ただしこの新しいメインのアドレスも以前から使っており、そこに来たメールは旧メインアドレスに転送されていたので、アドレスの数自体は変わっていません。
もしかして新しいメインのアドレスを各所に通知した結果、相手のPCが感染していたスパイウェアやウィルスによって新しいメインアドレスがWEB上にばらまかれたのかな???
それとも卒業・就職シーズンに合わせて、悪徳業者の活動が活発化したのか???
スパムのタイトルの分析ですが、前回調査よりも「文字化け」の割合が多くなっています。
日本語と英語の割合は前回同様拮抗しています。
スパムメールで困るのが、ウィルスなどに感染する危険はもちろんのこと、出先でPHSなどを使って受信する際に、スパムメールの分だけ通信時間が余計にかかるということ。
わずかな空き時間を使ってメールの送受信をするのですから、その時間は少しでも短く抑えたいのです。
そこで対策としては、そもそもスパムメールをダウンロードしないこととなるのですが、その決定打と思える対策が見つかりました。
プロバイダー提供の「迷惑メールフォルダ機能」を使うことです。
Outlook Expressの「メッセージルール」機能での削除だと、多様なスパムメールにはとても追いつかないし、アルゴリズムを搭載したフリーのメール振り分けソフトなども、探した限りでは一度受信したメールを振り分けるものなので、結局はサーバーからダウンロードする時間が必要となります。
ためしに@niftyの迷惑メールフォルダ機能を設定してみました。
この機能も独自のアルゴリズムを使用して、差出人やタイトル、本分の内容などからスパムメールを自動的に判別して、かなりの高確率でスパムをブロックしてくれます。
スパムメールと判定されたメールは、サーバー内の「迷惑メールフォルダ」に一定期間保存された後、自動的に削除されます。
フリーソフトでは時々あった、普通のメールをスパムと誤認する誤動作も今のところありません。
7月以降はこの迷惑メールフォルダ機能で、どの程度スパムをブロックできるかを検証したいと思います。
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