2020.04.08

阿佐ヶ谷へ引っ越したんですよ。

Photo_20200408192101 12年間住んだ北九州市を離れ、今度の勤務地は再び東京です。

住居を決める際に最も重視したことは今回も飲み屋街との位置関係。つまり職場→飲み屋街→自宅という道順になることが望ましい。

 

しかしこの飲み屋街選びが悩ましい。

 

小倉と比べれば東京は飲み屋街だらけ。しかも職場が秋葉原とくればどちらに進んでも飲み屋街はあるのです。
その中で注目したのが阿佐ヶ谷です。
十数年前、上野・御徒町あたりだけでなく他も開拓してみようということで数回訪れたことがありました。街を歩き回ってみたところ駅前に個性的なお店がたくさんあり、少し歩くと住宅街になる。

 

「ここに最初から住んでいる人はズルイ!」

 

と強く感じたものです。
もっと開拓したかったのですが、当時住んでいた神奈川の自宅まで帰るにはかなりの時間がかかることや、その後九州へ転勤となったこともあり、思いを残したままとなっていたのです。
今回の転勤で家賃補助も出ることから、飲み屋街は憧れの阿佐ヶ谷にターゲットを絞ったというわけです。

さて、その阿佐ヶ谷。まずは北口の「スターロード」と呼ばれる飲み屋街。
以前訪れたときはこの飲み屋街だけで歓喜していたのですが、南口には「川端通り」と呼ばれる飲み屋街。区役所へ向かう商店街のあたりも夜の営業を行っている飲食店が点在。全ての飲食店をあわせると400~500件はあるらしいのです(涙)。
チェーン店は少数派で、個人経営で個性的なお店、比較的小箱なお店が多い。日本酒に力を入れているお店の割合も高いようで、かなりのワクワク感なのです。
更にお昼のお店も、蕎麦(酒あり)、洋食、ラーメンなどなど、かなり充実している模様。
昼も夜も、この街を泳ぎまわりたい!

 

しかしこの期待は、コロナウィルスのせいでもろくも崩れ去りました。

 

このご時勢、さすがに飲みに行けない。少し前までは都心に比べればお客さんの数が多かった夜の通りも人影はまばら。緊急事態宣言後には「しばらく休業します」というお店も出てきました。


非常に苦しい我慢の日々が続いているわけですが、やはり今は自粛
私たちの社会が元に戻るにはそれが一番早い道なのだと思うのです。

 

駅近くにツマミ類も充実したチョイ高級スーパーみたいなのも発見したので、しばらくは家飲みを充実させようと思います。

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2020.04.04

小倉の皆さん、さようなら。

北九州市に転勤となってから12年が過ぎ、ついに、とうとうこの時がやってきました。

 

二度目の転勤で東京へ戻ることになったのです。

 

初めての一人暮らしから始まり、実にいろいろなことがありました。

確かに最初のうちは治安が悪かったのですが、その点は数年間にわたる警察当局の文字通り”命がけ”の活動により、最近はまったく心配の無い街になりました。

毎晩通った飲み屋街も、これまでにない濃密なお付き合いとなりました。

東京勤務時代はお店の常連格になっていても、二時間を越える遠距離通勤であったり、あるいは出張ベースでの訪問でした。

ところが転勤後は小倉市内に住んでいるわけですから、ある意味近所付き合いに近いものがあり、お店での話題もお酒や食べ物のこと意外に、「○○町の××の角に新しいカレー屋さんができた」とか「昨日の夜○○中学の隣で火事があった」といった情報交換も日常的に行われ、ますます居心地が良くなっていったものです。


九州で印象に残ったものが食べ物。なかでも魚はとにかく美味しかった。東京でも美味しい食べ物はたくさんありますし、種類だけ見ればむしろ東京の方が多いのです。

しかしごく普通に売られている魚が、東京とはまったく違った鮮度なり脂ののりなのです。

九州ではよく、「スーパーで売っている刺身でもウマイ」などと言うものですから、魚屋さんで買ってきた魚はもっとウマイし、釣った魚であればなおさらなのです。
お酒はてっきり焼酎ばかりが供されるのかと思いきや、日本酒に力を入れている飲食店・酒販店も十分にあり、まったく不自由しませんでした。


「こんなに楽し生活が、いつまでも続くわけが無い」と思い始めた矢先、会社から異動の打診があり、泣く泣く受け入れたのです。

 

12年間仲良くしてくださった皆様、

本当にありがとうございました!

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2008.03.31

昔からの仲間も紹介しようじゃないか。

Photo_5本日引越しの荷物が届き、酒棚も無事届きました。
今までとちがうのは、暗い押入れから普通のフローリングに出てきたこと。
日の光はお酒には良くないので、とりあえず天板を追加。
いまのところスカパーが受信できないこと以外は、ほぼ無事に終了です。

さて、明日から新たなスタートだ。

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その他の仲間たちも紹介しようじゃないか。

Photoまずは洗濯機。
こいつ働くなぁ~。
っていうか今まで二槽式しか使ったことがなかったので、あまりの全自動さに感動。
オマケにタイマーで洗濯を始める機能とかあって超便利。
さすがはサンヨー。
コストパフォーマンス高し!
 
Photo_2ヤフオクで購入した中古のちゃぶ台。
これがなくちゃあ始まらないでしょ。
 
 
 
Photo_3同じくヤフオクで購入した中古の飾り棚。
グラスケースとして使用しています。
 
 
 
Photo_4ちなみにコンクリートむき出しで無機質だったベランダは、早速改装しました。

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2008.03.30

新しい仲間たちを紹介しようじゃないか。

Photoまずは冷蔵庫。
新しい”お嫁さん”といったところか・・・
 
 
 
 

15機種選定の最大のポイントとなったのは、ドアポケットに一升瓶が入ること。
 
 
 
Photo_2冷凍室には常にいくつかのグラスが冷やされ、さらにその横にはジンが眠ります。
 
 
 
Photo_3野菜室にも一升瓶が眠ります。(すぐに起こします)
 
 
 
Photo_4そして新たな味方となったオーブンレンジ君。
オーブンとグリルはどう違うのか、目玉である”石釜スチーム”とは何なのか?
まったくわからないまま、予算の都合と先日の東芝の社長の記者会見でのカッコ良さにつられて購入。
さて使いこなせるだろうか・・・?

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2008.02.17

ひとつ忘れていたことが・・・。

転勤とそれに伴う転居で、だんだんと忙しくなってきました。
なにしろ初めての引越しですから、やらなければいけないことが後から後から出てきて把握しきれない事態に。
そこで思いついたのがフリーの掲示板。
荷物とか役所関係とかクルマ関係とか、自分でスレッドを立てる形でTODOリスト的に使っています。
WEBにアクセスできればケータイからでも思いついたことを書き込みできるのでなかなか便利です。

それはそうと、特に住む所が決まってしまうと、軸足が徐々に小倉へと移る感じです。
都内の通勤電車の慢性的な遅れとか、小田急線の暖房が弱いとか、いままで気になっていたことも、

「ま、どうでもいいや。」

という気持ちになります。
逆に今まで特に気にしていなかった物には関心が向いてきて、

東京タワー行ったこと無かったな。一度行っておこう。」

とか、

パンダはもう一度見ておこう。」

などと考えたりします。

そんなワケで着々と引越しモードなのですが、一つ重要なことを忘れていました。

転勤のこと、まだ親に話していなかった。

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2008.02.09

部屋も決めたことだし、小倉で二日目の夜。

Photo_3予定通り部屋も決まったこともあり、この夜はまた飲みに行くことにしました。
先輩のYさん、一日付き合ってくれたT君とともに向ったのは、小倉駅近くの居酒屋「武蔵」です。
店内に入ると1階のカウンター席は既にほぼ満席。
我々3人は2階の座敷へと案内されます。
広々とした座敷はついたてで簡単に仕切られているだけ。

いいんだよなぁ~、こういう空間。

最近は「個室居酒屋」なんてのが流行っているけれど、個々の空間を完全に仕切らず、各グループが他の客のことも考えながら節度を守って飲む。
そんな客が集まるこういう店で飲みたいもんだ。

Photo_4ツマミはほとんどが500円以下。
遠慮なく好きなものをどんどん頼める。
お酒を頼んだらもちろん燗もあり、しかもチロリで出てきた。

いいねぇ~、この店。

更にYさんが湯豆腐を注文したら、これがまたすこぶるウマそう。
思わず、

「オレにも一つお願いします。」

と注文してしまいました。
何回も書いていますが、私は一人用の湯豆腐を出してくれるお店が大好きなのです。
もう4月からこのお店に定期訪問すること間違いナシ。

早く小倉に行きたいよぉ~。
2008年酒飲み集計
◆既存店:居酒屋・・・・・・・6
       Bar・・・・・・・・・13
       蕎麦屋・・・・・・・4
       寿司屋・・・・・・・1
※既存店は延べ軒数です。

◆新  規:居酒屋・・・・・・・4
       Bar・・・・・・・・・・3
       蕎麦屋・・・・・・・1
       その他・・・・・・・0
◆完全休肝日・・・・・・・・・・1
◆外で飲まなかった日・・・2

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2008.02.08

小倉での部屋探し・後編

2 さて二つ目の物件は、先ほどより広い11帖。
建物はかなり古いのですが、内装は完全リフォーム中で、完成すればピッカピカになるので不動産屋のお姉さん(以下:不)もオススメとのこと。
工事中の部屋に入ると、確かに広い。
三角形の土地に建っているからか、建物の前面が階段状(上から見たとき)になっています。
二階の部屋のベランダは、柵の向こう側にエントランスの屋上が広がっています。(図参照)

T:ベランダもリフォームして、柵の外の三角のスペースも使えたらいいのに。

不:それはちょっと・・・。

T:でも柵の外の三角スペースで「屋外鍋パーティー」とかやってもいいですか?

不:いいですよ!

F:周辺の環境とかどうなんですか?

不:なかなかいいですよ。実は私もこの近くに住んでいるんですよ!

T:エエッ!ホントですかぁ~鍋パーティー来ませんかぁ~?

不:い、いえ・・・(汗)、臭いだけにしておきます。

屋外鍋パーティーは楽しそうだけれど、建物の目の前が大きな交差点でウルサイし、「排気ガスで布団なんか干せないかもしれませんよ」というT君の意見もあり、結局のところ最初の物件に絞って家賃の値引き交渉をすることにしたのでした。

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2008.02.07

小倉での部屋探し・中編

不動産屋さんから各物件までは、会社のクルマに付いているカーナビを頼りに移動します。
物件は1K・9畳のマンション。部屋自体はごく普通のやや古びたマンションなのですが、周辺環境がスバラシイ!
もちろん「前編」で挙げた条件を全てクリアしているのは地図で確認済み。

マンションを探しながら周辺を回っていると・・・

T:「アレッ?あんな所に市場がありますよ!」

私:「オオッ!なんかオモシロそうな市場じゃないか!」

T:「ウワッ!なんですかね?あの小さなお好み焼屋

私:「しかもすぐ近くに同じような店がもう一軒あるぞ!」

T:「あっちの「プロレス居酒屋」ってアレはなんなんでしょう?」

私:「すぐに議論が始まりそうな店だな(笑)」

T:「こっちにも良さそうな居酒屋がありますよ。」

私:「決めた。常連になる!

昼食時で居酒屋はまだ開いていないので、先ほどの小さなお好み焼き屋さんに入ってみました。

ものすごく小さなお店で、壁の両側に取り付けられた小さなカウンターは、合計5人も座れば満席。
通路すら歩けなくなってしまいます。
カウンター席の奥には小上がりがあり、そこは4人用の座卓が一つだけ。
我々は小上がりに陣取り、店内を見回します。

T:「いい感じですねぇ~。」

私:「この狭さと古びた感じがタマランなぁ~。」

T:「狭いのにメニューはいろいろありますねぇ。」

私:「ビールが無いのが気になるけど、夜になると出るのかなぁ?」

T:「メニューに無くても常連になれば出てくるとか・・・」

そんなことを話していると、”お冷”が出てきました。

T:「こ、これはっ!」

私:「間違いなくお酒もあるな(笑)」

Photoだって”お冷”がカップ酒のカップで出て来るんだも~ん。
 
 
 
続く

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小倉での部屋探し・前編

今回小倉に来た最大の目的、それはこちらでの部屋探しです。
私自身は一人暮らしはおろか、引越しの経験もありませんし、小倉での土地勘もまったくありません。
そこでこの日は九州営業所のT君が一日同行してくれることになりました。

過去に二度の転勤を経験しているT君は私より一年後輩で、私が密かに発行している社内新聞を送るなどして、以前から親交を深めていたのです。

住居に関しては会社から補助が出る家賃の上限や、現地の交通事情なども考えて、ある程度事前にWEBで調べてあったこともあり、早速出発することにしました。

T:「やっぱり大手の不動産屋が安心ですよ。あまり小さい業者だと、権利関係が怪しい物件とかも扱っていますから。」

私:「ふーんそうなのか、それじゃ適当に大きなところに入ってみるか?」

T:「上戸彩がCMをしている不動産屋がありましたよね。」

私:「そこは特にオススメなのか?」

T:「いや別に特にというわけじゃないんですけど、彩ちゃんカワイイじゃないですかぁ~

私:「・・・」

そんなやりとりをしながら、一軒の不動産屋の事務所を発見。
早速入ってみます。

ウィーン(と、自動ドアが開く)

広い店内にはテーブル席が数ヶ所と、長いカウンター。
新人らしき店員さんが、

「いらっしゃいませ~。」

と挨拶してきた。

「どこでもいいですか?」

と尋ねつつカウンター席の真ん中当たりに腰をおろします。

私にとっては初めての不動産や入店ですが、ここまでは居酒屋とまったく同じ要領です。

転勤してくるので部屋を探していることを伝え、アンケート形式の用紙にこちらの希望条件を書き込んでいきます。
主な条件としては以下の通りです。

・会社から飲み屋街を挟んで反対側のエリア。
・できれば徒歩で通勤できる距離(2km以内)。
・健康ランドまで歩いて行けるエリア。
・駐車場は必須。
・家賃の補助が○○円までなので、駐車場代も含めてその××円以内。
・上記を満たしていれば、築年数とか部屋の向きとかはあまりこだわらない。

つまり「場所」と「金額」が重要で、具体的な場所はモノレールの「香春口三萩野」駅付近となるのです。

店員さん:「う~ん、駐車場込みでその金額だと厳しいですよ、もう一つ先の駅だといろいろ出てくるんですがねぇ・・・。」

と言いつつ、パソコンのデータからヒットした物件の資料を一枚プリントアウトしてくれました。

私:「どれどれ、フーム」

T:「なるほどねぇ~」

私:「ヨシ、コレに決めよう!」

T:「エエッFUKAWAさん早すぎますよ!もっといろいろ見ないとダメですよっ!」

私:「でもあまりたくさん無いって言ってるし。」

T:「ま、まだ実際の物件も見てないでしょ。それに他の不動産屋もあたりましょうよ。」

私:「んー、そうかぁ?」

T:「あたりまえですよっ!それに必ずしも今日決めなくてもいいって会社から言われてるんでしょ?」

私:「まぁそうだけどな。じゃあもう少し検討してみるか。」

そんな感じで店員さんにいくつか候補をプリントアウトしてもらい、とりあえずこの不動産屋さんが扱っている二つの物件を見に行くこととなりました。

続く。

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